43話
地下に入り敵を排除しながら進む二人、地下3階まで降りたところでゼーレがあるものを見つける
「ゼロ、何かあるわ、これは紙切れ...?」
「何か書いてあるのか?」
ゼーレは拾い上げた紙を読む
「隠れた英雄...4人を忘れるな...?」
「...!」
その言葉を聞いた時、ゼロは動揺した
「ゼロ?どうかしたの?」
「い、いや...なんでもない」
「そう?続き読んでもいい?」
「あ、ああ...」
その紙は何かの資料から破られたような形で残っており、最後にこう書かれていた
「平和の象徴、名前は...」
「名前は...?書かれてないのか?」
ゼーレが無言で頷く、そしてもう一度読む
名前は○○、殺戮兵器だ
その一文に時が止まる
ゼロも、ゼーレも、聞いていたルイでさえも驚いていた
「殺戮兵器が平和の象徴って...矛盾してるじゃないか!」
ルイが声を上げる
「これは一体なんなのかしら...」
ゼーレは困惑している、そしてゼロは
「そんな...馬鹿な...!」
あまりの衝撃に倒れこんでいた
「...!?ゼロ!」
(俺は...小さい頃の記憶がない、兄貴達と一緒に暮らしていたのも、いつからなのか分からない、ただ...時々夢に見る、恐らく記憶のない時期のころだろう、内容はいつも同じ、そこには四人がいて、一人はよく知った顔、他の三人は知らない顔で...俺と敵対していた)
「ゼロ!大丈夫?ゼロ!!」
(最近見なくなったと思ったら...こんなところで...!)
「はっ!?」
「ゼロ!」
正気を取り戻したゼロは立ち上がった
「大丈夫...?」
「ああ、平気だ...」
ゼロはそのまま先へ進む
「一体...どうしたのかしら?」
ゼーレも不思議に思いながら先に進んだ




