41話
特に支障なく遺跡に入った二人、そこで無線機にノイズが走る
「...ロ......ゼロ、ゼーレ、聞こえるかい?」
「「ルイ!」」
「よかった、遺跡に入れたんだね、でも一体どうやって入ったんだい?」
「え?それは」
ゼロは右腕で素振りする
「殴ってだ!」
「ははっ無茶苦茶だなぁ君は」
「今までもそうだったろ?」
「普通はそんな簡単じゃないんだよ」
「ん?」
「まあいいや、どうやら結界と妨害魔法はセットでできていたらしい、ここからは僕もできる限りのサポートをさせてもらうよ」
「ああ、頼む」
遺跡の扉を開けると攻撃準備をしている謎の大群が目の前に広がっていた
「......わお」
瞬時に物陰に飛び込んだ直後魔力弾が一斉に降り注ぐ
「一体どこの部隊だ!?」
「わからない...とにかく今は殲滅してくれ!」
「分かった!」
物陰から飛び出した二人は魔法を使い徐々に敵部隊を減らしていく
「なんなんだこの多さ...50人はいるぞ!」
「残りは半分ぐらい...ねっ!!」
ゼーレの氷魔法で集団を足止めし、そこへゼロが強烈な一撃をいれて倒す
「ルイ!正体は分かったか!」
「駄目だ...いくら調べても分からない」
「今世界にいる部隊はそう多くない!何故だ!?」
「出てこないんだ!そんな部隊!」
「出てこない??」
「信じたくないけど、今僕たちが戦ってるのは...」
「存在しない部隊だ!!!」
その言葉を聞いた瞬間、謎の部隊の攻撃が止まった
そして奥の方から誰かが手を叩きながら歩いてきた
「お見事です...その言葉を待っていました...!」
白い髪、黒い瞳、赤いマントとグローブをした男がゼロの前に立つ
「お前が...!」
「初めまして、いえ...会うのは二回目ですか...?」
「私はアルス、神の子です」




