37話
遺跡に向けての準備を始めてから数日
準備が整って玄関に集まったゼロとゼーレ、その元にそれぞれある人物が一人ずつ集まっていた
「ゼーレ」
「ね、姉さん...」
ゼーレの方には姉のリリアがいた
「この前教えてくれたよね、強くなって私の元に帰ってくるって」
「えぇ」
「どんな人にも、強くなる、なれる方法があるわ、勿論あなたにも、でも焦るのはいけないわ、みんなそれまでの道の長さはそれぞれだから、だから今は生きることを優先しなさい、感情で動かないようにね」
「ありがとう、私、覚悟出来た、姉さんに成長した私見せるから」
「...うん、待ってるわ、ゼーレ」
「ゼロ、改めて言っておくよ」
「ああ、頼むルイ」
ゼロの方にはルイが来ていた
「まず遺跡のことなんだけど、遠くから偵察は出来るけど近づくことができないんだ」
「妨害魔法が出てるらしいな」
「そう、その装置を壊してくれたら近づけるんだけど、装置の場所が分からない、最悪遺跡内はサポートなしになっちゃうけどいけそうかい?」
「ああ、そこは問題ない、俺がなんとかしよう、それと魔法の妨害は俺たちにも影響するのか?」
「あれは監視とかの妨害のみだから、魔法を使う分には問題ないはずだよ」
「なるほど、分かった」
「あぁそれと」
「ん?」
「今度の敵はどれだけの強さなのか分からない、ヒートアップしすぎて魔力の限界を超えないようにね、限界を超えて使っちゃうと死にかねないよ?」
「分かってるよ、危なくなったら撤退するさ」
「うんうん、それなら安心だ、それじゃ、死なないようにね」
「ああ、ありがとな」
二人は再び玄関に戻り、南方遺跡に向けて出発した...




