エッセイ、何をどう書けばいいのか問題~エッセイ執筆ハウツー、なんたってここは徒然フリーダムエリア~
こんにちは、最近はご無沙汰しておりましたエッセイジャンルににゃかにゃか参上。ふとんねこです。
流行りに全力で乗り遅れつつも、エッセイジャンルが寡占という話題を自分なりにと参りました。
いやー、新年度って忙しいね!!
自分も、みんなも、本当にお疲れ様!!
そんな気持ちで、あんまり長くはならないでしょうが書いて参ります。お付き合いいただけると幸いです。
さて。
寡占って、もはや解説も要らないレベルでエッセイジャンルの方は目にしたでしょうから解説は割愛。
以前は、ふとんもどちらかと言えば寡占側の作者だったなぁとしみじみ思います。
ある時から、自分のエッセイが日間ランキングに上がりすぎるのが気になって短いエッセイは連載に入れるようにしたんですよね。
エッセイって過去の作品でもほいほいランキングに上がるので、わりと前の作品でも感想をいただいたりします。ありがたいことです。
エッセイを書くに当たって、ふとんの原動力はポイントではなく「この気持ち・考えを誰かに伝えたい」なので、短編じゃなく連載でも問題なかったわけです。
最近は、1月まで長編連載をやっていたのと、忙しすぎる新年度ライフのせいで、長らく書いておりませんでしたけれど(燃え尽き解消壁打ちエッセイはじわじわ書いておりますよ)。
勿論、短編で沢山投稿される方のことを「ポイント目当て」なんて思っているわけじゃないですよ。誤解しないでくださいな。
個人の自由だし、短編のお陰で目につきやすいし毎回きゃっきゃしながらお星様を贈れるしで、読者側としてのふとんはありがたいと思っていますから。
そして、アクティブなエッセイ書きさんたちには熱心なファンがついています。ふとんも何人かのエッセイ書きさんを追いかけておりますよ。
エッセイ書きさんって、感想やコメントにもアクティブなので、作者間交流が活発なんですよね。だから同じような人が集まり、読み読まれの輪になる。
それを意地悪な方は「相互評価」や「無条件☆5」「読まずに評価」などとおっしゃいます。
ふとんの印象では、皆知り合いの蚤の市みたいな、お互いを尊重しあって作品を読み合い「素敵だね」「いいね」って言葉を交わす……そんな感じだと思うんですけどね。
お互いに、相手の作品が読みたいから集まってるんですよ。それで「読まずに評価」なんて発生するわけがないでしょうに。
輪の内側の人間が何を言っても、意地悪な方は「言い訳だ」っておっしゃるでしょうけれど。
その結果、エッセイを多く投稿される方のエッセイが沢山ランキングに上がるということになるのですね。そしてそれを寡占では、と考えられることに繋がると。
すでに多くの方のエッセイで結論が出ていますが、やはり現状の、寡占状態と言われてしまう原因は、エッセイ書きが少ないことでしょうね。
つまりエッセイ書きが増えれば解決、ということではと仮説を立てます。にょほほ、簡単、そして平和!!
そんなわけで本日筆を執りましたふとんねこ。
エッセイを書いてみたいが何を書けばいいのか分からずに書けないでいるエッセイ書きのたまごな新人さんへ向け「エッセイ、何をどう書けばいいのか問題」のお話をして参りますよ!!
結論!!
自由!!!!
早い、早すぎる。そして雑。
これではあんまりなので、きちんとお話しして参りましょうね。
【なんで自由でいいの?】
まずはこちら。
そもそも、という前提のお話ですね。
エッセイって簡単に言えば「自分が感じたこと、思ったことを文章にする」というもので、古くは枕草子や徒然草などの古典に見られるほど歴史があります。つまり皆昔からやってきたことなんですよね。
感じたことや思ったこと、他にも考えていることとかも含まれるかな……つまりは主観マシマシなんですよ。こういうと悪いことみたいに聞こえるかもしれませんが、全然悪くないですよ。むしろいい!
自分の感じたこと・思ったこと・考えたことを、他人に伝わることを意識して文章にすると、自分自身にもよく伝わるんです。思考のモヤモヤしていた部分がはっきり整理されるんですね。
なのでとてもいい。モヤモヤして不安で不満で、どうしても他人に当たり散らしてしまうなんて人にもオススメです。自分がどうして不安なのか、何が不満なのか、自分と向き合って伝わるように整理していってみてください。
若干脱線した気がしますが……というわけで、主観マシマシなのだから、公序良俗に反するとか誹謗中傷だとか、そういう常識的にも法的にも問題のあること以外なら何だって書いていいんです。それがエッセイジャンルなんです。
【でも、どう書き始めればいいの?】
多分「文章にする」が最初の壁だと思うのですが、なろうで物語など、作品を書いておられるならこの壁は悠々と越えられるんじゃないでしょうか。
ただ「自分の感じたこと、思ったことを文章にする」だと途端に難しくなるのかもしれませんね。日本人は昔から読書感想文に苦しめられる民族ですので。
なので言い換えてみましょう。
文章にする、と言うと難しく感じてしまうのなら「お話しする」という認識でいいのです。
エッセイジャンルは、書き手たちが好き勝手自分の感じたことや思ったことを「面白いよー!」「こんなことがあったよー!」「みんなに教えてあげるねー!」とお話ししている場所なんですね。
だから、何を書いていいのか悩んだときは、まず最近考えていることや、自分の身に起きたことを思い出して、画面の向こう側の人へ「あのね」と話し出す感じで書き始めてみてください。
【テーマが決められないよ!】
そうですよね、上記にもありますが何を書けばいいのかが一番の悩みでしょう。
最近特に考えていることも、特筆すべき出来事もないよって言いたい方もいるかもしれません。
そんな方にオススメのテーマがこちら!!
あなたの好きなもの、好きなこと。
本でもいいし、音楽でもいい(歌詞には注意)、漫画でもゲームでも、猫でも人でも、空や虫の話だっていいんです。好きなものありますでしょう?
好きなものについてなら、話し出せる人は多いのではないでしょうか。だって好きなもののことならいつまでだって話していられる。猫のもふもふとか、ふわふわとか、ね。
他にオススメのテーマは……自分の作品についてとか。
だって考えてみてください。自分の作品って自分の「好き」の塊でしょう?
こんなことを考えて書いているとか、初めて貰った感想が嬉しかったとか、特にこのキャラクターが好きなんだとか、何でもいいんです(評価依頼などは厳禁ですよ)。
あなたの好きが詰まった、あなたの素敵な作品について、思いっきり語ってみてください。規約に引っかからない範囲なら自由。それがなろう。
この作業には素敵な副作用があります。
自分で自分の作品を語り、魅力とか力を入れているところを確認するので、今後の執筆のヒントになったり、単純に創作意欲が戻って来たりします。
なので、スランプの人にもオススメですよ。
※好きなことが思いつかないって人、きっとあなたは疲れています。難しいかもしれませんがゆっくり休養してください。美味しいものを食べるとか、我慢していたちょっと贅沢な買い物をするとか、とにかく自分を甘やかして!! 自分を甘やかすのは悪いことじゃありません!!
【書き出しに悩むよ!】
そう、物を書く上で一番悩むのが書き出しですよね。
最初の文って悩むんだよなぁほんと。
でもエッセイなら簡単。
特に初めてのエッセイはとても簡単です。
皆様、本エッセイの冒頭を思い出してみてください。
「こんにちは、最近はご無沙汰しておりますエッセイジャンルににゃかにゃか参上。ふとんねこです。
流行りに全力で乗り遅れつつも、エッセイジャンルが寡占という話題を自分なりにと参りました。」
こんなことから始まっていますね。
そう……素晴らしき書き出し、その名も「自己紹介」。
作品ではなく作者にファンがつきやすいジャンルだから、これが意外と良かったりするんですよね。
毎回最初の文で「あの人らしくていい」「肩の力が抜けてホッとする」とか、そういう力になったりするので、覚えてもらいやすくなり、固定ファンに……という流れになることもあります。
ふとんは連載のエッセイの時は季節のお話と自己紹介から始めていますね。お久しぶり、とか、こんにちは、とかのご挨拶もしばしば。
そんなわけで新人さんは「初めてエッセイを書きます、○○です」とかそういう書き出しで「今日はこれこれこう言うことについて書こうと思います」などとテーマに繋げていけばよろしいのではないですかね。
そんなこんなで色々と書きましたが、お役に立てる情報はありましたでしょうか。
本当にね、自由なジャンルなんで……新人さんカモン!!
最近はみんな忙しいから、新作の投稿も少なくて余計寡占状態に見受けられる状況になっちゃっているんです。毎日新作で満ちた日間ランキングが見たいんです!! 昔の作品ばかりだと読むものがなくて飢えちゃうエッセイジャンルの書き手読み手なのでした。
だから本当に、新人さんウェルカムですから、カモンッ、プリーズ!!
そんな一書き手ふとんねこのお役立ち(するかどうかはあなた次第)エッセイでした!!
長くならないって書いていたのにわりと長い! ふとんはいつもこうだッ!!
ごほん。書いてみようかなって思ってくださった皆様、ぜひご自分のエッセイスタイルを見つけて、楽しくエッセイライフをお送りください!!
それでは、またどこかでお会いしましょう!!
感想等大歓迎です!!