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え? 破滅した方がマシなエンドがあるって本当ですか?

作者: 携帯充電器・段ボールの丸焼き

この話を書いている時、喉が渇いたので紅茶を飲もうと思ったんですがコップがないことに気づいたので水筒で飲みました。


頭がいいですね。

《携帯充電器のターン》


皆さんは乙女ゲームというものはご存知だろうか。主人公の女の子が数々のイケメンと関わり、最終的には1人の男と結ばれる恋愛シミュレーションゲームであり、ほとんどの場合は学園での生活を主題としたものが多い。

まあ、たまにハーレムエンドや誰とも結ばれないエンドも稀に存在するが今回は省かせていただく。


私こと、一ノ瀬 美羽も乙女ゲームにのめり込んだことがある。恋愛漫画よりも主人公と自分を一体化させて楽しむことができるゲームは思春期の私にとって心の癒しだった。

かっこいいイケメンに囲まれた充実した学園生活は誰もが望むものであるが、そう易々と得られるものではない。それを叶えてくれる乙女ゲームという沼にハマってしまうのは不可抗力だと言えるだろうし、自分自身も別に後悔などしていない。


むしろ過去の自分を褒め称えたいとすら思える。


話は変わるが、乙女ゲームには悪役となる人物も登場する。その人物は大抵の場合主人公と同じ女性であり、主人公を気に入っている男性に恋心を抱いている金持ちの場合が多い。

いわゆる悪役令嬢と言うものだ。


悪役令嬢は主人公にあの手この手を使って嫌がらせをし、主人公の恋路の邪魔をしてくるが主人公はめげずに耐えきり、最終的には結ばれる。


そして、ラストになると悪役令嬢はお役御免だと制裁を受けるのだ。

ちなみに、その制裁は悪役令嬢が行なった嫌がらせよりも酷い場合が多いのがお約束である。


私がハマった乙女ゲームの数々も例に及ばず悪役令嬢への制裁は厳しい。今思うとそれを見てスカッとした当時の私はなかなかにイイ性格をしていたのか、それともストレスが溜まっていたのか…どちらにせよ今思うと複雑な心境になる。


さて、なぜ私がこんな話をしているのかと言うと…なってしまったのだ。実際に、この私が、そのものになってしまったのだ。



悪役令嬢ではなく、乙女ゲームの主人公に。



乙女ゲームのタイトルは『満月の花束』

とある恋愛漫画を元に作成されたゲームだが、とある理由によりあまり売れなかったマイナーゲームの部類に入るはずだ。

まあ、私はプレイしたんだけれど。


「美羽さま? どうかなさいましたか?」

「…いいえ、大丈夫よ」


馬車の隣に座っているメイドが私に声をかけるが、いまはそれどころではない。

このゲームが売れなかった理由、それはバグが多いだとかストーリーが陳腐だとかではない。


『悪役令嬢がヤバイ』ただそれだけなのだ。


一般的に悪役令嬢とは主人公の恋敵として現れ、主人公の恋路を邪魔しようとしてくるのだがこのゲームの悪役令嬢は少し違う…いや大きく違う。



『満月の花束』の悪役令嬢、紅城 月夜は恋敵としてではなく『恋人』として主人公に近づいてくるのだ。


そして主人公の周りに近づいてくる男性キャラに対して容赦ない嫌がらせをして回り、主人公に執拗な監視…もといストーカー行為を平然としてくるのである。

プレゼントのテディベアに監視カメラが仕込まれていたとか、恐怖体験でしかない。


それになんとこのゲーム、月夜と結ばれるレズエンドなるものも存在する。

開発元は一体何をしているのかと頭を抱えたくなってくる。


しかもその悪役令嬢はゲーム会社側が勝手に作ったオリジナルキャラだと言うのだから余計に頭が痛くなってくる。


「美羽さま? やはり頭が痛いのですか?」

「大丈夫…大丈夫だから」

「そうですか? パーティはお休みになられた方がいいのではないですか?」

「いいえ、出席するわよ大事な日だからね」


大丈夫なはずがないだろう。

原作の漫画家はなぜか称賛したらしいが、いまはそんなことどうでもいい。


現在、私は卒業式の前日。

今まで数々の月夜からのストーカー行為を耐えきり、なんとか高校生活を凌ぎ切ったのだが…この日、私は選ばなくてはならないのだ。



このゲームのラストを決める運命の選択。

『相手への告白』だ。



このゲームは卒業式の前日、つまり今日開かれる生徒たちの卒業記念パーティで主人公が1人の人物に話しかけ、そこで告白をするのだ。

それに相手が受けてくれたら良し、断られたら問答無用で月夜とのレズエンドを迎えると言う容赦ないものなのである。


全キャラ攻略するまでに私は一体何度レズエンドを見たのか…そう考えるとゾッとするが、私はそれを生で体験する可能性があると思うと本当に頭が痛い。


「…やはりご気分が優れないのでは?」

「いえ、むしろ元気が有り余ってるわよ」

「…そう、ですか?」


メイドに心配されながらも、私が乗る馬車は会場に向かった。



パーティ会場は生徒会会長であり攻略キャラの1人、水無月 海斗の親がもつ別荘である。彼はイケメンで高身長、尚且つ天才的な頭脳をもつ万能型の人間であり、性格も紳士的で優しいのだが…一つだけ欠点がある。


私が会場に到着し、門番の人が扉を開ける。

「どうぞ」

「ありがとう、ところで海斗君はいまどこに?」

そう聞くと門番は少しばかり沈黙し、口を開く。

「…すでにお休みになられました」

「早すぎない?」


彼はとてつもなく夜に弱いのだ。

空が暗くなる前にはすでに眠そうにしており、放課後の卒業パーティなんてずっと起きていられる訳がない。

さすがにもう寝ているとは思わなかったが。



そうなってくると、彼に告白することはできなくなってしまうわけだが。


このゲームの攻略キャラはあと3人。

登山が趣味で、剣道部部長の森元 雄大。

彼は特別なイベントをこなすとこのパーティーに出席するのだが、私は今回そのイベントをすっぽかしたので無理だ。


そして次、科学部の副部長で雄大の友人である久木 誠。彼は少し根暗なところがあるが、高校生活を共に過ごすことで主人公に心を開いていき、最終的には告白にまぶしい笑顔で応えてくれるのだが…私はあまり彼のことがゲームしていた頃から好きになれなかったのであまり好感度を稼いでいない。


そう、私は今回レズエンドを回避するためだけに!たった1人の人間にしか関わっていないのだ!


それが私の本命、貴崎 大和である。

ゲームの隠しキャラとして全キャラを攻略することで現れる大和だが、性格も顔も申し分なく欠点を探しても見つからない優良キャラである。ただ、彼を攻略するシナリオの中に彼の母親と料理をするというものがあるのだが、彼の母親はかなり料理の腕前がアレなのだ。たまごやきは赤く光り輝き、ラーメン味のカレーができたり、シチューはカピカピになったりとそれはそれは酷い有様だったがなんとか乗り越えた。


パーティ会場は賑やかで、皆が盛り上がって料理を楽しんでいるが…私の心境は緊張と期待で張り詰めている。

「あの、すみません」

「いかがなさいましたか?」

私は会場にいる使用人に声をかける。


「貴崎様はどこにおられますか? もう到着している頃だと思うのですが」

私がそう言うと、使用人は困った顔をして言った。


「…ええと、貴崎雄大さまですよね。彼は出席しませんよ、用事があると言って昨日断りの電話がありましたので」

「…え?」


私は目の前が真っ白になり、思考だけがぐるぐると回る。

そして、一つの真実にたどり着いた。


この世界…一周目なんだと。




貴崎雄大は全キャラを攻略した時に現れる隠しキャラ。

そう、『何周もして全キャラを攻略しなければ現れないキャラ』なのだ。しかしここは乙女ゲームの世界、一応貴崎雄大は存在するがそれは攻略キャラとしてではなかったのだ。

しかし、面倒なイベントなどはしたくなかった私は手頃なキャラだからと貴崎雄大を攻略しようとした。



しかし、一周目であるこの世界。攻略キャラじゃない貴崎雄大は当然パーティに来ることはない。



レズエンド、最後に頭に浮かんできたのはたった5文字の破滅の言葉だった。




  《段ボールの丸焼きのターン》


私、紅城 月夜は今、絶賛困惑中だった。


「え? なんで私、こんなところにいるの?」


見慣れない天井、ふかふかで高級そうなベッド。自分の部屋にしては広すぎる寝室。

私、朝は弱いはずなのに、びっくりしすぎて目が覚めちゃったよ。

これ、本当にどうなってるの?!




昨日の夜、眠るまではどこにでもいるような普通の女子高生だった。

少し、乙女ゲームにハマっているっていうだけの。

いつものように学校から出された宿題を終わらせて、寝落ちするまで乙女ゲームをやっていた。


それが『満月の花束』というんだけど、正直、かなりマイナーな類のゲームだった。

しかし、なぜ私がそのゲームをやっているかというと。


――メインキャストの一人が、私と同姓同名なのだ。


「私の名前を使うなんて、勇気あるわね。せっかくだから買ってあげるわ」的なノリで買って、プレイしてみたはいいものの……


そいつが、ひどかった。


どう酷いかって言うと、もう色々酷すぎて言葉も出ないレベル。

財布の中の五円玉が財布から出てきて、狂喜乱舞するようなレベルだ。

……いや、我ながら意味の分からない例えだと思う。


とりあえず、ゲームの中の紅城 月夜は悪役令嬢として出てくるんだけど、それが制作者の頭を疑いたくなるくらいにヤバかった。

主人公の恋路を邪魔して相手を奪い取ったり、攻略対象をNTRさせるように誘導するとか、そういうのが温く感じてしまうくらいにヤバい。


そう。

『満月の花束』の悪役令嬢、紅城 月夜は恋敵としてではなく『恋人』として主人公に近づいてくるのだ。


いや、もうほんとにひどいよね。

さらに、そのキャラが私の名前っていうタチの悪さ。


ちなみに私は普通に異性に魅力を感じる多数派の人間です。いや、ほんとに。




……それで、冒頭に戻る。


朝起きたら、豪邸の寝室にいた。

自分の部屋のベッドとは比べ物にならないくらい寝心地のいいベッドに寝転がっていた。

壁にはどこぞの芸術家が描いたような絵が飾っていて、額縁も高級そうだった。

まるで、良家の令嬢の寝室みたいな……。


でも、何か見覚えがある気がする……。

いや、現実逃避するのはもうやめよう。


私、ゲームの中に来ちゃいました。

『満月の花束』という乙女ゲームの、同姓同名のキャラに移り変わっちゃいました。


なんでや。


良いのか悪いのか、ゲーム内の悪役令嬢としての記憶も私の頭の中に入っている。

それによると、今日の放課後は、卒業パーティーらしい。


いや、それだけなら別に問題はない。

問題なのは、そこで私が主人公の女の子に無理やり告白しに行って、脅すようにして了承をもらうっていうレズエンドの計画があるってことだ。

なかなかどうして、結構考えられた計画だ。

もう既に外堀を固めているような感じがするっていう、行動力。

その能力、どこか違うところで使えばゲーム内でも活躍してたのに……。


ただ、現在乗り移った私は、普通にかっこいい男の人が好きなのだ!

だから、私の記憶を探ってみても、ちょっと理解ができないことが多すぎる。

どうして、ゲームの主人公の一ノ瀬 美羽のことを恋人にしようと思ったんだろうね。

周りの人にえげつない嫌がらせをしてまで、どうしてレズ展開を望んだんだろう?

というわけで、今日から私は、全力でレズエンドを回避したいと思います!

なお、レズエンドまであと半日の模様。

これ、なんていう無理ゲー?


というわけで私は、ゲームに出てくるキャラの特徴を思い出して、洗濯バサミをポケットに入れておく。

なるべく、バネの力が強く、挟み付ける力が強いやつを選んで。

それをいくつか制服の中に入れて、私は学園へと出発するために馬車に乗る。


……なんで、監視カメラとかGPSとかを作れる技術力があるのに、乗り物は馬車なんだろうね。




☆ ★



そんなわけで卒業式前日の授業が終わり、放課後のパーティーだ。

パーティー会場は、生徒会会長であり、主人公の攻略キャラの1人である、水無月 海斗の親の別荘で行われる。

彼はイケメンで高身長、なおかつ天才的な頭脳を持つ万能型の人間で、このゲームの中で一番の人気キャラだ。

もちろん主人公の一ノ瀬さんもそんな彼を狙っているんだろうけど、彼はとんでもない弱点を持っている。


そう。夜に弱いのだ。


朝に弱いならまだわかる。低血圧なんだなって納得できる。

でも、なぜ夜に弱いのか。高血圧だと夜に弱いとか聞いたことないし。


ああ、そういえば思い出した。

彼、午前2時とかに起床してるんだった。

午前2時ってまだ夜じゃん。そんな時刻に起きて、一体何をしてるんだ……。


「あの、門番さん。海斗君はもう寝たの?」

「はい。もう既にお休みになられました」

「そう。ありがとう」


やっぱり、予想通り。

水無月君は、実はグリニッジ標準時で生きているとか言われてたけど、あながち間違っていないのかもしれない……。

彼には、卒業後は時差のある外国に行くことをお勧めします。


パーティー会場に入ると、既にかなりの人が集まっていて、かなり賑やかなことになっている。

大きな円卓のテーブルで、それぞれにあてがわれた席に座ったり、席から立ったりしながら、みんなは盛り上がって料理を楽しんでいる。


私にあてがわれた席にちょっと立ち寄ってみると――。


コップの中に、水の代わりに胃薬が入っていた……。


なぜすぐに胃薬だと分かったかというと、近くに「胃と腸の健康を守る!」って書かれたパッケージの、破けた袋が置いてあったからだ。

お節介なのか、イタズラなのか、微妙に判断に困るやつ……。


うん。見なかったことにしよう。


そんなわけで、私は席から立って、水無月君の寝床へ向かう。

なぜか、私の記憶の中に、水無月君の寝床の場所の情報があったのだ……。

一ノ瀬さんにあげたぬいぐるみの中に仕込んでいた監視カメラ越しの映像で……。


いや、なんでそんなことしたんだろうね。

ストーカーを通り越して、ストーーカーーじゃん。何言ってんだろ私。


でも、今回ばかりはそれが役に立ってしまったので、文句は言えない。

文句しか言わないけど。


メインホールを抜け出して、階段を上って、廊下を進んで右から3番目の部屋。

そのドアを開くと、案の定水無月君がベッドで寝ていた。


そしてこのままNTR……ではなくて、ここで登場するのが伝家の宝刀、洗濯バサミなのだ!

寝ている水無月君の鼻に洗濯バサミを挟ませて、全力ダッシュで逃げるッ!

寝床に私が侵入したとなると怒られそうだから、見つかってはいけないのだ!


そして、洗濯バサミの痛みで目が冴えてしまった水無月君が、仕方なくパーティーに参加してくれればこっちのもんだ。

一ノ瀬さんが水無月君に告白してくれれば、おそらく二人は付き合うっていうエンディングを迎えるはずだから、レズエンドの使い魔、私の出る幕はない。

いつ、身体を乗っ取ってしまった私が元に戻るか分からないけど、こうなってしまえばもう安泰である。


 そういうわけで、無事に誰にも見つからずにパーティーに戻って、みんなの輪の中に入ってパーティーで盛り上がっていたんだけど。

 楽しい時間が終わって、解散の合図とともにみんなが帰っていくのが今現在なんだけど。


……来ない。

 来ないのである。

 水無月君が、起きてこないのである。


 まさか、あの洗濯バサミ攻撃を食らいながら、眠りを覚まさずにいるなんてことができるのだろうか?

 それとも、彼にとってはあのくらい日常茶飯事なのだろうか?


私が絶望に暮れていると、誰かから声をかけられた。

 声を、かけられてしまった。


「あの、紅城さん?」


 振り向いてみると、乙女ゲームの主人公、一ノ瀬 美羽の姿があった。

 このままだと、私とレズエンドを展開するという、今一番会いたくなかった相手が。


「な、なんですの……?」


「その、ええと……レズエンドだけは勘弁してください!」


……え?


 なんでこいつ、レズエンドのこと知ってるの?

 もしかして、一ノ瀬さんも私と同じように、ゲーム内の人物の人格を乗っ取っちゃった人だった……?


「あの、もしかしてあなた……」


「紅城さん! ちょっと待ってくれ!」


なんとここで、水無月君が走ってくる!

 ようやく起きてくれたみたい!

 みんなに隠れて、水無月君が寝ているところに、洗濯バサミを水無月君の鼻に挟んできた努力がついに報われたのだ!


 ぎりぎりセーフで、一ノ瀬さんの告白のシチュエーションを作ることができたってことか……。

 一ノ瀬さんも私と話してなかったら帰ってただろうし、危ない所だった……。


 感慨に浸っていると、水無月君は私の方に向き直る。

 あー、もしかして、私が部屋に侵入したこと、バレちゃったか……。

 これは怒られるな……。


「あの、ちょっと二人で喋っているところ悪いんだけど……」


「はい……。仰りたいことはわかっておりますわ。申し訳ございませんでした」


「……へ? いや、そうじゃなくて……」


「……? どういうことですの……?」

そう言いながら、水無月君と一ノ瀬さんの顔を交互に見る。


水無月君は頬が少し赤らんでいて、一ノ瀬さんに関しては首筋まで赤くなってしまっている。

……あー、そういうことかー。

これは、出しゃばってしまったことを反省しなければ……。


「あの、水無月君! 私、水無月君のことが……」

「紅城さん! 俺と付き合ってくれ! 頼む! 君の綺麗な足で俺を踏んでくれ!」


まさかの! 水無月君! ドMだった!

嫌がらせしまくった結果、水無月君は私に惹かれていったっていうことか……。


「いや、なんでそうなるっっっ!」




――というわけで、一ノ瀬さんは水無月君が好き、水無月君は私のことが好きだということで、三人で幸せに暮らしましたとさ。めでたしめでたし。


いや、全然めでたくないから!





~『満月の花束』 水無月 海斗 ハーレムエンド fin~

合作って難しいですね、次書くときはアイロンで頑張ってみようと思います。

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― 新着の感想 ―
[一言] ハーレムかな?三すくみというか一方通行のエンドは新しいですね! 面白かったんですが説明というか話の流れが同じなのでどっちの話かそれぞれの冒頭に名前を書いてもらえると分かりやすかったと思いま…
2020/09/06 13:50 退会済み
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