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幼馴染の出現

今回はタイトル通り幼馴染が出ます。幼馴染の可愛さが溢れていると思います。これで幼馴染キャラが好きにならないという方がいましたらもっと可愛くしていきます。急ですがこれが今年最後の投稿になります。楽しんでいってください。


~あのハプニングから2時間~

「は~、やっと学校終わったー」

誰にも聞こえないぐらい小さな声でそう言って俺は席を立った。クラスメイトをかき分けて一番に教室を出た。その瞬間…

「ゆうきーー!」

元気いっぱいの大声で俺を呼んだのは隣の家に住んでいて幼馴染の寺島てらじま 彩月さつき。彼女は大勢の人をかき分けながら走って俺のところに来た。

「そんな大声で呼ぶなよ。は、恥ずかしいだろ…」

「ご、ごめんね…一緒に帰りたくて…つい…」

ほんとうに俺と一緒に帰りたかったのだろう。彼女は目に涙を浮かべていた。まぁ、ここ最近妹にかまってほしくて早く帰っていたからな。それに…ここで泣かれるのは困る。

「あー、わかったから泣くな。久しぶりに一緒に帰るか」

「うん」

彼女は満面の笑みでそう応えた。その笑顔に俺は不覚にも可愛いと思ってしまった。そう思っていると彼女は俺の手を握ってきた。

「なっ何すんだよ!」

「えへへ~、前はこうして一緒に帰ってたじゃん」

「小学生の時の話だろ?今はもう高校生なんだから手をつなぐとか恥ずかしいだろ」

俺はそういいながら手を強引に離した。彼女はほっぺを膨らませてまた目に涙を浮かべた。その行為が俺にはとてもかわいく思えてしまった。

「その表情反則だろ…」

思ったことが声にでてしまっていた。

「なんか言った…?」

涙で潤んだ瞳で俺を見てきた。しかも上目遣いで。俺は自分の世界に入ってしまった。そうここが学校の皆がいる廊下だということも忘れて。

「…き…うき…ゆうき…勇輝!」

「はっ、俺はいったい…」

「勇輝大丈夫?顔赤いよ?」

そういって彼女は俺のおでこに手をあてた。

「熱はないみたいだね」

「あ、ああ。大丈夫だ…問題にゃい」

「噛んでるよ?」

「問題ない」

「そっ…じゃぁ帰ろうか。」

彼女は俺の手を握ってきた。俺は緊張してしまい手汗が止まらなかった。今までこんなことなかったのに。俺は今までただの幼馴染だと思っていた子に恋をしてしまった…





俺が大好きな幼馴染設定を入れてみました。やっぱりラブコメには幼馴染だよな――wあと今回はラッキースケベがありませんでした。まぁこんな時があってもいいですよね。次回からはもっと刺激的なラッキースケベを取り入れます。これからもよろしくお願いします。よいお年を。

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