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キミと 私と それから恋と。

作者: 星波

ふとした瞬間に 泣きたくなるのはなんでだろう


春の夜明け前

夏の夕立のあと

秋の夕方

冬の夜間際


どうしても''ひとり''を感じてしまうから

''孤独''を感じてしまうから


あぁ、だから嫌なんだ。

ありもしない温もりを求めて

過去の記憶に縋って


どうしようもないと分かっていながら

何も出来ない自分を責めることで

ただ、偽善者になるだけ。


そうやっていつまでも

''独り''を演じて

自己満足で何が楽しい?


どれだけ嘆こうが

耐えきれなくて叫ぼうが

だれも助けてはくれない

誰だってひとりなんだ


さみしいって言ったら

ひとりじゃないよって

かなしいって言ったら

泣いてもいいよって

くるしいって言ったら

大丈夫だよって


コトバが返ってくることが

どれだけ幸せなことか

当たり前なことが

どれだけ大切なことか


私はまだ知らない


知ったところでなにもならない

だからって

知らないでいるわけにもいかない


それを教えてくれるのが

仮にキミだとしたら

私はきっと今

世界一幸せなんだろう


春の夜があければ

夏の夕立が止めば

秋の夕日が沈めば

冬の夜に落ちれば


君のことを思い出す


私が1人じゃないことを

世界で一番知ってる君のことを。

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