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短編小説

ぼくのおしごと

作者: うわの空

あさ おとうさんを おこしてあげるのが ぼくの おしごとです。

おとうさんは いつもなかなかおきないので おこすのが たいへんです。

おねぼうさん です。

きょうも おこしにいきました。 だけどやっぱり なかなか おきません。

ぼくは おかあさんに 「おとうさんがおきないよ」と いいました。

おかあさんは ぼくと おとうさんの おべんとうをつくるのと、

ぼくと おとうさんと おかあさんの あさごはんをつくるので いそがしそうでした。

おかあさんは 「おとうさんは ほんとうに おねぼうさんね。

がんばって たたきおこしてあげなさい」と いいました。


ぼくは がんばって おとうさんを たたきおこそうとしました。

だけどやっぱり おとうさんは おきません。

ぼくは もういちど おかあさんに 「おとうさんがおきない」と いいました。

おかあさんは 「しょうがないわね」と いいました。

それから おかあさんは おとうさんのへやを のぞきにいきました。

おかあさんは おとうさんのへやにはいると 「きゃあああ」っと さけびました。

おとうさんのへやに おかあさんのきらいな ごきぶりが いたのかもしれません。



おとうさん なんで おきなかったのかな。



カナヅチで おでこをたたいたのが いけなかったのかな。



なにで たたけば おきたのかな。


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― 新着の感想 ―
[一言] うわ……なかなかホラーでした。 文章のリズムもいいし、オチのネタばらしもスマートなので、しっかりショックを受けちゃいました。 おもしろかったです。
[一言] オチが予想できたけど、面白い作品だと思います。 演出や構成を変えて書き直してみたらどうですか。 今のままでは笑えませんが、アイデアはすごくいいと思います。
[一言]  初めまして、通りすがり(?)の星野です。  うは。 まぁ、深読みすれば、最初からその傾向は読み取れるかもしれませんけど。 でも、素直に、やられたーって感じです。  そうかぁ、最初は、もし…
感想一覧
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