ぼくのおしごと
あさ おとうさんを おこしてあげるのが ぼくの おしごとです。
おとうさんは いつもなかなかおきないので おこすのが たいへんです。
おねぼうさん です。
きょうも おこしにいきました。 だけどやっぱり なかなか おきません。
ぼくは おかあさんに 「おとうさんがおきないよ」と いいました。
おかあさんは ぼくと おとうさんの おべんとうをつくるのと、
ぼくと おとうさんと おかあさんの あさごはんをつくるので いそがしそうでした。
おかあさんは 「おとうさんは ほんとうに おねぼうさんね。
がんばって たたきおこしてあげなさい」と いいました。
ぼくは がんばって おとうさんを たたきおこそうとしました。
だけどやっぱり おとうさんは おきません。
ぼくは もういちど おかあさんに 「おとうさんがおきない」と いいました。
おかあさんは 「しょうがないわね」と いいました。
それから おかあさんは おとうさんのへやを のぞきにいきました。
おかあさんは おとうさんのへやにはいると 「きゃあああ」っと さけびました。
おとうさんのへやに おかあさんのきらいな ごきぶりが いたのかもしれません。
おとうさん なんで おきなかったのかな。
カナヅチで おでこをたたいたのが いけなかったのかな。
なにで たたけば おきたのかな。