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元凶(プロローグ)

【プロローグ】



日本は少子化に悩まされていた。

そこである研究者がどうにかしようと作った薬が

この物語りのきっかけである、、、


遡る事20年前

そのある研究者は研究チームを作って研究を始めた。その薬は[エイレイテュイア]と言う名前で効果は子供が出来やすくなり且つ、生まれてくる子は身体能力や免疫力が高い(要するに病気になりにくく、運動神経が良く怪我をしにくくなる)というもの。特に副作用は無く、親や子供にも影響はない完璧な薬と思われていた…


と言うのはその10年後、、

研究開始から5年後完成しそれから5年経っていたため薬は普通に流通していた。なんなら皆使っていた。

ある日薬を所望する夫婦が居たらしい。

高齢出産になるが、どうしても子供が欲しいらしいのだ。薬の効果も調べたら出てくるので知っていたらしい。

医者は検査をしたが何も問題は無かったため、薬を投与した。薬は1週間に一回を2週間続けるようだ。

医者は1週間後また来てくれと伝え夫婦は病院を去っていった。


1週間後…

夫婦はまた病院にやってきた。

医者は一応色々と検査したが特に問題は無かった。また薬を投与し、医者は1ヶ月ごとに妊娠検査と薬の投与を続けていきましょうと伝えた。


その夜

夫婦から電話があった。妻がいきなり腹痛を訴え、目の色は赤く変わっているらしい。

医者はすぐ病院に来るよう伝えた。

そして、研究チームに念のため連絡し、病院に来てくれと伝えた。


数十分後

救急車で奥さんが送られてきた。

夫の方はいきなりの事でパニックになっている様だ。

とりあえずすぐに体の隅々まで検査をしたが問題があるとしたら目の色が赤くなり、八重歯が尖っていること。副作用を疑ったが今まで副作用は報告されていなかった。

少し経ち研究チームの副リーダーと数名が駆けつけた。研究チームもよく分かっていないようすだ。とりあえず腹痛を抑えるため痛み止めと睡眠薬投与し奥さんを眠らせた。


それから数日経ち奥さんの腹痛は治っていたただ尖った八重歯と赤い目は治らなかった

一応入院してしてもらっていたその間事件が起こった。いきなり人に噛みつき出したのだ

それは街でも起こっており、大事件となった。暴れ出した者たちは身体能力が異常に高く一旦は制圧出来たもののこの日から狩人と逃走者の物語りが始まる事になる。


政府の行動は早かった、

すぐに対策本部を設置し、研究チームに協力を要請した。1ヶ月後、暴れ出す者たちの共通点がわかった。みな5日ごとに暴れているのだ。そして、暴れ出している者は皆薬を飲んでいて皆飲んでから約5年経っていた。

研究チームはこの共通点から考察し仮説を立てた。

薬には本当は副作用があり、その効果は5日ごとに暴れ出す事副作用の効果が出るまで5年ほど時間が要る事。

そして、なぜその日から暴れ出したのかという事と他の副作用が不明な事

何か原因があるかも知れない、ほかの副作用も、、

研究チームはこれを政府に伝えた。普通なら信じないが、政府はこれを受け止めた、、それほど追い込まれていたからだ。

すぐに行動を起こし、対策薬を作るよう要請した。5年経つたび暴れている者は普段は会話できるが、5日経つと食人衝動(?)にかられて暴走状態になってしまうようだ、5日ごとな為わかりやすく、思っているより簡単に対策できた。だが身体能力が高く銃弾も効かない為野放しにする事しかできなかった。

暴れていたもの達は軽蔑され隔離される事になった。


そして一年後暴れていた者たちは九州・四国・本州の南側を占領し、狩人と呼ばれるようになり、薬を飲んでいない者たちからは慣れるように生活するようになった。そうせざるおえなかった...

薬を飲んでない者達は南側を除く本州・北海道を住処として確立し、逃走者と呼ばれるようになった。

同時に対策薬の防止薬(パナセア)も完成した。

一応政府は薬を飲んでいない物にも念のため防止薬を飲むよう伝えた


そして、食人衝動には抗えないらしく、5日ごとに南側から北側に入ってきて襲い襲われる狩人と逃走者の生活が始まったのである、、、


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