表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

神の子供たち

マグノリア

作者: なるで

ハラリと 舞う 葉よ

君は何故地に落ちるのか


それは 

私の果たす役目が終わったから

新しい命を紡ぐことができたから


では何故 どうして

そんなに悲しそうにするのか


それは 

あの日見た朝日をもう一度見たいから

美しい風の音をもう一度聴きたいから


ならまた見せてやろうか 聞かせてやろうか

美しく愛すべき世界を


それは

生きるもの全てがが望む事だから

私だけが叶えてもダメだから


気にしなくていいから

だからどうか見ててくれ

我が愛しき世界を



バサリと 切られた 木よ

君は何故地に落ちたのか


それは

私が場所をとって邪魔だから

人が生きるのに必要ないから


では何故 どうして

悔しそうにしないのか


それは

私を育ててくれた事が嬉しいから

「綺麗だね」って言われるのが好きだから


ならまた育ててもらおうか 綺麗だと言ってもらおうか

君の愛する人間に


それは

死にゆくもの全てがが望む事だから

私だけが叶えてもダメだから


気にしなくていいから

だからどうか生きてくれ

我が愛しきマグノリア

読んでいただきありがとうございます。

マグノリアの花言葉:「持続性」「華麗」「壮大」「自然への愛」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ