この世界はまるで一色の絵具を何度も重ねたような
私は世界を知り過ぎた。
見えるものが人と違うと気付いた時には既に周りには誰も居なかった。
人に寄り添う影、青く光るヒレを持つ魚、鉱石を背負った亀、空を舞う輪のような何か。
それらは全て何かであり、存在を確立されたものたちだった。
私は「確立させる者」である。
その能力はノウンと呼ばれており、私が見える霞を形作る能力だ。
平凡に暮らしていた私はとある事件でノウンの研究機関である「アヴリウス」に捕まってしまった。
モルモットの様な扱いを受けるのだと思った私を待っていたのは綺麗な部屋に栄養のある食事。
私を研究材料にするのではないのかと警戒していた彼等には、別の顔があったようで……
私を形作る為の物語が今ここに。
見えるものが人と違うと気付いた時には既に周りには誰も居なかった。
人に寄り添う影、青く光るヒレを持つ魚、鉱石を背負った亀、空を舞う輪のような何か。
それらは全て何かであり、存在を確立されたものたちだった。
私は「確立させる者」である。
その能力はノウンと呼ばれており、私が見える霞を形作る能力だ。
平凡に暮らしていた私はとある事件でノウンの研究機関である「アヴリウス」に捕まってしまった。
モルモットの様な扱いを受けるのだと思った私を待っていたのは綺麗な部屋に栄養のある食事。
私を研究材料にするのではないのかと警戒していた彼等には、別の顔があったようで……
私を形作る為の物語が今ここに。
塗り潰された平和の上の薄氷を踏む
2019/12/05 03:22
数多の色が薄く霞んだ空に手を伸ばして
2019/12/05 05:03
私は彼等の存在に映し出された真実を知る
2019/12/05 10:42
見えるのが当然のこの世界で
2020/06/18 16:27
生きていく為の知恵を付けて
2020/06/18 16:41
誰が私を見てくれる?
2020/06/18 18:12
誰が私を助けてくれる?
2020/06/18 18:16
言葉さえも嘘で塗り固めた世界の中で
2020/06/18 18:27
強く生きる為に必要なものを集めている
2020/06/18 18:37
握り締めた拳をほどきながら
2020/06/18 19:32
薄い膜一枚を隔てた先にあるのは
2020/06/18 20:25
私にとってどれほど大切なモノなのだろうか
2020/06/19 02:55
心地良い夢の中で生きながらえて
2020/06/19 03:20
追い掛ける為に出来る事は
2020/06/19 10:02
覚悟が足りていない自覚は既にあった
2020/06/19 10:49
出来る事なら気付きたく無かったのに
2020/06/22 05:43
奪われた視界は違う色に見えた
2020/06/22 07:32
空は青く、闇は深く
2020/06/22 09:20
決して色あせる事無く続いて行く
2020/06/22 20:54
日常が非日常に近づくにつれ気付くのだ
2020/06/25 09:28
傍に居たかけがえのないもの
2021/04/04 22:35
(改)
私自身の価値を
2021/04/05 06:17
(改)
罪悪感と好奇心を胸に抱き
2021/04/06 06:01
そのとき、私は何を思うのか
2021/04/06 07:33
あたかも世界が生まれ変わったかのように
2021/04/07 06:00
優しい気持ちを向けられても
2021/04/08 07:17
戸惑いながらそれに触れて
2021/04/21 07:24
赤から青に、そしてオレンジに変わるなら
2021/04/22 07:19
もしかしたら私も変われるのかな
2021/04/25 07:26
あなたのように強くありたい
2021/04/25 08:19
あなたと共に生きたいと
2021/04/26 07:26
私に見えているその場所が
2021/04/28 08:35
たとえ幻だとしても信じたいから
2021/04/28 09:31
きっと気付けたその先が光に溢れていると信じて
2021/04/28 23:09
(改)
怒りは赤い色彩で
2021/11/01 21:13
初めての色、初めての恐怖
2023/10/02 13:11
私に教えてくれた彼等に少しでも返せるように
2023/10/02 19:57