表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
16/25

37. & 38.

37.

「やられた。こいつァ俺の負けだ」

「私は何もしてないわよ?」

「ご冗談。その眼、その笑み、その仕草。これで落ちなきゃ男じゃねェ」

「あら。私を口説くつもり?」

「美の女神を称えるのはもはや義務だよ」

「じゃ、一つお話を聞いてくれる?」

「光栄だね。何なりと」

「実は私、好きな女性がいるの」



38.

「こんにちは」

「こんにちは。今日もお綺麗ですね」

「あら、素敵なお世辞」

「そこで鼻にかけないのが素晴らしい」

「でも、私じゃ魅力が……」

「大丈夫。私が保証しますよ」

「振り向いてもらえるか心配で」

「あなたを袖にするなんて男じゃありませんよ」

「じゃ、私を見て下さい――好きです」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ