少年ツネタロウ 基本的ルールについて
いつも少年ツネタロウをお読みいただきありがとうございます。今さらですが、作中での基本的ルールというものをお伝えできればと番外編に作ることにしました。
モーニングあんこです。
今回は、作中にある目立つフィクション部分でのルールというものを紹介させていただきます。いつもは、番外編や特別編などをまとめてますが、今回は、番外編まとめだけにルール説明をしたいと考えました。
少年ツネタロウでの文章の中にあるルールというものを意識して書いてます。そのルールを紹介したいと思います。
【食べ物】
作中に出て来る食べ物は基本元和の頃にあったであろう食材を使用しています。また、庶民が口にできる物。
白菜 〇
人参 ×
雑炊 〇
醤油 ×
☆人参は、明治くらいなので誤って一度登場させてしまいましたがその後訂正しています。
☆醤油は、戦国末期には既に存在してますが、近畿から船で輸送していたので、庶民にはなかなか口にする機会がありませんでした。なので、醤油は登場させないように注意してます。下書きの状態では、登場させた記憶がありますが、たぶん出してないはずです。
元和の頃にはまだ無いモノでも後の明治の初期に存在していて尚且つツネタロウが食していたであろうモノならば登場させようと考えています。
ツネタロウが前世での記憶を持っているので、ある程度は反映させたいのです。その理由は、元和の頃って食べ物や娯楽がとにかく乏しくつまらない時代なんです。ソバやうどんは製造禁止されてますし着物は安く色味が乏しい時代です。デザインなんてどうでもいい。とにかく着れたら良い。というようなとにかくつまらない時代なんですよ。
つまらない時代だから時代小説が描かれないのだと思うんです。たぶん、江戸のような大都市であれば庶民が賭け事をしてたりはあったと思いますよ。でも、オヤマのような田舎では質素な暮らしで楽しいと思うことがほとんど無い中での楽しみを持ってたと思うんですよね。
将軍秀忠の頃って、家康が死んだ後から息子の家光に変わるまで、フィクションの世界では空白の期間なんですよ。これと言った戦もありません。節目となる何かが何も起きないんです。イベントが発生しない。フラグも立たない。とにかく地味な空白の期間なので、せめて「食べ物」や規模の小さい手習道場のような教育的改革をするくらいしか無いんですよ。無いのです。ないの。ないよ。
【教育】
☆寺子屋はずーっと寺子屋という名前が主流でした。
☆皆食というのはどこまで経っても発生しません。
☆仮眠を推奨した教育は特になく、各々が実行していただけです。
エドを終えてからオヤマに戻り歴史に詳しい人からすると「あり得ねえ!」ということが増える予定です。しかしそれは、メイジの頃を生きたツネタロウだから知っていることもあります。なので、空白の期間だからこそできる無茶というのを書く予定です。
異世界モノなんかはまさにソレですので、そのようにやっていきたいと思ってます。時代考証はそれなりにやってるつもりですが、そもそも江戸時代に興味の無かった私にそれは無理ってなもんです。詳しい人に先に謝っておきます。ごめんなさい。無茶苦茶しちゃって。でも、フィクションだから許してね。お願い。ね?
まとめ
☆元和の頃に有りメイジの頃に有るか衰退したもの。
☆元和の頃に無くメイジの初期に頃に有りツネタロウが経験したであろう。
☆食材は元和に有る物だけを使用する。
★ただし、通貨などの金銭面は江戸中期のものを採用している。
ただの言い訳になってますが、元和の頃を描いた有名作品があるには有りますが、どれもパンチが弱い。有名な作品は、江戸中期以降なんですよね。映像で言うと江戸初期はモノクロで、江戸中期以降はカラーなんです。
最後のまとめで、金銭面のところがありますが、書いてて途中で知り今更戻せないよ!として江戸中期の金銭感覚となりました。元和三年の1両=1貫文固定。なんて後で知りましたし。1貫文は1000文ですからね。やっちまったなと気づいた頃には、クニアキの給金に触れた後でした。なので、作中では、1両=4000文。となってます。
見切り発車で書き始めたのが失敗なんですよね。