表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

6/10

心得六 縦の線をまっすぐにする△

これは私が愛読している

コードの読みやすさを上げる事を目的としている

本からの紹介になります。


縦の線とはなんでしょうか?

まずは、コード例を見ながら説明しますね。

-----------------------------------------------------

// プロフィールを登録する関数


// [姓] [名] [齢]

AddProfile("影石","朱音","14")

AddProfile("赤石","キラリ","14")

AddProfile("ルビルン","")


-----------------------------------------------------

これは、プロフィールを登録する命令

(関数って言います)が三つ並んでいます。


三つの要素を入れるとプロフィールを

どっかに登録できるものだと思ってください。

(中身は気にしなくて大丈夫です。)


プログラムのコードでは、

このように似たような構成の物を

縦に何個も並べたりすることがあります。


ただ、上の例だと読みづらいかと思います。

何故なら、縦で見た時に要素の位置が

揃っていないからです。


では、揃えてみましょう。

-----------------------------------------------------

// プロフィールを登録する


//     [姓]    [名]  [齢]

AddProfile("影石"  ,"朱音" ,"14")

AddProfile("赤石"  ,"キラリ","14")

AddProfile("ルビルン",""     )


-----------------------------------------------------


前の例より見やすくなったかと思います。

そして気づきましたでしょうか?

最後のAddProfileが間違っていることを。

(齢の部分がない)


このように、似た繰り返しが発生している際に、

要素ごとに整列させることを、

その本では「縦の線をまっすぐにする」

という表現で説明しています。


整列させると見やすくなるだけでなく、

致命的な欠陥を発見しやすくなります。



では、これを小説に活かせるのでしょうか?



残念ながら、活かしにくい心得かもしれません。


何故かと言うと、プログラムほど小説は

繰り返しが発生する頻度が少ないからです。


ただ、詠唱をする、複数人が同じようなことを言う、

もしくはステータスのように

共通項目が繰り返させることが多い物、

こういったものには適用しやすいかと思います。


変身シーンの口上などはよいかもしれません。

「情熱の赤い輝き! ホーリールビー!」

「知性の青き煌めき!ホーリーサファイア!」

「笑顔の黄金の光! ホーリーシトリン!」


「「「ホーリージュエルズ!ここに見参!!!」」」

とかなんとか。まだこれ決定じゃないから

後で変わるかもしれませんが(笑


ルビー・サファイア・シトリンで文字数違いますが、

空白で揃えたりする事で、見栄えが良くしてます。

こんな感じで使うことができるかなと思います。


自分の小説に適用できそうだったら、

試してみてはいかがでしょうか?


では、今回はここまで。またお会いしましょう。


本文の例として使った小説

「魔宝少女ホーリージュエルズ外伝 =魔法少女シャドウガーネット=」は

こちらから閲覧できます↓


https://ncode.syosetu.com/n6132gi/


投稿時点ではまだ書いていませんけど、

いつか縦の線をまっすぐにしたセリフが出てくるかもしれません。


2020.07.12 追記

三つの要素なのに

四つと書いていたため修正しました。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ