心得三 構成を共通にする
小説になろうの場合、
小説の構成は以下のようになっていると思います。
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タイトル
あらすじ
第一話
前書き
本文
後書き
第二話
前書き
本文
後書き
…
第N話
前書き
本文
後書き
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第一話からの後はすべて同じ形ですね。
なんで、こんな構成になっているのでしょうか?
私が考えている理由としては、
構成が共通だと使う人が分かりやすいからです。
最初の一回目と同じように書けますからね。
ですが、これって使う人だけでなく
読む人も同じだと思うんです。
構成を同じにしないと読むのがストレスになります。
次の例を見てみましょう。
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1.<リンゴ>
二.果物
c. =バナナ=
4.~スイカ~
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単位がバラバラですね。
変な空白入っていたり、囲い文字も違います。
また、果物やリンゴ、バナナが
同じものとして書かれています。
ついでにスイカは野菜です。※1
量が少ないからまだ読めますけど、
これでも読むとき私はめんどくさく感じます。
整えてみましょう。
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1.果物
a.リンゴ
b.バナナ
2.野菜
a.スイカ
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単位もそろい、グループ化もされたので、
だいぶ読みやすくなったかと思います。
では、小説にこの考えは適用できるのでしょうか?
ぱっと見、心得二と同じことになりそうでは?
と思う方もいるかもしれません。
安心してください、これに関しては適用できます。
私が執筆中の小説、
「魔宝少女ホーリージュエルズ外伝
=魔法少女シャドウガーネット=」
を例に紹介しましょう。
①心得1のように文字数を同じくらいにする。
毎回同じくらいの量なら安心して読めるでしょう。
②後半の後書きには必ず次回予告を入れる。
これはアニメの構成を真似しています。
アニメをよく見る人がイメージがしやすくなる
と思いまして。
③毎週同じ時間に小説を投稿する
安心して、読みたい小説を待てるでしょう。
そのアナウンスをしていると尚良いかと。※2
④その人の呼び方を統一する
映像の情報がない分、かなり気を付けています。
章によって「あたし」「私」「<自分の名前>」「ワタクシ」と変わっていたら、
誰が喋っているのかわからないですもんね。
詳しくは心得七で説明したいと思います。
⑤読みやすい単位に区切って空行を入れる。
これは心得四で詳細を書こうと思っています。
ですが、大事なのは大きさを揃えることかと。
どうでしょう?結構できることありますね。
皆さんの小説の読みやすさを良くしたいとき、
揃えられるところは揃えてみる…
というのも良いのかもしれません。
今日はここまでになります。
それではまたお会いしましょう。
※1 スイカって野菜なの?
→調べてみたんですけど、「果実的野菜」と分類されていて
野菜でも果物でもいえるらしいです。
今回は私の個人的な見解で「地面になってるから野菜だろ」
ということで野菜に分類してしまいました。
※2 梟鸚鵡さんはアナウンス出来てるの?
→ん~活動報告ではしてたのですが、
見ていない人は分からないかもしれません…
この前ランキング上位の方のあらすじを見ていたら
毎日更新!と書いてあったを拝見しました。
あらすじは目を通す人多いと思いますので、
こちらに投稿時間を書こうかなと思っています。
本文の例として使った小説
「魔宝少女ホーリージュエルズ外伝 =魔法少女シャドウガーネット=」は
こちらから閲覧できます↓
https://ncode.syosetu.com/n6132gi/
どうでしょう?安心して読める小説になっていますか?