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義妹と過ごす教育実習記  作者: 名無なな
第二節 大学生活編
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小ネタ③

今回も会話文のみです。

【就活サイトの恐怖】


大名寺(以下大)「これは私の友達の話なんだけどね……、ある日就活生の彼女は、何となく某就活サイトを覗いてみたの……。するとね? 彼女はそこで恐ろしいものを見たのよ……!」


オウマ(以下オ)「……、」


大「――――何と! その就活サイトはいつの間にか20卒向けのサイトに変わっていたのよ!」


オ「怖え……! もしその彼女とやらが、未だ無い内定(NNT)だったらと思うと……!」


大「私は早い段階で滑り止めもらってたけど、今の時期にない人は色々キツイわよね……。周りが『なあなあ、旅行どこ行くー?』ってラインが回ってくるんだもの。それまでは互いに気遣っていたのにね」


オ「変にいたたまれなくなるからやめてほしいよな」


大「あ、そうだ。私たちも卒業旅行どこ行く?」


オ「て言った傍から貴様というお前は! 俺もまだ採用試験が残ってんだよ!」




【電車内から消えていく人】


オ「これは俺の知り合いの知り合いから聞いた話なんだが……」


大「あんたの場合、人見知りして話さないでしょうに」


オ「うるせえ。ごほん、その男性は三月から活発的に就活に勤しんでいた。毎日電車に揺られ、一時間以上かけて説明会やらに顔を出していたらしい。今日も疲れたな、なんて電車内の席に座っていると、ふと気づいたそうだ」


大「……何に?」


オ「三月四月までは大勢いたスーツを着た就活生が、六月に入って半分以下になっていることに!」


大「ヒエッ」


オ「『皆就職先決まったんだろうな。あれ? 俺まだ決まってない? 十一月からインターンシップに参加してたのに?』……、彼はそのことに気付き、今では心をやられ体調を崩しているらしい……」


大「あるよねー。電車内でスーツ着て、参考書片手にしてたら就活生だってすぐ分かるもん。日に日にそういう人が減っていくのは、確かに恐怖体験かもね」


オ「そういうお前はいつまで就活すんの?」


大「電車内の就活生が、私一人になったらかな」


オ「かっけえ!」



オチがなくてすいません。

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