風
あなたが関わったかどうかではなく
あなたがどう感じるか
それが未来のためになるかも
一陣の風が吹いた
古い老木が乱立する町に
強い風が吹いた
緑色の風だ
瓦版が風に舞う
大樹をつつき
弱っていく老木を
瓦版に導かれ
怒り狂った町民が
老木に斧をつきたてる
弱り切った老木を
緑の風が
勢い任せになぎ倒す
なぎ倒された跡地に
緑の風が連れてきた
若い芽が根をはる
町民は喜んで
緑の風を称えた
彼らは何も知らないで
緑の風を称えた
今は幸せなのかもしれない
私は恐ろしくてならない
この勢いがもたらした結果が
いつか後悔に繋がらないか
これが杞憂ならいい
杞憂なら
もし悲劇の始まりなら
いつか来る悲劇の責任を
町民は感じなければならない
感じられるほど
冷静で謙虚で利口なら
いいが
あくまで私の見解です
勢いとは怖いというのは誰もが一度が感じるのではないでしょうか
様々な勢いによって時に後悔することもあるものです
あとは一つの情報源に依存せず
多種多様な媒体から情報を得るべきです
終わったことを気にしてもしょうがないけど
次への何かになればいい
これも私の見解