百鬼神楽は夜に響く
赤座鐘矢は二年前の夏の日に神の加護という名の呪いを掛けられてから、あるものが視えた。それはあやかしと呼ばれる異形の化物。高校入学と同時に新天地・壮月区へやってきた鐘矢。あやかしを疎ましく思っていた鐘矢は、これからは彼等と関わることなく生きていくと決めていた。しかしその矢先、がしゃどくろと呼ばれるあやかしに襲われ、その上、神や大狐達の争いに巻き込まれてしまう。何の因果かがしゃどくろ――ガラシャの契約者として祭り上げられてしまった鐘矢はやがて、鹿姫や鎌鼬と出会い、百鬼戦争へと身を投じていく。
一方、鐘矢はもう一つの出会いを果たしていた。浮遊霊・朝宮との出会いである。あやかしを疎む鐘矢に、朝宮は自分と手を組んで人を喰らうあやかし、“悪食のあやかしもの”を討伐しようと提案する。それに乗った鐘矢は、普段の日常生活の中に“悪食狩り”としての裏の顔を持つようになり――。
一方、鐘矢はもう一つの出会いを果たしていた。浮遊霊・朝宮との出会いである。あやかしを疎む鐘矢に、朝宮は自分と手を組んで人を喰らうあやかし、“悪食のあやかしもの”を討伐しようと提案する。それに乗った鐘矢は、普段の日常生活の中に“悪食狩り”としての裏の顔を持つようになり――。
第一幕
序曲~骸は嗤う~
2014/12/23 12:08
(改)
1 赤座鐘矢の非現実的日常
2014/12/28 19:05
(改)
2 赤座鐘矢の逃走劇
2014/12/29 18:40
(改)
3 赤座鐘矢の傷心
2015/01/25 17:29