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三歳・1

 エレオノラの庇護も有り、ヘンリックは無事に三歳を迎えた。


 一歳の誕生日以降、月に一度程度のペースで奥方であるエレオノラに呼ばれて、アンドレアスや妹のフレデリカと共に午後のお茶と言うかおやつの時間を一緒に過ごすようになっているが、父親のレナートは一度もその席に顔を出したことが無い。それどころかヘンリックはただの一度も父親に会ったことが無い状態が続いている。

 メイド達の噂では、近頃のレナートはエレオノラと朝食だけは一緒に取るらしいが、その他の時間はどこで何をしているのか、まるでわからないらしい。


 五歳になったアンドレアスには新たに家庭教師が付くことになった。

 レディ・シュナイデルと言う、初老の独身女性だ。

 もともとは名門伯爵家の姫君であったそうだが、長い外国での学究生活ののち、久しぶりに帰国したら実家が取り潰されていた、とまあ、こんないきさつらしい。

 幾つもの国の大学や高名な学者のもとで学問に励んだという触れ込みだが、簡単な暗算がもたついたりするようで、侍女やメイドの中には「どんな学問を積んでいたのやら」と彼女の学力について疑問視している者もいる。本人の申し立てによると、神学とか哲学とか言ったジャンルがこれまでの専門の研究課題であったようなので、少なくとも実用的な学問のかなりの部分において、子供の教師役を務めるには向かない人物である可能性が高い。 

 

 この国にも大学に相当する教育機関は有るにはあるのだが、女性は一部の講義の聴講が許されるのみで、学位の授与は無い。当然ながら、教官への登用の道は閉ざされている。 

 別にそれだけなら、時折聞くような気の毒な話であって、アンドレアスにとって特に問題にもならないわけだが……レディ・シュナイデルの人柄自体、幼い子の教育係としては色々問題が多いようなのだ。

 何しろ身分意識が強烈で、自分は本来他家の使用人などになる身分ではない……と言ったようなことを、アンドレアスやたまに顔を合わせるだけのヘンリックにまで繰り返し言うのだ。


 ヘンリックはたまに顔を合わせるだけであるし中身が大人なので、「残念な人」だと思うだけだが、常に一緒のアンドレアスは相当にストレスを感じているようだ。もうすでに頻繁に瞬きをしたり、爪を噛んだり、奇声を発したりといった症状が現れている。

 エルフに対する偏見もきつく、当然ながらエルフの血を受けているヘンリックに対する扱いは露骨に差別的だ。アンドレアスは必ず「様」をつけて呼ぶのに対して、ヘンリックは常に呼び捨てだ。

 それが自分の本来の立場にふさわしい扱いだろうと思いつつも、やはり不愉快なヘンリックである。


 ちなみにヘンリックを「坊ちゃん」と呼ぶメイドたちにも、自分にならって呼び捨てにするように説教していたが、誰一人従わない。それどころか、大いに反感を買っている。

 どうやらメイドたちは「自分だって使用人のくせに、偉そうに」とみているらしく、レディ・シュナイデルは皆の嫌われ者だ。


 最近はズラ疑惑が発覚したために、メイドたちは「あの婆様、帽子のさらにその下に禿げ隠しのカツラまで被ってるんだよ」などと楽しそうに噂している。

 何でもレディ・シュナイデルの芸術的デザインのカツラが庭で散策中の奥方様と姫様の御前で、風に吹かれてズレたのを複数のメイドが目撃したのだそうな。

 メイドのジーナはとりわけきついことを言うので、ヘンリックはヒヤヒヤしている。


「奥方様も後で思い出し笑いをなさってたんだから、やっぱりあの婆様を嫌っておいでなのは間違いないと思うよ。少なくとも、良い感じをお持ちじゃないのは確かだね」


 ヘンリックもその見方は正しいと感じているが、ジーナのように人前で口にするのは危険だろう。


「ジーナ、どこで誰が聞いているか分からないから、うかつなことは言わないでおくれ。ジーナがこの邸を辞めさせられたりしたら、僕は困り果ててしまうから」


 ジーナの悪口に共感しつつ、一応、ストッパー役を務めることにしているヘンリックだ。 


 妖精たちの噂によればレディ・シュナイデルの採用は国王サイドからのプッシュで決まったようだが、国王自身がレディ・シュナイデルの学識なり人柄なりに信頼を置いているという訳でも無いらしい。

 そのためだろうか。

 レディ・シュナイデルはエレオノラにも警戒されているようだ。

 というのも、関係は今でも険悪だと推測されるマルグレーテ王妃の側近たちと親しいのではないか……と言う噂が絶えないからだ。


 ちなみにヘンリックは生まれてこの方食事や入浴、衣類や寝具・居室の手入れや掃除一切に関してダニエラに色々と配慮してもらっていたが、最近は長男のレオの体調が思わしくないとかで、ダニエラは家政や財務に関する業務に係わらなくなってしまった。

 これも、レディ・シュナイデルが「色々出しゃばって引っ掻き回すから」だというメイドたちの噂が本当かどうかヘンリックにはわからないが、近頃、ヘンリックの食事のグレードが下がり気味なのは確かだ。

 

 ダニエラが全面的に家政を仕切っていた頃なら、アンドレアスとヘンリックの食事の献立は、ほとんど一緒であった。食器類の素材が異なる以外は、ごく一部の贅沢なデザートがヘンリックにはつかなかったりしただけであった。


 だが今は、メニュー自体がアンドレアスと全く異なっているらしい。

 たとえばヘンリックの朝食は、雑穀類の粥にドライフルーツとナッツ類が定番で、卵・チーズ・焼いた干し魚からどれか一品、後はどういうわけかデカいパンと塩味のスープがつくと言う献立だ。

 デカいパンと塩味のスープは力仕事などを行う使用人たちの標準食らしいが、公爵家のメンバーにはふさわしくないとされる物であるらしい。

 精神と頭脳は大人でも、体は三歳児のヘンリックに、自分の顔よりデカいような、ズッシリしたライムギパンなんて食べ切れるはずもない。だが、食べ残りは給仕を担当する者が好きにしてよい決まりなので、ヘンリックはいつもジーナに食べてもらっている。塩味のスープは前夜の夕食時に残った野菜や豆などと、肉を取った残りの骨を煮込んで塩味をつけたものなのだが、素朴な味で、案外うまい。それでも三歳児にはどんぶり一杯は多すぎるので、これも八割がたジーナの腹に納まることになる。

 ジーナは連日、こまねずみのように働いているので幾ら食べても太らないようだ。


 妖精たちの話や、メイドたちの噂からすると、アンドレアスの朝食は砕いたクルミを加えた大麦の粥に、卵料理と肉料理を一皿ずつ、チーズを乗せた上等な白い丸パンに果物と言うメニューを、蜂蜜とオレンジピールを加えたホットミルクを飲みながら食べるらしい。

 ヘンリックはホットミルクが苦手だし、この国では下品とされる干した魚も好きなので、別にうらやましくは無いが、ジーナは食事の格差がひどくなったと憤慨している。肉料理が無いのが許せないらしい。


「何というか、食事が使用人と大差無いって言うのが酷いって思うんですよ」

「僕はまあ、平民なんだし、あちらは王子様なのだから、違っても仕方ないさ」



 見方は色々あるだろうが、実の父親に認知すらされていないらしい庶子としては、破格の好待遇だとヘンリックは見ている。何より生まれた年に、ほぼ毎日の頻度で家令の娘であるダニエラの乳を飲ませてもらえたのは大変に有りがたかった。おかげでエルフの血が混じっていても、この邸の使用人たちからひどい扱いをされずに済んでいるのだと思っている。


 このトリクム王国は隣国のミシュアほどエルフに対する差別がキツイわけではないが、人間との混血児は「混ざり者」などと呼ばれて忌み嫌われている。少しでもエルフの血が混じっていると、警戒されることも多いようなのだ。エルフの血を受けた子供の周囲では、並の人間には理解しがたい魔力の暴走に伴う怪奇な現象が頻発するとされるのが、主な理由なのかもしれない。


 ヘンリックの見た目は、よほどエルフに詳しい人間でないと「混ざり者」とは判別できにくいようだが、魔力は人間のたいていの魔法使いより強いらしいので、警戒されないようにヘンリックも色々気を配ってきた。無論、妖精たちの助言を受けてではあるが、毎日の匍匐前進など、魔力の制御に効果的な鍛錬に励んでも来たのだ。


 古本置き場然とした書庫に入り浸って本を読み、魔法の初級過程について自習し、魔力の暴発に対する対策も実行している。識字率が二十一世紀の日本よりはるかに低いだろうと推測されるような社会では、古本だってそれなりに貴重品だ。

 嫡男用の豪華な部屋に隣接したアンドレアスの書庫は、レディ・シュナイデルが豊富な予算を使って選りすぐりの子供向け書籍を集めたということらしいが、神話や英雄譚の類を豪華な絵本に仕立てた物が大半で、あとは多少の図鑑類、子供向けの辞書、そんな程度の代物しか無い。

 見てくれは悪いが、間違いなくヘンリックが使用している書庫の方が内容は充実している。


 エレオノラはヘンリックにも学問の師匠を見つけようとしてくれたらしいが、既に読み書きも計算も並みの大人より出来るレベルなので、勝手に自習した方が気が楽なのだ。文字を書くのも、古い教科書や自習本のお蔭で上達した。家令のゲオルク・シュルツが「公式文書の表書きをお願いできるほどにきちんとした字をお書きになる」とお世辞半分でも言う程度にはなっている。


 紙は高級品だから、庶子の身の上では自由に使わせてもらえない。そのため最初の頃は、床や地面を指でなぞって文字の練習した。全部の文字がスラスラ書けるようになったころ、ジーナは勤めを辞める侍女からお古の蝋板と鉄筆をヘンリックのために貰ってきてくれた。


「綺麗に詩の一つも書き取りが出来るようになったら、シュルツ様にかけあって、紙も使わせていただけるようにしましょう」


 字の読めないジーナに書き取りが綺麗だとか汚いとか果たして判断が可能なのか疑問だが、ジーナは大真面目で言っているようだ。


 この世界の詩は、音楽をつけて吟じるのが普通であるらしく、有名なものは英雄豪傑の活躍を伝える内容で、結構どれも長たらしい。幼児の筆力では蝋板に美しい筆跡で何百字も書き上げるのは、なかなか大変だが、そのうち楽にできるようになるだろう。

 短い詩も皆無という訳ではないが、大半が戯れ歌とか春歌に近い代物で、中には政治や時の権力を批判した物も含まれていて、貴族の家の子供が筆写するには相応しくないものばかりだ。

 無難な英雄伝説の詩の一つもキチンと筆写できるようになったら、紙の使用に関する交渉はジーナに任せれば大丈夫だろう。


 三歳になってからは起床後に騎士たちの早朝鍛錬を見学し、その後朝食と言うのが日課だ。

 騎士たちの武器は小型の盾と手槍か両手剣が主流らしい。他には戦斧やメイスも見受けられる。

 弓は獣などの腱や骨などを膠で張り付けて作成したタイプの合成弓が標準的なタイプらしい。和弓やイングランドのロングボーのような長弓は、ヘンリックが目にした範囲の書物には記載も無いし、騎士や兵士たちが所持しているのも見たことが無い。

 弓に関しては速射と騎射のトレーニングが重視されているようだ。だが、いわゆるパルティアンショットのような馬で退却しながら後ろ向きに矢を放つ、というやり方はこの国では存在しないらしい。

「卑怯だ」と言うような精神論によるものでもなさそうなので、単に知られていないだけかもしれない。


 アンドレアスは五歳になって騎乗用の仔馬を貰ったが、ヘンリックが近い将来仔馬を貰う可能性は極めて低い。馬は高額で、特にアンドレアスの仔馬のような名馬の子となると、簡単に手に入らない物なのだ。

 毎日幼いヘンリックが実に真剣に武芸の鍛錬を見学しているので、国元に子供を残してきた騎士がヘンリックを抱っこして馬に乗せてくれたりすることも有る。

 妖精たちと仲が良いおかげで、馬との念話も可能なため、意思疎通もスムーズだ。馬の思考は妖精たちよりもっとシンプルで、素直だ。どの馬もなかなか可愛いとヘンリックは感じている。

 蹄鉄に小石が挟まったとか、緩みかけているとか、アブにやられたとか、そういった不調もヘンリックにはすぐわかるので、馬主の騎士に教えると、すごく感謝される。


 鍛錬の見学後は朝食で、その後は昼食まで書庫に籠って、何か面白そうな本を読むのがヘンリックの日課だったのだが……



「ヘンリック! 絵本読んで!」


 レディ・シュナイデルがやってきて以来、ほぼ毎日アンドレアスがやってくるようになった。朝食後の着替えだか化粧だか知らないが、連日レデイ・シュナイデルの監視の目が緩んだ際に抜け出して、ヘンリックの部屋までやってくるらしい。

 普通の女の使用人はいちいち食後に着替えなどしないが、自分は貴婦人であると自己規定しているレデイ・シュナイデルとしては外せない日課のようだ。


 一度、庭のあずまやで癇癪を起して泣き叫んでいたアンドレアスに、握りしめていた『英雄アンドレアスの悪龍退治』の絵本を臨場感たっぷりに効果音付きで読んでやったのが、大層気に入られてしまったらしい。

 自分と同じ名の太古の英雄には特別な親近感を持っているのだろう。

 そもそもの癇癪の原因は、レディ・シュナイデルの読み聞かせが「へたくそだったから」らしい。

 ヘンリックとしては痛しかゆしだが、アンドレアスが「絵本を読んでもらうお礼」として持ってきてくれる菓子類はジーナが楽しみにしているので、あまりそっけなくは出来ない。

「お支度が出来た後」 アンドレアスを迎えに来るレディ・シュナイデルがつぶやく「エルフ混じりの卑しい子供」とか「奥方様の御慈悲でどうにか生き延びているだけの厄介者」とかいう怨嗟をこめた不快な言葉は、完全に無視している。

 アンドレアスは言葉の意味を完全に理解しているわけでは無さそうだが、差別的で陰険な態度は不快らしい。


「レディ・シュナイデル! ヘンリックは僕の弟なんです。母上もそうおっしゃってます。だからもっと、ヘンリックと仲良くしてください」


 アンドレアスが宣言したおかげで、表立った形での嫌がらせはとりあえず無くなったのだが、相変わらず陰でヘンリックをボロ糞にけなしているのは確かだ。

 邸の使用人達はレディ・シュナイデルに反感を持っているために、誰も同意しないのが救いだが……王宮内の親王妃派の連中は、対立するエランデル公爵家の「エルフ混じりの厄介者」のことを勝手に噂しているらしい。


 エレオノラは将来的にヘンリックをアンドレアスの補佐役的な立場に置きたい気持ちがあるようだが、現在のトリクムの貴族社会ではエルフの血が混じった者に対する偏見がきついので、難しいとヘンリックは見ている。

 レナートから妹のフレデリカの婿への代替わりがスムーズに進むのかどうかも疑問だし、アンドレアスの処遇に関しては親王妃派が関与する可能性が極めて高い。レナートは相変わらずヘンリックの顔も見に来ないし、どこかの娼婦のところでアンドレアスは自分の子ではないとか言ったとか言わなかったとかいう噂もちらほら聞こえて来る。

 王妃が男子を産めば、アンドレアスの立場は弱いものになる。レナートとエレオノラが亡くなってしまえば、エランデル公爵家自体が存続できるかどうかも怪しいのではないかとヘンリックは危惧しているが、無論そんな話を口にしたことは無い。


(アンドレアスは良い子だけど、特に賢いわけじゃないし)

(アンドレアスは可愛い子だけど、魔力は全然ないし)

(これから大変だね~)


 将来的には、アンドレアスや妹のフレデリカを多少なりとも助けた方がいいんだろうか?

 ヘンリックとしても迷うところだ。


(お前は早くこの家から出た方がいいよ)

(どこかよそで魔法と武術の修業の仕上げをした方がいいよ)

(お前は外からアンドレアスを時々助けてやるぐらいで十分)

(そうそう、それで十分)

(魔法で空を飛べるようになったら、多分、エルフの森の中に入ることもできる)

(入るだけ、だけどね~)

(本当にすごい魔法使いにならないと、エルフの王には会えないけどね)

(お前も大変だね~)

(本当にすごい魔法使いにならないと、秘密の書庫の一番奥の棚の本は読めないらしいよ)

(そうそう。でもほんとのことは妖精にはわかんないけどね)

(だよね~)


 つい最近、ヘンリックは秘密の魔法書の書庫へのカギとなる封印の石版が庭にあるのに気が付いた。

 自室から見下ろせる位置に生えている大きな樫の木の根元にその石板は嵌りこんでいる。大きさは成人男子の手のひら程度で、いささかいびつな円形だ。


「来たれ、選ばれしものよ」


 そんな文字が黒とも紫ともつかない色合いで不思議な光を放って浮かび上がっている。木と一体化したような茶褐色の石版に文字を刻んだという感じではなくて、魔力に反応して文字が浮かび上がる一種のホログラムのような手法らしい。

 まだ、その封印を解くには至ってないが、妖精たちに言わせれば(石板がきちんと見えるようになれば、封印は解けたも同然)などと言うので、気になって仕方がない。だからと言って、アンドレアスや使用人の目が有る時間に封印を解きに行けるはずもない。


 特に隣の大国ミシュアの連中と親しいレディ・シュナイデルには、絶対に秘密の書庫の存在を知られるわけにはいかないと、ヘンリックは思っている。


 

誤字脱字の御指摘、大歓迎です。

感想も大歓迎です。

ここまでお読みいただいて、ありがとうございました


※家庭教師がけなすのは主人公のヘンリックです。国号はトリクム王国です。

間違っていましたので11月29日訂正しました。すみませんでした。

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