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第五話 夢の中で伝えられた俺がこの世界に来た目的。

説明回に入ります。

その場所は暗闇でシーンッとしていた。何もなく、何の音もせず、何の匂いもしない。そんなひどく寂しい場所に俺は立っていた。

「やぁ!巻き込まれた最強の者よ!災難だったねぇ!」

声のする方に意識を向けてみた。そこにいたのは小さい子供。髪は白く、目は黒い。服も白一色で存在感が薄そうなのに妙に威圧感があった。

「お前誰?」

そう誰何すいかすると・・・

「僕をお前呼ばわりなんて、やっぱり君はおもしろいな!!」

「おもしろい?ただの子供に敬語なんて必要でもないし敬意を払う必要もないだろう。むしろこっちの方が年上だ。」

そういうと、男の子は腹を抱えて笑っていた

「ぷっ・・あはははははははは!!やっぱり君を選んで間違いなかった!この我にそんな口の聞き方したのは君が初めてだよ!」

「いや、笑う要素なくないか?どう見ても俺の方が年上なんだけど・・・」

どう見ても子供だ。どれだけ高く見積もってもせいぜい小学校3年生が限度だろう。そう思っていると・・・

「私こう見えても君よりず~~~っと長く生きてるんだけどねぇ。」

ころころ一人称が変わるやつだな。ていうか俺よりずっと長く生きてるだって?どうもそう見えないなぁ

「とにかくお前は何者だ?」

「ふ~、笑った笑った。そういえば言ってなかったか。余はテル。この世界の唯一神さ!」

「唯一神?なんだそれ」

名前からして神様だなんて信じられないなぁ。これなら城下町の子供です、と言われた方がまだ信用できるね。

「ん~、唯一神とは名前を読んで字の如く一人しかいない絶対神なのだ!」

一人しかいないって、元々神様って一人しかいないもんじゃないのか?俺の元いた世界でも神様は一人だと思ってたけど。

あ、でもキリストとかメシアとかゼウスとかいっぱいいたわ。

「へ~、この世界には一人しか神様いないんだな。」

「それは違うよ!」

いや、そんな超高高級風に突っ込まなくても・・・

「違うって、さっき自分で言ってたじゃないか。この世界唯一の神だって。」

「ごめんごめん、ちょっと説明不足だったね。正確にはあたしは神様達の頂点に立つんだよ。権力的にも力的にもね。」

「神様たちの頂点?」

やっぱり神様は複数人いるんじゃないか。

「うんうん、君に分かりやすく魔の神々とか光の神々とかよりも上の神様なの。」

「ふうん、で?その唯一神様がどうして俺のところへ?ていうかここどこ?現実?」

「あんまり驚かないんだね・・・それとここは僕が作り出した夢の世界さ。君の意識をここに引っ張ってきたんだ。」

「どうしてそんな事をしたんだ?」

あまり意味はないんじゃないのか?本来こういうことは勇者である蓮夜達一行に会いにいくべきだと思うのだが。

「ここで本題なんだけど、君に第四勢力になって欲しくてね?」

「は?第四勢力?」

なんだそれ・・・

「そう、第四勢力!この世界は簡単に言って三つの勢力があるのは知ってるよね?」

それはもちろんしっている。俺達人間族、それから尻尾とか頭から犬耳とか猫耳が生えてる獣人族、それから見た目は俺達人間族とあまり変わらないがその溢れ出る魔力、者によっては角とかが生えてる魔人族のことだろう。

「ああ、人間族、獣人族、魔人族。この三つの勢力で間違いないか?」

「うん、間違ってないよ。大正解☆」

イラッ

「ああ、ごめんごめん。そんなに怒らないで。」

「さっさと本題に入って欲しい訳だけど?」

「うん。それでね僕が君にお願い事があるからなんだ。」

唯一神なのに頼みごとねぇ。

「それ俺にする必要あるのか?俺より俺と一緒に来た友人達の方がよっぽど協力だと思うけど?」

「それがね~、勇者達じゃダメなんだよ。僕の願い事を受ける資格がないんだよ」

「資格?」

「うん。僕の目的、それは3つの勢力が仲良く暮らせる国を作ることなんだ。」

おいおい、唯一神様大丈夫か?3つの勢力が仲良く暮らせる国を作るだと?そんなの・・・

「夢物語じゃないか。」

「そう、そんな馬鹿げた夢物語が僕の目的なんだよ。その夢物語を僕の代わりに作って欲しい。」

それだとますます何の力も持たない俺じゃ資格がないじゃないか。

「何故そんなことを俺に頼む?なんの力も持ってない、この俺に」

何の力も持たないから・・・・・・・・・・こそ、だよ。」

「何の力も持たないからこそ?」

ダメだ、ますます意味が分からない。

「そう、光の神々や魔の神々の加護や力を持たないからこそさ。」

「光の神々と魔の神々ってあの蓮夜達の加護にある武神とか女神とかのあの神様達か?」

「そう、その神様達が光の神々だよ。」

その加護を持ってない俺に国を作れだって?そんなの無理じゃないか。

「何故?普通に考えて魔の神々や光の神々の加護や力を持っていた方が力があっていいじゃないか。」

普通に考えれば俺の考えが的を射ているはずだ。

「君は勇者や魔王というものがどうやって生まれるか知っているかい?」

「さぁ・・・」

「勇者や魔王はね、簡単に言うと加護を持った者が等しくなるんだ。」

加護を持ったやつがなれるだって?

「それだと世界の住人の3、4割は勇者になれるぞ。」

この世界の住人でも加護持ちは多いとは言えないけど確かにいる。

「ううん、それは少し違うかな。」

違う?

「何が違うんだ?」

「勇者や魔王になれる加護は決まっているんだよ。勇者達が持ってるのは光の神々が持っている加護さ。でも住人達が持っている加護は唯一神である僕が作ったなんてことはない、ちょっと人より毛が生えた程度になる、そんな程度の物さ。例えば回転の加護っていうのとかね。これは普通の思考速度に加えてほんの少しの考え事なら並列思考が可能となる程度さ。このりんごをどう剥こうかと料理の片手間に考えれる程度のさ。」

本当にちょっとした事だな。

「でも僕よりは下だけど力をもった神々がいたんだ。そいつらは僕が敷いたルール、神は基本世界に干渉しないっていうルールをぶち壊したのさ。ご丁寧に僕を封印してね。今も僕はちょっと無理して君に干渉してるんだ。」

「その力を持った神々っていうのが魔の神々と光の神々?」

「そう。そいつらは独自で思いっきり強い加護を作った。それを耐えれる器を持つ人間が現れたら付与させようと考えて、ね」

「どうしてそんな事を?」

そんなことをして勇者と魔王を生み出して何するんだ・・・何か意味があるのか?

「簡単だよ。どちらがより優れた神様かっていう喧嘩さ。」

「・・・喧嘩?」

「そうただの喧嘩」

なんか想像してたのよりもっと単純というか馬鹿らしい理由だった・・・


最後までご覧になってくださってありがとうございます。

ただの説明回になってしまい申し訳ありません。次の話で説明回と主人公の文房具が目覚めます。この回で終わらせられなかったのは作者の力不足です・・・ 

まだまだ精進したいと思うので応援よろしくお願いします。

誤字脱字がありましたらお手数ですが報告よろしくお願いします。

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