【プロットタイプ】敗北
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
上手い回答が出来ない人間なので、感想欄閉じてます。
これは読者様の問題ではなく、私の問題。
詳しく知りたい方は代表作の『作品と作者の注意点』に書いてあります。
※『小説家になろう』、『カクヨム』様にも投稿をしております。
注意事項2
先見の明がないのは私もか。
落ちるのが分かっていて、其れを見逃したのだから。
敗因は大抵自身にある。予測出来なかった自分にある。
特段優れたところがない。何方かと言えば劣っている。そんな私の唯一にして無二の才と言えばメタ認知であり、此処が抜けると何者でもなくなる。
それぐらい日常や、過去や現在をメタ認知に依存しているのだが、だからこその欠点という物を身をもって知った。
あれは私の敗北でもある。
PMSが後半を迎えた。適応障害が酷く再熱する時期であった。
まぁそんな事は私も重々承知していたし、だからこそ、電車で眠り、思考を半強制的に辞める為に、瞑想を入れていた。だから朝は寧ろ気分が良かったし、ある意味での酩酊感があった。
そうして午前を終え、午後三時を迎えようとしていた時のこと、隣から雑談が聞こえた。
――足がつりかけて。
そう。いい気味だね。
――睡眠時間四時間しかない。
早死すればァ?
――この金額抜けてたんだよね。全く、だからあの企業は。
先見の明がねぇのは、テメェもだろうがよぉ!!
何時もは流せる雑談が、上司の声が聞き流せなかった。異様な程に神経に焼き付いて離れない。
当たり前な事であった。適応障害がそう簡単に治る訳ないし、そもそも寛解故に、何時でも再熱、再発と隣り合わせであるのだから。
神経が荒くなる。落ち着かない。其れは分かっていた。でも誰も止めなかった。私の中の全てが、止めなかった。だからそのままやり過ごせると判断した。
気が付いたら、戻れないところまで来ていた。
「瑠衣たぁん、また職場で過呼吸起こしてー、部長が今回対応してくれたのねー」
帰って来て、同居人の瑠衣に今日あった事を話す。すると視線を此方に向けて、ただじぃっと此方を観察する。
「あれは私の敗北だね」
PMSも適応障害の再熱も分かっていた。ヤバいと、分かっていた。けれども警報はあったのに、其れを通した。全ての私が其れを見過ごした。胡座掻いてた。
「変なところで尖ったかんな」
其れは紛うことなき、敗北であった。
後先考えない上司なんですわ。
見かけばかり気にして、それ要らない(かなり重要なセル)とか言うですわ。
ま、先見の明がないのは私もか。
まぁ、私も鏡花も、何物でもない人間。
長所もなければ、利点もない。そんな人間。
ただ唯一無二の能力が、メタ認知。
これでゴリ押しして生きてますし、これがないと本当の意味で烏合の一つ。
何物でもない人間になる。
だからこそ、そこを突かれた話。
あのね、メタ認知に依存するとどうなるかって言うと、
『常に自分の状態は見えている』
と無意識に錯覚するんですよ。
えぇ、常に疑ってますよ。自分の発言、行動。
でもだからこそ『此処まで疑ったんだからいいでしょ』って油断がある。
逆説的に、『メタ認知が機能しなくなる』。
そしてそこを突かれた。
PMSも後半だった。
適応障害の再熱周期だった。
でも『全ての私』が、『止めなかった』。
※これ、内的家族システムって心理学で言うらしい。
例えば批判する私、慰める私、指示をする私。
これらを内側に抱えることを内的家族システム。
だから走ってしまった。
私が適応障害と倒れた時と同じことが起きた。
まだ大丈夫。
いいえ、私の体は大丈夫じゃない。
体は警報出してた。
でも全ての私の人格は、それを見落とした。
耐えられると思ってしまった。
それだけ監視体制置いてるのに、理解できなかった。
私の怠慢ですねぇ。
追試
ラプラスの魔
※全ての物理法則を瞬時に演算出来たら、未来予知可能。
とか、
〇藍と〇ザール
※意訳するけども、
数千、数百の目があれば、ソフトウェアのヤバいバグは潰し回れる。
とかと似た感じ。
自分のことは、充分な目で見ていたし、予測もしてたはずなんだけどなぁ。




