学校の行き帰り
なぜ有我の頭脳は大我以上になったのヵ・・・
それは天国での出来事が関係していた。
天国で大我は、研究、開発を熱心にやっていた。有我は勉強、研究、開発をしながら、事件も解決してきた。
そう。この18年間で大我のやることの3、いや5倍以上は多かっただろう。
だから、ここまで有我の頭脳は進化してきたのである。
その間、大我は有我が何をやっていたことも知らなかった。
有我が大我に説明すると・・・
「な、なんだと~~ぉぉぉぉぉぉおおおお!!??」
大我は有我を突き飛ばした。
「っ!自分がさぼっているから悪いんだろ!?だ(ど)アホぉ」どごぉぉぉぉおおおおん!
雷が落ちた、雷の音で有我の声は大我に聞こえていなかった。
今は学校に向かって歩いている途中だったのである。
交通事故の5年前は大我が11歳(5年生)有我は8歳(2年生)だ。
学校の前で二人の親友が二人いた。それは一年生からいつもだった。
名は、佐藤 大輔と佐藤 勇輔
その二人は大我と有我と同じで交通事故で亡くなった。
「ぅッ」涙をこらえた有我。
大我は思った。
(もしかして、大輔たちがこの事故のカギかもしれない・・・)
大我がこう思うのも仕方ない。もし交通事故が起きなかったら、キャンプ場についていたから。
それを計画したのが大輔と勇輔だったからである。
「キーンコーンコーンコーン」
みんなは声をそろえて「やべっ時間だ」大急ぎでみんなは教室に向かった。
「キーンコーンカーンコーン」
生徒たちの声が運動場に響く「じゃーね~。また明日~。ばいば~い」
そのころ大我たちと大輔たちは帰りながら喋っていた。これはいつものことであった。大輔たちの家は、かなり遠い。学校から1時間ほどだ。大我たちは先に家についた。大我は自分の部屋に閉じこもり推理中。
有我も同じことをしていた。
「あ!!」大我のポケットにはなにかが入っていた・・・
ポケットには何が入っているかな?次回のお楽しみ♪次も見てね♪