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「ご主人様、よろしいでしょうか」

「あぁ」


アイリスがリーファを連れて部屋に入ってきた。

リーファは体を綺麗に現れタオル一枚で少し恥ずかしそうな顔をしている。


「彼女は従順な奴隷です」

「支配の契約がどの程度のものか詳しく知りたいな、服従するとして感情はどうなるんだ?」

「確かめてみてください」


リーファは普通の人間と変わらないように見える、恐れを抱いているようにも反抗する気もなさそうだが…

支配の契約というくらいだから命令は絶対だろう、嫌だという感情が残るのか、それともそれすらも自由に変えることができるのだろうか。


「愛せ…だと人によって愛の形は変わるよな…」

「具体的に命令してはいかがですか?」

「よし、リーファは今日から俺のいうことを聞くことが幸せを感じる瞬間になる、命令に疑問を持たず俺に心酔する明るい女の子になれ」

「わかりましたご主人様っ!」


そう言ってリーファは俺の腕に抱きついてくる。

後者みたいだな、支配の契約は精神の書き換えも自由みたいだ。


「お前は俺の大切な女の1人だ、死ぬことは禁止、勝てないと判断したら必ず逃げろ、これからはダンジョンの防衛にも加わってもらうが基本的にはダンジョンに入ってくる冒険者の騙し討ちだ」


「わかりました!」


リーファはスキップして部屋を出て行った。


「あのままダンジョンの防衛に行ったりしないよな?

「バカではないので最善の行動を取ると思います、タオル一枚でダンジョンで騙し討ちするほど極端ではないでしょう」

「ならよかった」


アイリスは俺の隣に来て袖引っ張る。


「…ご褒美が欲しいです」


甘えてくるアイリスが可愛くて俺はイチャイチャすることにした。


「愛してるよ…アイリス」

「あっ…」


唇を重ねて舌を絡ませる。

アイリスから漏れる吐息がエロすぎてたまらん。


まぁそんなこんなでたくさん愛でられてアイリスも満足したみたいだ。


「ご主人様…」


アイリスは俺の腕の中で嬉しそうにくっついている。

たくさん中に注がれたのがそんなに嬉しかったのだろうか。


「リーファが仲間になって力は増したか?」

「はい、ゴブリンだけでなくローパーやスライムの召喚もできるようになりました」

「人間の手下が1人増えただけで変わるものだな、この後ローパーとスライムを召喚して数を増やさせてくれ」

「畏まりました、ご主人様…もう少しくっついていてもよろしいですか?」

「まだ欲しいのか?」

「…はい」

「俺は一度眠る、仕事が終わったらベッドに潜り込んで奉仕しろ、俺の目が覚めるまでだ」

「ありがとうございます」


アイリスは部屋を出て仕事をしに行った。

こんなに順調でいいのだろうか、俺は眠りにつくことにした。


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