激戦地の最中で……
隕石が落ちた。
1/100億の確率を引いた。
幸運か、不幸か。
俺は見事にそれに当たり死亡。
近くの人は重症のみで済んだらしい。
つまり俺だけ死んだ。
「と、いうことですか」
『本当に申し訳ない』
無能なハゲはそのように言っており。ここに存在してはいけないと心の底から思うという事はつまり、ここは死後の世界。
うん、式おかしくね?
「で、自分はなろ○系ですか?ピク○ブ系ですか?それともハ○メルンやカク○ム系ですか?」
『良かったの。ワシが○ろう系ご都合主義な神様で』
………勝った
人生に勝ったんだ。
これから俺はハーレム生活を過ごせるンダァ!!
『で、どんな能力が欲しい?』
「ロボット」
『………え?なんて?』
「ハーレムと言えば好きな物に囲まれる世界。つまりロボットに囲まれる世界。Q.E.D.」
『いや、証明できてないからの?あとそんなに気軽にQ.E.D.使わんでくれ。なんか恥ずかしい』
なんかハゲジジイが頬を紅く染めるとか気持ち悪くて吐き気がオロロロ
『そろそろ時間も迫ってきてることじゃしの。さっさと能力与えて下界に降ろすぞ』
「イエッサー」
で、与えてもらった能力はロボット系の能力らしい。
言語化とかは複雑だから一個に纏めたとの事だ。
『じゃあの〜』
「いってきま〜す」
さあ!夢の国へさぁ逝くぞ!!
***
「……戦時中とか聞いてない」
目を覚ますとまずは砲撃の雨。
砂埃で見えなくなった平原。
曲射される炎の玉。
これ……思ったよりヤバい世界かもしれない。