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妄想短編集

キョムキョム

作者: トロピカルサンド





すまないが今日は自分語りをさせてもらおうと思う


俺はそこらへんにいる普通のサラリーマンなのだが

最近よく会う人たちがいるのだが


近くにある某私立学校に

入学してきたらしい生徒たちなんだが


やはり 何かどこかおかしいようだ

頭がいいのか悪いのか

バカと天才は

紙一重というがあれはどうなんだろうか?


『人間』と連呼してたり

意味もなく

『それは食べ物やなぁ』とか言ったり・・・


会話は聞いてるだけで

まぁ特にうるさいとかはなく

普通なんだが


やっぱり

そんなへんなことを聞こえる範囲で

言われると気になるもんで

一旦耳に入ると駅に降りるまで

話を聞いてしまう


それでまぁ

本題なんだが


今日は

そいつら

駅に着くまでの道で

急に『キョムキョム』とか言い出したんだ

一瞬耳を疑ったよね

いままではちゃんとした

言葉だったのに


今日は本当に意味がわからないんだから・・・


もうマスクの下で

口角が天元突破グレン○ガンしそうになったよね


それでまぁ

ちょっと聞いてたんだけど


『キョムキョムってさぁ

 キョムキョムやんか?』


『そやなぁ・・・』


そやなぁ!?どういうこと!?


『でもさぁ

 キョムキョムはさぁ

 キョムキョムimg キョムキョム of キョムキョムlyやしさぁ

 難しいよねぇ』


『そやなぁ・・・』


そやなぁ・・・


もうね 何も考えられなくなったよね

しまいには


『キョムキョム

 キョムキョムed

 キョムキョムed』


『If キョムキョム were

 キョムキョム, キョムキョムing キョムキョム of

 キョムキョム would be キョムキョムed

 unless キョムキョム is キョムキョム』


とかいいだして

あぁ ヤベェなぁ

と思ったよね


それでも

ニコニコ楽しそうに笑い声あげて

言ってるんだから

あぁ これが青春かぁ・・・

青春か?


と思ったよね


ずっと『キョムキョム』言ってるし

まぁ楽しそうだからいいやぁと思って


駅まで聞いてたよね


まぁ一人だったから

一人だと無性に他の人の会話とかに聞き耳立てちゃうよね


まぁ でも

あぁ 平和だなぁ と思ったよね





一人で電車の中とかにいると

暇つぶしとかで他人の会話聞きたくなりますよね?


・・・・読んでいただきありがとうございました


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