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試験体一号

初投稿です!

良ければ読んでもらえると幸いです。


俺は異世界物が大好きだ。

死んだら異世界に行けるとまで思うほどに。

かっこいい主人公。味方と一緒に魔物を倒して冒険を楽しんだり。はたまたチート級に強くなり俺TUEEEEEE!!!ってなるのもいい。逆に弱すぎるのもありだ。

と、いろいろな主人公がいる。自分もその中の一人になりたいと本気で思った。

そんな俺は、18歳、病気のため病室で息を引き取った。

俺の人生はあっけなく幕を閉じた。

なんか、それっぽくね?

ほら、異世界転生って何らかの事故とか、病気で死んで、異世界キターーー!ってなるでしょ?

それだよ。とかなんとか思っているうちにちょっとずつ感覚が戻ってきた。


そして俺が目を覚ますと。

いたよ。神様。しかもめっちゃ可愛い。女神だ。

「聞こえていますか?」

「あぁ、はいはい。ばっちりです。聞こえまーす。」

「分かりました。では、いまから言うことをよーく聞いてください。あなたは、たった今病気で命を落としてしまいました。ここまでは大丈夫ですか?」

「はい、大丈夫です。」

すると女神はにこりと微笑み

「そこで、いま我々天界の民が行っているのが」

キター!これはきましたわ。

「それってもしかして、」

異世界転生!

「ゲーム転生です!」

ん?

「知っていますよ~。地上の人たちはみーんなゲームが大好きだということを!」

「え?その違くて、」

「遠慮なさらずに~。あなたもゲーム好きですよね?」

な、なんだこの女神さっきまでおしとやかな雰囲気だったのに急にがつがつ来るんだが

「ま、まぁ、そりゃ好きですけど。」

「ですよね~、それじゃいってらっしゃいませ!」

そして天使みたいなやつに両肩掴まれて状況もわからないまま落とされた。


そのころ天界では。

「なんとか押し込めました。」

「やったわね。もうこっちも疲れたわよ。最近の若い子はすぐ異世界転生したがるのよね~。」

「いま来た子もそれだった。結構魔力いるから疲れるのよ異世界転生。」

どうやら女神たちは最近多くなっている異世界転生で疲れ果てていた。

「だから、いま来た子ゲーム転生させちゃった」

「それって大丈夫なの?」

「ゲーム転生のほうがなにかと都合がいいのよ。もともとある世界に送り込むだけだから。まぁ一応これが初めてだしもうちょっと様子を見てから実用かどうか判断するわ。」

というわけでそのゲーム転生一人目として矢島零(試験体)が送り出されたのであった。











いやー緊張しますね。

気に入っていただけたら幸いです。

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