表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
三度の汚食事で異世界最強!  作者: ぴよこ丼
1/59

プロローグ

近寄んじゃねえよこのゴミが!いや、ゴミ箱だったな、ぎゃはははは。とかさ、くっさいわね~!!こっち来ないでよ!とか、風呂位入れよ!!

マジ不潔なんて言われる毎日だが!!!親父が博打や株に手を出し!母親は残り少ない貯金を持って愛人と雲隠れ!

役所に行っても生活保護は何だかんだ言ってしてもらえない…帰る家もなく…弱った私を強姦しようとする男逹からも必死に逃げ…コンビニの賞味期限の切れた残飯を漁り……身も心もボロボロになっていた…

…私…五味葉子(ごみようこ)15才…汚物の何が悪い!その汚物から自然は成り立ってんじゃ!お前らだって一皮剥けば私と変わらんわい!

今日は12月24日のクリスマスイブ……街は彩り華やかな日を過ごす馬鹿共を罵りながら…私は公園の小さな穴の空いたドーム状の遊具の中で食べ残りのチキンの残飯を寒さで震えながらかじっていた。

自分でも分かる……もう、今夜がこの世にいられる最後だと……自分の中にある命の火が消えかけているのを………徐々に消え行く意識の中で思った……私は汚物を嫌わない……汚くてもいいじゃない……むしろ汚物をすすってたくましく生きてやるんだから……

そう、まさに事切れる最後の瞬間、私の頭に直接響いた…


「その願い、プレゼントの代わりに叶えようじゃないか。」(サンタ)


私の汚物への道はこうして始まった…

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ