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HEROES+《ヒーローズ・プラス》  作者: しんどうみずき
3章:異世界の離別編
52/56

魔法使いと悪魔

 魔法が迫っていると認知した瞬間、凛は前方へ魔力の壁を展開した。もはや形を作って盾にしている余裕はない。でたらめに力を放って魔法どうしを相殺しようとしたのだ。

 炎と電光がぶつかり合い、激しい衝撃波が凛の小柄な体を吹き飛ばす。魔力を緩衝材にして着地のダメージを軽減させるが、制服のスカートからのびる足には血の筋が走っていた。

 いつでも攻撃に反応できるよう身を低くして周囲に視線をやる。暗くてわからなかったが、どうやら今いるのはどこかの――おそらくヨーロッパの――古城の上らしい。それもかなり朽ちており、落下防止の柵なども取りつけられていない。

 爆風に巻き込まれて落下するだけでも命の危険性がある。

 多少は空中を浮遊できる魔法もあるが、地面まで数十メートルもあっては使えないだろう。魔法は万能ではないのだ。

「――ははーん、生きてたんだ。やるじゃん。さすがあたしの片割れってところね」

 楽しげな笑い声が頭上から聞こえてきた。レヴィの魔法は光や電気といったものを操るのを得意にしているらしい。磁力的な反発を利用し、高速での移動を可能にしたのだろう。その原理を応用していまは空中で箒にまたがっている。

「とことん魔女っ子のコスプレがしたいわけね。全然似合ってないけど」

「いきなり全力の魔法をぶつけてくるような性格悪い女に言われたくないんですけど」

「時間がないのよ。あなたを倒せば兄のところに戻れるんでしょ」

「それか、あんたが死ねばだけどね。せっかくの魔法対決なんだから楽しもうよ。あたし魔法の使えない悪魔とばかり戦ってきたからさ、魔法使いとやるのは初めてなんだよね」

「最後の間違いでしょ」

 レヴィは舞台となる城の隅々にまで小さな魔力の種を仕掛けている。それらがレヴィの意志で自由自在に力を発揮したり種に戻ったりすることで、マジックのような移動ができるのだ。

 だが、これがほんの目眩ましに過ぎないことを凛は鋭敏に察した。

 魔法使いは攻撃を出そうとする直前に魔力を集中させるので、本来はタイミングを予測するのが簡単なのだ。無数に設置された魔力の種はランダムに魔力の流れを変えるためレヴィの本体がどこにいるのか把握するのが難しくなっている。

 いま聞こえている声だって、彼女の位置を正確に示すものではないだろう。

 魔法によって姿を消す。そこからの奇襲がレヴィの必殺技なのだ。

「楽しみにしてたっていうなら隠れてないで正々堂々、勝負したらどうなの。それとも臆病だから安全な場所にいたいのかしら」

 挑発気味に声を張り上げる。

 とにかくレヴィが尻尾を出すまでは闇雲に攻撃できない。リエーヌとミヒャエルがいなければ広範囲に魔法を放って当てるという強引な手段もあったが、行うにはなにか彼女たちを守る盾のようなものが必要だ。

 おまけに人質にとられる危険性もある。

 どうにかして彼女たちを安全な場所にまで退避させるのが重要だろうと凛は判断した。

「あんたこそビビって動きが止まってるじゃん。なになに、最初の一撃を外したらもうオシマイなの? 打つ手なし? ウケるんですけど」

 日本で覚えてきたのだろう若者言葉は懐かしく思えるどころか腹立たしい。

 レヴィもなるべく相手の気を散らそうとしている。凛は状況を打開するため、あえて安っぽい挑発に乗ることにした。

「は? こんなもので勝ったと誤解してるのかな? あたしまだかすり傷しか負ってないんだけど」

「あたし無傷だもん。それにあんたからは姿を見られないのに、こっちからはよーく焦った表情がわかるよ。化粧が崩れてるんじゃない? アハハハ!」

「すっぴんで化粧してるように見えるなら、嬉しいね!」

 ターゲットは星のように点在している魔力の種。リエーヌやミヒャエルにはなんの変哲もない空間に見えているだろうが、そこには無数のスポットがあり、レヴィの魔力の流れを隠蔽している。

 この全てに気を配っていては、肝心なときに反応が遅れてしまう。

 凛は瞬間的に魔力の割合が大きくなった箇所に向けて小型の火球を飛ばした。闇に残像を描きながらレヴィの包囲網の一角を崩す。

 その瞬間に凛は全力で横に跳んだ。いままでいた石畳が閃光にえぐり取られ、細かい石片が弾ける。

「――そっち!」

 魔力がほんの数瞬だけ大きくなった場所は三箇所。

 その一つを狙い撃ちする。三つとも反撃する時間的余裕はない。

「残念でしたー。ハズレだよ」

 背後から嘲笑うような声がして、振り返る。レヴィが木製の小さな杖を構えて立っていた。あれを燃やしたら気持ちいいだろうな、と凛は考えた。レヴィの狼狽える表情が目に浮かぶようだ。

「確率は三分の一でしょ。三回もやれば当てられる」

「あたしがいつまでも三個で妥協するわけないじゃん。やろうと思えば百だって二百だってフェイクを作り出せるんだから」

「だったら百回でも二百回でも三百回でも繰り返す!」

 幻影だろうとわかっていながらジャブ代わりの魔法を放つことで相手の攻撃を引き出す。宣言通り、今度は目標が五つに増えていた。凛はあてずっぽうにカウンターを狙うが、火球は虚空を通過するばかりだ。

 このままではジリ貧になる。

 ヒデオの救援に向かうことを頭から消し去って、レヴィとのタイマンに勝利することだけに集中すべきだろうか。

 いいや、と凛は首を横に振った。

 たとえそれが正解だったとしてもヒデオを見捨てては無意味だ。異世界でたった一人の肉親を守りたいと願うのはあたりまえの衝動だった。

 最短距離で勝利という名のゴールに辿り着くためのルートを模索する。

 レヴィは悪魔とはいえ防御が甘い。凛が全力を込めた魔法を直撃させれば、たとえ致命傷とまではいかないまでも相当の深手を負わせることができる。

 プラネタリウムに投影された星の群れのように凛を包囲している魔力の種は、高度な操作を要する。意識をほかへ削ぐことができればそれだけ同時に発生させる魔力のポイントも少なくなるということだ。つまりダメージを与えることこそがレヴィの分身を減らす決め手になる。

「……その最初をどうするのかって話よ」

「ブツブツ独り言いってないで、はやく降参したらどう?」

 また凛の足元に閃光がほとばしった。衝撃波が白いセーラー服をはためかせる。もうスカートがどうだのと構っていられる余裕はないのだ。もとからかなり膝丈よりも高いスカートには、鮮血が点々と付いていた。

 闇のなかでの戦闘にも慣れてきた。

 凛は大きく息を吸って、次の攻撃に備える。反射神経には昔から自信があるのだ。

「やなこった」

「それにしてもすばしっこいわね。ゲーセンにあったモグラ叩きゲームみたい。ま、あたしはそれよりもクレーンゲームのほうが好きだったけど。可愛いぬいぐるみをお持ち帰りできるからね」

 やはり日本に染まっている。

 悪魔たちは人間に擬態することで日本でも不自由なく文化を楽しんだのだろう。

「こっちは命がけの苦労してたっていうのに、信じられない」

「あたしだって王子の機嫌を損ねたら一発であの世行きなんだからね。なんか日本に行ってからはずっとゴキゲンだったから良かったものの、昔の王子はいつもつまらなそうな顔して、時々あたしらと顔を合わせるとじっと瞳を見据えてくるんだ。あれはどうやってなぶり殺そうか思案している様子だった。王子が本気を出したらあたしなんて次の瞬間には死んでるわけだけどさ、その過程をシュミレーションしてニヤついてたんだろうね。あー鳥肌が立つ」

「――兄と似てる」

「うん? なんだって?」

「気にしないで。いや、気にして」

 会話の間隙をついてリエーヌたちの状態を横目でうかがう。ミヒャエルが懸命な判断をしてくれたおかげで、二人は城の内部へとつながる小さな建物の壁際に退避していた。

 魔法の衝突による爆風が届いても落下しないし、いざとなれば内側へ逃げることもできる。完璧な場所取りだ。凛はひとまず胸をなでおろした。

「魔術使ってぶっ飛ばしてやろうかと何度も考えたよ。あの王子様が命乞いでもしてくれたら面白いなって。でもさあ、それさえ不安だったんだよね。はたして魔術書を発動させたところで王子が倒せるのかって。実際あの魔王だってほとんど無力化されたけど生き残ってるわけだし。王子を抹殺出来るだけの魔術となるとあたしにどんな代償が降りかかるかわかったもんじゃない。とてつもなくブサイクになる呪いとかだったらどうしようって悩んでたら、結局やらないままこっちに帰ってきちゃった。ま、それでよかったのかもね」

 溜め込んでいた鬱憤を晴らすようにレヴィが滔々と愚痴を垂れる。声だけがどこからか聞こえてくるのが非常に厄介だ。

 まるで幽霊と会話している気分になる。凛は魔力の動きに神経を集中させながらも、相手の意識をわずかでも逸らすために相槌を打った。

「そうでしょうね。あんたがエルザと戦ったところで時間のムダだもん」

「馬鹿にしたでしょ。実をいうとね、この戦法はいつか王子に殺されそうになったときに使おうと思っていたものをアレンジしたの。王子が相手だったら、魔力じゃなくて幻影を何体も出すことで惑わすんだけどね。でもたぶん、短気な悪魔だから全部をぶっ飛ばしてあたしを八つ裂きにすると思う。最初の練習台があんたで良かったよ」

「あたしもそうするつもりだけどね!」

 魔法の応酬はどちらも決定打を欠いていた。レヴィは防御と回避にキャパシティをまわしているため、彼女の攻撃を見切るのは簡単だ。お互いに魔力を浪費するばかりでいっこうに決着の付く気配がない。

 ふたたび十より多くの偽物のうちのひとつに火球を打ち込む。またもや巨大な火の玉は暗闇を照らすだけに終わった。

「ちょっと、ちょっと。やる気あるの? これじゃいつまでたっても王子の戦いを観戦しに戻れないじゃない」

「あんたが魔法を解除すればいいだけの話でしょ。そもそもいったいここてゃどこなの」

 凛は脳の回路の半分を会話に使うことにした。もう半分は別の考えごとをするために残しておく。

「ヨーロッパの古城だよ。やっぱ魔女といったらヨーロッパだからね」

「ふーん」

「興味ないなら最初から訊かないでよ。性格悪いなあ」

 鼻を鳴らすレヴィの姿は、暗闇のなかに溶け込んでしまったように見えない。光の進む方向を変えるだけでこうも見事に姿をくらますことができるのは、まさに魔法というべきか。

 魔法、と凛は思った。

 星の数ほどあるファンタジー作品に登場する魔法使いたちに、少女の頃は憧れた。テレビの向こう側で活躍する魔女っ子たちは強敵と戦ったり、あるいは日常を一生懸命に生きていた。

 あたしはいま、その魔法使いになっているのだ。魔法の可能性は無限大。そう教えてくれたのは凛の大好きな絵本だった。

 いまになって様々な思い出が蘇ってくるのはなぜだろう。走馬灯には早すぎる。

「そろそろ鬼ごっこにも飽きてきちゃった」レヴィの退屈そうな声がどこからか聞こえてくる。「だからちょっとペース上げてくね」

 凛は目を閉じて魔力の流れに意識を集中させる。第六感というのだろうか、新たに備え付けられた感覚がレヴィの攻撃の瞬間を伝える。

 ――来る。

 バックステップで地面をえぐるように飛び退く。次の攻撃目標は五つ。真ん中に狙いを定めたところで凛は違和感に気づいた。

「――やばっ」

 レヴィが前回発生させていたフェイクの魔力は十を遥かに超えていた。魔力を行使する対象を半分以下に減らしたということは、それだけ余分に魔法を使えるのを意味する。だが頭がそこまで理解したのに対し、反応は鈍かった。

 バックステップの着地地点にレヴィの魔法がドンピシャのタイミングで炸裂する。

 一瞬にして視界が白くなった。と同時に全身に激しい痛みが走る。肌を鉄板で焼かれているような激痛に、凛は絶叫に近い悲鳴をあげた。

「凛!」

「おっと、部外者はそこで大人しくしててよ。あたしの可愛いお人形さんになってもらうんだからさ」

 駆け寄ろうとしたミヒャエルの前に光の檻が現出する。二人の王族をすっかり閉じ込めた金色の魔法は、触れるだけで針に刺されたような痛みを与えた。

「くそっ……これでは近づけない」

「諦めるなっ! ヒデオ殿を一緒に救いに行くのだろう!」

 リエーヌが喉を枯らして叫ぶ。だが、まばゆい閃光に呑まれた凛は魔法から開放されると、力なく地面に崩れ落ちた。制服は元の色がどのようであったか判別がつかないほど黒焦げになり、白かった肌もまた悪魔のような黒に染まっている。

「アハハハ! ざまーみろ!」

 レヴィが箒にまたがって空から降りてくる。満面の笑みを浮かべて凛の頭を杖で小突くと、わずかに反応したのを見てさらに激しく笑った。

「たった二回の攻撃も避けられないなんて、馬鹿丸出し。最後は賢いほうが勝つんだよ」

「……そう」

 絞りだすような声で凛が応じる。

「たしかに、そうかもね……」

「いまさら理解したって遅いよ。さ、まだ王子の戦いが終わってなければいいけど、けっこう時間かかっちゃったからなー」

「……ねえ」

「なによ。遺言? 短いのなら聞いてあげる」

「勉強ってしてことある?」

「は、そんなものするわけないじゃん。なんなの?」

「……それならよかった」

「意味分かんないんだけ――ど!」

 はたから見ればレヴィが急に悶えはじめたようにしか映らないだろう。喉を押さえかきむしる。自慢にしていた魔女のコスプレ衣装は灰となって消え、人間体から徐々に悪魔本来のフォルムへと戻っていく。彼女の手に抱えられていた禁断の魔術書も、紙の宿命として勢いよく燃え盛っていた。

 小柄だった少女は凛とさほど身長の変わらぬ悪魔だった。四肢は漆黒の鋼鉄のように角ばって、裸になった体の各部から装飾のごとく刺が生えそろっている。手には鋭利な鉤爪がそろって、苦しそうに自分の肌を傷つけていた。

「苦しいよね。呼吸ができないんだもん」

 凛がよろよろと立ち上がって距離をとる。今にも倒れそうな様子だが、レヴィから決して視線を外そうとしない。

「炎はね、目に見えるものばかりじゃないんだよ。高校で教師がいってた。やりようによっては透明な炎を作れるんだって」

 レヴィには聞こえていないだろう。怨嗟のようなうめき声を上げて、凛に触れようと千鳥足で近づいてくるので精一杯だ。黒一色の瞳には明らかな憎しみの色が宿っていた。

「あんたが電気の性質を利用するなら、あたしだって炎の性質を応用する。あんたのいう通り、賢いほうが勝つんだよ。肉を切れて骨を断つっていう作戦を実際にやることになるとは思ってなかったけど」

 結果的には攻撃を受けたことがレヴィの油断を誘った。

 偽物のターゲットが五つだと気付いたとき凛は攻撃を中断したのではなく、透明な炎を走らせていたのだ。そのせいで反応が遅れ、レヴィの二撃目をくらうことになってしまったが、仕方のない犠牲だろう。

「さよなら、レヴィ」

 両手を突き出してさらに魔力を強める。だが、最高火力にはしない。いつでも対応できる余裕を持つこと。一連の戦いで凛が学んだばかりのことだ。

「――るな」

「え?」

「ふざけるなっ!」

 野生動物を仕留めるときは、最後の一瞬こそ一番警戒しなければいけないのだと聞いたことがある。死にたくないという想いはリミッターを外し、生物の秘められた力を引き出す。

 レヴィはまさしく死の淵をさまよっていた。凛の魔力をすべてはじき飛ばすように巨大な魔力を発散させ、首を絞めるようにまとわりついていた透明な炎と相殺させる。

 凛が改めてとどめを刺そうと魔力を溜めはじめるよりも早く、レヴィは光の檻にとらわれているリエーヌとミヒャエルに黒い鉤爪を向ける。

「動けばこいつらを殺す」

「…………」

 形勢逆転。

 いまのレヴィはほとんど理性を失っている。凛がわずかでも身動きすれば迷いなくミヒャエルたちを殺しにかかるはずだ。おとなしく魔力のチャージを諦め、凛はミヒャエルにアイコンタクトを送った。

――大丈夫だから。

 そのメッセージは正しく伝わった。

 レヴィを刺激することなく黙っている王族たちを完全に無視して、悪魔の四天王は全力の雷を放つ。

「死ねっ!」

 空から落ちた轟音は石を積み重ねて作られた古い城の屋上から、地上階までを貫いた。ぽっかりと空いた穴に凛の残骸はない。レヴィは今度こそ勝利を確信して高らかに笑った。魔術書が失われてしまったので、もうミヒャエルたちを人形に変えて遊ぶことはできないが人間のまま弄んでやるのも面白いだろう。

 だが、そう思えたのもほんの数秒のことだった。

 突如レヴィの視界を赤い炎が覆い尽くした。凛の小細工なしに全力が込められた魔法は、今度こそレヴィに抵抗を許さなかった。

「――油断大敵。知ってた、炎をうまく使えば陽炎も起こせるんだよ?」

 混じりけのない憤怒の瞳ににらまれながら凛は解説した。手足の先からレヴィの存在が灰になっていく。ミヒャエルたちを囲んでいた魔法が解け、二人は自由の身になった。

「あんた、やっぱり性格悪いよ」

「褒め言葉として受け取っておくわ」

 最後のやりとりが交わされ、レヴィは灰燼に帰した。悪魔の四天王の死が訪れるのと同時に、効力を保っていた空間転移の魔術が解除される。彼女の犠牲を代償にして、魔術はその役割を終えた。

 魔術書そのものが焼けてしまっても魔法が有効に成立していたことに感謝しながら、三人はヒデオがいるはずの魔王城へ帰還した。

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