貞操逆転世界でもギャルに虐められる話
色々な書き方を試しているので読みづらかったらすみません。
貞操逆転もっと流行れ
ある日、目が覚めたら美少年になっていた。
「は?」
ついでに、男女の貞操観念も逆転していた。
「はああああああ!?」
暫く誰も居ない自宅で混乱しまくった後、冷静になったタイミングで学校へ休みの連絡を入れておく。
その後、鏡で生まれ変わった自分をチェックし、この世界の常識を調べる。
「誰だよ、こいつ。太って無いし、イケメンだし、ちょっと筋肉も付いてるし……でも、名前は一緒なんだよな」
つまり、努力していれば自分もこうなれる可能性があったと? ……いや、考えるのは止めよう。悲しくなる。
「えーと? 電車でOLが男子高校生に痴漢、女上司のセクハラ問題、一人暮らしの男の下着が盗まれる、犯人は……当然女、か」
どうやら本当に、この世界は男女の貞操観念が逆転した世界らしい。
当然オタクたる者、こういうジャンルの漫画は履修済み。
つまり、元の世界で考えるなら今の自分は男子に虐められてる女子という事になる。
「この世界なら、あのクソギャルに復讐出来るのでは? 泣き落としとかで……くくく」
俺……いや、僕は今後どう行動するか考えてから、この日は眠りに就いた。
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貞操逆転世界でもギャルに虐められる話
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次の日、普通に学校に行き教室に入るとこっちに気付いたクソギャル……もとい美羅が早速話しかけてきた。
(さあ、どう来る? 何を言う?)
「おはよー、オタクく~ん……で、何勝手に休んでる訳? ねえ」
そう言いながら、美羅は笑顔で勢い良く肩を組んでくる。
そのせいでご自慢のでかい胸が押し付けられてるが、本人がそれを気にする様子は無い。
(元の世界では、蹴られた時にたまに下着が見えるくらいで、こんな事絶対して来ないし幸せではあるが)
「いつもの場所、行こっか」
(何も変わって無ええええええ!?)
睨む様な目付き、横暴な態度、有無を言わさぬ命令、元の世界と何一つ変わりは無い。
(くそっ! ……いや、まだだ! 今の俺は女の立場にいる。幾らでも遣様はある筈だ!)
美羅に連行され大人しく着いていくと、いつもの女子トイレに連れ込まれる。
そのまま奥まで行き壁に投げ飛ばされボコボコに殴られる。ついでに金も盗られる。それがいつもの光景。
しかし、今日は投げ飛ばされず個室の中まで連行される。
「あ、あの?」
「舐めて」
「……へ?」
美羅はスカートをたくし上げると、確かにそう言った。
(……そうか、僕が女になっただけじゃ無くて、美羅も男になってるから)
つまり、元の世界で考えるなら最低な男が内気な女子を虐めている様なもの。
自分の言う事は何でも聞く異性の奴隷。
そんなのが居る状況で、ただ暴力を振るうだけの男なんて少数だろう。むしろ大半は
「早くしなよ。誰か来ても知らないよ?」
「は、はい」
こうやって、自分の欲求を処理する為に使う。
(性格はクソだけど、見た目だけはこの学校でも上位に入る美少女に無理矢理奉仕させられるこの状況……まあ、復讐するのは、もう少し後でも良いかな)
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あの後、当然最後までさせられて気分的に卒業した後、普通に授業を受けギリギリで昼ご飯を食べ普通に帰宅していたら、途中で美羅に捕まった。
「ちょっと、何普通に帰ろうとしてる訳? 昨日の分、家でたっぷりと楽しませてもらうから」
「え、で、でも」
「何? 嫌なら断れば? その場合、あの動画をばら撒くだけだけど」
「うう、い、行きます」
(そんな動画あるのか。この世界でもちゃんと酷い目にあってるんだな、僕)
その後、美羅の家に連れてかれ部屋で待機していると、美羅の友達のダウナーギャル……黒音が入って来た。
「……美羅は?」
「あ、トイレ、です」
「ふーん」
黒音はそれだけ言うと、勝手知ったる態度で僕の服を脱がし始めた。
態度とか慣れた手付きを見る限り、こいつも常習犯なのだろう。
当然、黒音も見た目だけは良いので、この後の展開に期待を膨らませていると美羅が戻ってきた。
「ちょっと! 何勝手に始めようとしてんの! 最初はアタシからでしょ!?」
「別に良いじゃん。美羅は学校でやったんだから」
「良くないから! こいつはアタシの男だっていつも言ってるでしょ!」
「……彼氏?」
「違う! こいつは奴隷! そういう事言うならもう使わせてあげないよ!?」
(二人の美少女が僕を取り合う、最高ではあるんだけど……どっちでも良いから早くしてくれないかなー)
「ゴメンて、今後も使わせてよ。こんな良い男そうそう居ないし、さ」
「分かってるなら気を付けてよ本当。次は無いからね」
「はいはい」
この後(二人から)滅茶苦茶虐められた。最高だった。
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ある日の休日、黒音に呼び出された僕は彼女の家までやって来た。
インターホンを鳴らすといつもより薄着の彼女に迎えられ、家の中に連れ込まれる。
ぬいぐるみだらけの思っていたより可愛らしい部屋に案内されると、すぐにベッドに押し倒された。
しかし、今日はいきなり脱がしたりせずになぜか話しかけてくる。
「ねえ……オタクってさ……好きな人……居たりする?」
「え? な、何ですか? 急に」
「別に……ただ……オタクって、結構悪くないかな……って」
「え、っと……ごめんなさい」
「……一応、理由聞いていい?」
「二人には、仲良くしてほしいので」
「……は?」
この後、美羅も呼んで三人で楽しい時間を過ごした。
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「オタクくん、大丈夫?」
「うん、大丈夫だよ。委員長」
「でも――」
「本当に大丈夫だから! じゃあね!」
「あっ!」
(委員長には悪いけど、今の状況は変えたくないんだよ)
この世界では自分を心配してくれる委員長から逃げ、怒られない様に直ぐに下駄箱に向かう。
「あれ? 居ない? ……ふぅ、セーフセーフ」
「いやアウトだから」
「げっ」
「何? その反応? なんか不満でもあるの? ねえ」
「い、いえ、そういう訳では」
「今日も家でするから、ちゃんと準備しといてよ」
「は、はい。えへへ」
「……」
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放課後の帰り道、近所のファミレスに寄り黒音との適当な会話を楽しむ。
しかし、途中で最近のあいつを思い出してしまい思わずため息が出る。
「はぁ……」
「どしたん、話聞こか?」
「なんでチャラ女風? いや、最近あいつ……何て言うか、変じゃない? 虐めても、何か喜んでるっていうか」
「あ~、確かに。ちょっと前までは、泣きながら嫌々言ってた気がする」
「なのに、最近は全然泣かないし、いう事は全部聞くし……アタシの事、庇うし」
「良い事じゃん」
「良くない! あいつはアタシの奴隷なのに! 何か生意気!」
「美羅、声でかい」
「あっ、ごめん……とにかく、アタシはあいつを分からせたいの。所詮お前は、唯の奴隷でしかないんだって」
「……じゃあ、うちに頂戴よ」
「……へ?」
「うち、結構ガチめに、オタクの事好きなんだよね」
「う、うそでしょ?」
「マジマジ。この前、三人で家で遊んだ時あったじゃん?」
「う、うん」
「実は、抜け駆けして二人で遊ぶ予定だったんだよね」
「は? でも」
「オタクが、二人には仲良くしてほしい、って。だから、呼んだ」
「……なに……それ」
「意味分かんないよね。ホント」
「……そう……ね」
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ある日を境に、美羅から呼び出される事が少なくなった。
変わりに、黒音から毎日の様に呼び出される様になった。しかも
「ねえ、コレどう?」
「似合ってると思います」
「じゃあ、コレは?」
「良いと思います」
「……オタクはどっちの方が好き? 両方は禁止ね」
「じゃあ……こっちで」
「おけ」
虐められる訳じゃなく、恋人同士のデートみたいな事に付き合わされる。
(結局、復讐出来なかったな。それとも、する気が無くなったのか……まあ、どうでもいいか)
「……今、美羅の事考えてたでしょ……気になる?」
「う~ん、少し」
「まあ、なんだかんだ元気でやってるよ。オタクを虐めたりも、もうしないって……」
「ふーん」
「……今日はもう帰ろっか」
「服、買わなくていいんですか?」
「いい。オタクに……うちの事、刻みたいから」
「……あの、前の告白って」
「本気だよ……うちは本気で、オタクの事が好き」
「……そうですか。ちょっと……考えさせてください」
それから数日後、僕達は付き合い始めた。
黒音は一途だしお金持ちだし、顔も体も……今は性格も最高の女性で、何一つ不自由が無い幸せな生活を送れている。
なのに、なんとなく……心に穴が開いた様な、そんな感覚が何時までも僕に付き纏うのだった。
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ED2 普通の幸せ
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「オタクが、二人には仲良くしてほしい、って」
家に帰る途中、黒音から聞かされたその言葉が頭の中でリフレインする。
「何考えてんのよ、あいつ……この前だって」
思い出すのは、学校での出来事。
「オタクくん、大丈夫?」
「うん、大丈夫だよ。委員長」
「でも――」
「本当に大丈夫だから! じゃあね!」
「あっ!」
あいつは、虐められてる事を話さなかった。
「いや、脅されてるんだから、当然よね。でも」
下駄箱でのあいつは
「今日も家でするから、ちゃんと準備しといてよ」
「は、はい。えへへ」
確かに、笑っていた。
「何なのよ、バカ」
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「あの、話って何ですか?」
あれから数日、アタシはオタクを家に呼び出していた。
本当なら、もう会うつもりは無かったけど、最後にどうしても確かめたい事があったから。
「アタシ、妊娠したから」
「……え?」
「だから、アンタの子を妊娠したから、責任取ってパパになれって言ってんの。嬉しいで――」
「あっはい、分かりました」
「……は?」
「えっと、これからよろしくお願いします」
今、こいつ何て言った? よろしくお願いします? ……はあ? はああああああ!?
「……んでよ」
「え? 何ですか?」
「何で! そんな簡単に受け入れる訳!? アタシがあんたに何したか、忘れた訳じゃないでしょ!?」
「それは……」
「しょーもない理由で虐めて! 無理矢理初めてを奪って! 勝手に妊娠して! 結婚を迫って! 何で! そんな女を受け入れるのよ!? 頭おかしいんじゃないの!?」
「……確かに、最初の頃は絶望してたし、絶対に殺してやるって思ってたけど」
(え? 怖っ。こいつ、そんな事考えてたの? そんな素振り、一度も……)
「でも、最近は……美羅さんに虐められるのも、悪くないかなぁって。むしろ、もっとして欲しいっていうか」
「……あんた、変態なんじゃないの」
「あはは、そうかもしれませんね」
「……分かった」
「何がですか?」
「……どうせ、あんたみたいな変態には、一生女との縁なんて無いだろうし……しょうがないから、これからもアタシが虐めてあげる」
正直、こいつの事が好き……なのかは、まだよく分からないけど。
それでも、何となく、他の女に渡したく無い……そんな気がした。
「あっ、出来れば黒音さんも一緒に」
「……台無しよ、バカ。どうやら、まだ自分の立場が理解出来てないみたいね…… ……」
「え? 何か言いました?」
「何でもない。それより、さっさと服を脱ぎなさい。お望み通り、たっぷりと虐めてあげるから」
「はーい」
この後、黒音も呼んで三人で幸せな時間を過ごした。
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ED1 変わらない日常
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逆転→鏡→美羅
不協和音→黒音
面白かったら評価とかお願いします。




