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狂乱の大蜘蛛

 俺の名前を教えていなかったな、俺の名前は西川。名前はめんどいから伏せておくよ。とりあえず今の状況から行こうか


 なぜあのポテチが爆破した、、ポテチから謎の大蜘蛛が出てきた。結構大きい。20m位はあるだろう、こんなバケモン、、なぜ、そう思っていたとき、大蜘蛛は急に暴れ出した。気が狂ったのか大橋がある方にぶつかった。橋に当たったせいか大蜘蛛の動きは止まった。なんとか対処する道具はないかと思ったその時。100円自販機が動き出した。どうなっているのかと思いながらも扉の空いた隙に俺たち5人は中にはいった。

 

 そこにはものすごい武器の量があった。剣や銃が大量に溢れかえっていた。だがそれとは違い、ラジコンなどの武器とは言い難いものもあった。皆は剣や銃といった武器を選んだが、俺は分からないがラジコンを持っていた。皆には反対されていたが、離そうにもラジコンは俺の元を離さなかった。しょうがなくおれはラジコンを持って戦闘態勢を立てた。


 一瞬夢だとも思ったが、やはりほんとに俺のラジコンは大蜘蛛の方へと向かった。地上へと出たときは正に地獄のような光景であった。大蜘蛛が一軒一軒をボコボコしていた。俺以外の他4名は大蜘蛛の方へと向かって大蜘蛛と対峙していた。

  

   「この銃どうやって使うんだ?」

   「いやいやトリガー引けばなんとかなるだろ」


 そう思っていた黒さんはトリガーを引いたが、自分の頭を貫いてしまった。グロいシーンでも待っているのかと思いきや、黒さんの持っていた銃は頭を貫かず大蜘蛛の頭の方へと向かった。大蜘蛛はまた他の大橋を壊さんとばかりにすべてを破壊していった。


 「この剣日○刀二にてない?」


 削除寸前のことをのーぺは言った。彼は生粋のアニメ好きで彼女と別れて以降現実から目を背けるために毎日アニメを見ているそうだ。彼はアニメ好きということもありだいぶ剣の使い方には慣れているようだ。ノーペは大蜘蛛の背を狙おうと切り刻んだ。


 「田舎人のいかつさ、みさらせボケェツツ」切ったところはオチリの方であった。大蜘蛛は結構痛そうにしていた。

 「このまま倒せるぞ!撃てェェ!」黒さんとお鹿嶌はどんどん撃った。大蜘蛛はちょっと痛そうにしていた。だがやはり初戦ということもあり、すぐに弾倉の中身は空になってしまっていた。最も大蜘蛛に攻撃力を与えられる銃が消えてしまったのは結構痛手である。俺の使っているラジコンは全くもって近接戦では活躍しない白物。もう黒さんとお鹿嶌力尽きているようだ。


 「やばい、玉もうないぞ。撤退しろ!」あとは剣使いの首領とノーペしか近接戦では期待できない。ラジコンでも射撃はしていたがやはりおもちゃということもあり、全然大蜘蛛には効いていなかった。大蜘蛛はノーぺと首領に怒り、目が赤く変化していた。俺の正体に怒ったのか、もの凄い勢いで俺の上にある橋に突撃した。やはり敵の目的は俺たちではなく大橋の方を狙っているようだ。だが橋を壊されてしまえば市民たちが危ない俺等が救って英雄になってやると思いながらもやっていた。

 大蜘蛛の足の速さでノーペと首領は痛手を負っていた。そうだ、俺の上にもう来ているということは俺も直に潰されてしまう。逃げようと思い、自販機の方まで走ったが、大蜘蛛の速さは尋常ではなく俺の方へと向かった。どうも橋を壊し、俺の方へと対象が変わっていたことに俺は気づかず、大蜘蛛に踏み潰された、、、、

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