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1 おかしい

「娘の様子がおかしい?」


我が家のメイド長の報告に、私は首を傾けた。



「はい。『リリアナ様がおかしい』のはいつものことですが、それとは違っておかしいのです。」


「・・・」


確かに、『状況を正確に把握するために、常に報告は正確に行うように』と命じたのは私だが、ここまで歯に絹を着せないメイド長も中々だと思う。



「いつから様子がおかしいのかしら?」



「昨日です。『王子様に求婚されて気持ちが舞い上がったごっこ』で実際に木に登り、見事に墜落してからです。」



12歳にもなる公爵令嬢が木登り?

そして墜落?

他家に知られたら大事案件だ。



「・・・報告がなかったのだけれど?」



「木の下が柔らかく怪我はありませんでしたので。それと、リリアナ様が涙を流しながら這いつくばって『お母様には!! お母様には言わないで!! お母様には~~~!!!』と。


・・・あまりに憐れで報告できませんでした。

申し訳ありませんでした。」



「・・・そう。」



イタタマレナイ。

【完結】兄妹そろって断罪中のヒロインの中に入ってしまったのだが


【完結】兄妹そろって断罪されている息子を見守る王様の中に入ってしまったのだが


【完結】ざまあ、してみたかった


【完結】ざまあ、してみたかったな2


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