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前書き

 掌編小説なるものを書いてみようと思う。


小さな箱庭にぎっしりと世界が詰まったものにどうしようもなく心惹かれたからである。

ほんの一粒の雫にどれだけの色が込められるのだろう。

そう考えると心が沸き立って眠る暇も無くなる。


それに加えて理由はもう一つある。

それは自身の修行のためである。端的に言ってしまえば私には文章力というものが育っていない。単純に書く経験が足りていないからだ。書く理由を示すことで書きやすい環境を作ることができる。そう思って掌編小説を書くに至った。


ああ、忘れていた。まだもう一つ理由があった。

私には継続力もない。今まで一度として一週間以上も同じことを続けられたことがない。飽き性である。小説の構想が溜まっていくばかりで一向に減らない。それを消化していくためにも書こうと思った。


一話で完結する掌編小説。これが継続して完成した時、私は今までに経験したことのない感涙に咽ぶことになるだろう。

更新頻度は明記しない。ただ一つ決めているのは毎日筆を執ること。ただその一点のみ。


自分が一番誰よりも楽しむことを最優先する。ここに私がぱったりといなくなったとき、それは私の人生という遊び場の閉場だろう。


清濁を併せ持った神秘的な日本語という芸術に魅せられた一人の紡ぐ世界がどう広がっていくのか。それは唯一人の私でさえ知り得ない。


そうだ、この作品集の読み方を書いておこう。この作品の名前は、

掌心(たなごころ)

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