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第1話 『光の神』(康介視点）
「僕達死んでしまったんだな・・・やはり現実世界での『聖王光円子』の力は覚醒せぬままだったのか。」
「違うね！力は既に覚醒していた『アラウズトダーククイーン』はね。」
『・・・お前ら死に方が無様だね・・・』
どこかから声がした。
『「誰?!」』
僕は風音と同時に振り返った。
するとそこには声の主が立っていた。見た目は10代後半くらいだろうか、着ている服は僕のつかえている『光の神』のような神々しさを感じた。しかしそれに似合わぬセリフを吐いたのでその神々しさも無に等しかった。
『とりまお前らは自分で死んだのを理解しとるんやな？そう言う解釈で話を進めてくで。ええな？』
「・・・ハイ」
「どうぞ・・・」
やはりウザイ少しムカッとしてきたが我慢した。
『ウチは光の神テルス。とりあえずお前ら抽選で転することになったぞ。それだけや。』
「抽選で転生?!」
あまりにも急な話なので僕は驚いた。しかも軽い雰囲気で当然の事のように言われた事にも驚いた。風音は驚いている様子は無く「当然だろ！」と言わんばかりの顔をしていた。
『とりま今から今後のお前達の世界に送り込むで、気いつけてけよ。』
「アッハイ・・・」
「やっぱりなのだ！私達は選ばれた者だったんだ。」
気づくとそこは僕らの見たことの無い世界だった。
第1話康介視点読んでいただき幸いです。
この後風音視点も投稿すると思いますので是非そちらの方もご覧下さいそしてどうぞ自分な好きな方で続きをお読みください
