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剣とチートと魔砲とサイボーグ  作者: 犬朗。
ACT,1 異世界×サイボーグ=波乱の幕開け
7/30

EP6 魔力と謁見

さて、今回は女王さんに会います。

武器選択が終わり、魔力測定を行なった。結果はについては月子とミーシャがえらい数値をたたき出した。

さすがチート。さて、次は俺だな。


「このクリスタルに触ればいいんだっけな・・・」


そう言ってクリスタルに触る。


このクリスタルは触ったものの保有している魔力に応じて光を発する。


触った瞬間とんでもない光が発生するかもしれないので目も閉じておこう。


す る と


今回の測定で一番強いレベルの光が発生。おいおいこれじゃまるで俺がチートみたいじゃないか。

あっ。サイボーグ(戦闘用)って時点でもう一般じゃないや。


結果


月子 


魔力(以降MP)S



ミーシャ


MP S




MP Unknown



俺だけ測定不能出しちゃった✩

・・・あぁ・・・また一般人から遠のく・・・。ただでさえギリ平均アウトなのに・・・。


〈ギリじゃないですよね。数値ぶっ飛んでますよね。ねぇ?歩く核弾頭なご主人〉


ええい。言うでない。主のこといじって遊ぶ気か。大体が爆発なんて物騒な事せんぞ。


〈しないんですか!?〉


・・・。もうヤダこの精霊。契約解除したい・・・。


〈残念ながら一度契約したら2度と解消できないのであしからず~〉


畜生。刀なんぞ取らなきゃよかった。


なんて、心の中で精霊の斬と会話していると、


「では、母上に会いに行きましょう」


謁見すか。スーツ出したほうがええっちゅうアレすか。どこしまったっけ・・・。

かくいう私、実はズボンに四●元ポケットが一つ付いとりまして。なかなか便利です。


「謁見かぁ・・・。今まで実感してなかったけどホントに異世界に来ちゃったんだね。私たち」


「そうだな・・・。約1名ニートしようとしてたけどな」


「そうだねぇ。ねぇ?真」


二人の黒い笑顔が俺を見つめる。


刺さる。心に刺さるよ二人共。


〈自業自得ですね〉


言うな。わかってるから。




移動中…



「ここです」


そう言って案内されたのはでかいドアの前。


また随分とでかいな・・・。4mくらいあるんじゃないか・・・?


「母上~。勇者様達連れてきましたよ~」


「どうぞ~」


ドアを開けると、超でっけぇ部屋。ナニコレ。俺の家が丸ごと入りそう。


で、その中にあるのは見たところベッド、でっけぇタンス、なんかのドア、そして部屋のド真ん中にデスクが鎮座。


装飾はめっさ豪華。・・・部屋の隅に貯金箱のようなものがあるが気にしない。


「どうも。この国の女王のアマンダ・トカル・アンダーソンです。よろしく」


「ど、どうも」


「別に堅苦しくしなくていいんですよ?」


と、言いつつ椅子に座るよう促す女王様。


それにしてもこの人、できる。見た目とは裏腹にスキが全くない。

というか壁に飾ってあるそのでっかい斧は一体・・・?


「私、若い頃はそれなりに強かったんですよ」


俺の思ったことに的確に返答してきた。読心術まで心得ている。


ポーカーフェイスは得意だったんだが・・・。


「では、ここに皆様をお呼びした理由と経緯をお話します」


さっきまで笑顔だった女王が真顔になる。真面目な話になるな。



内容は第一話で説明した事とほぼ同じなのでカット




「と、いうことです。娘の話した内容と同じです」


「・・・すぅ・・・」


俺はあまりに長い話のため寝てしまっていた。


すると


ビシッ バシッ ゴッ ガッ バキッ ボッ グシャ ゴシャ メキッ グキッ ゴキッ


「・・・ぐぼぁ」


目が覚めた(強制再起動)。頭から血が流れているが気にしない。


「おひゃよふごじゃひまひゅ(おはようございます)・・・」


あはは。唇がパンパンに腫れ上がって上手く喋れな~い。


「「はい。おはよう」」


「あにょ、顔中もにょしゅごきゅ痛いのれしゅが(あの、顔中ものすごく痛いのですが)」


「だって痛くしたもん。ね。」


「起きてない奴が悪い」


「・・・ひゃい」


前が見えないないくらい顔中腫らしながら土下座。

お願いだから二人共その手に持った超でかいハンマーと超でかいオノを置いて。これ以上はさすがに死んじゃうから。


〈他人の不幸は蜜の味です。プークスクス〉


・・・もうやだこの精霊・・・実家に帰りたい・・・。


そしてしばらく(まともに喋れるようになるまで)


「それはそうと魔力の結果、見させてもらいました。みなさんで行ったほうがいいような気がします」


「それでも俺は一人で行きますので」


「何故?」


「奴らは、トラブルを引き寄せやすい体質なんです。あとさっきのアレもあります」


「おい待てそれはどういうことだ」


「トラブルって言ってもちょっと学校に殺人鬼が出たていd「それを世間一般では大事件と呼ぶんだ大馬鹿者」!?」


「こんな感じで時折トラブル以上のことも引き寄せるため大変危険なこともしばしば」


「なるほど。わかりました。」


「どうも」


「ではあなたにはうちの者を一名同行させます。いいですね?」


「はぁ・・・了解です」


だが俺は意地でも一人で行く。


こうして、俺たち3人は早速別行動が決定したのだった。



TO BE CONTINUED  ⇒

誤字、脱字、アドバイス、批判、苦情、随時お待ちしております。

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