EP4 世界に対応した”力”
いや~ひどい目にあった・・・。
そんなことより今回二人が武器を手にする。
―不明なユニットが接続されています―
―ユニット名;魔素粒子ドライヴ並びに制御用アーマー―
―メインシステム並びにアーマーとのリンクが可能―
―メインシステム並びにアーマーとのリンクを開始―
このログが現れるのと同時に頭の中に再びさっき聞いた声が。
―今からお前に渡すのはこの世界に対応したシステムと装備だ―
そんなことよりお前は何なんだ?なぜ俺をAR-9と?
―ARシリーズのプロトタイプと言えば分かってもらえるか?―
プロトタイプ・・・?
―そうだ。私はAR-1。といっても今はこの世には存在していないが―
OK。それ以上言うな。察した
―そうか―
―なら話は早い。早速だがお前に託したシステムについての説明をさせてもらう―
すると、今度は頭の中に映像が。
side out
真と分かれてしばらく後・・・
「着きました。ここが武器庫です。ここにある武器の中から一つ武器を取ってください」
「「はい」」
そして、武器庫の扉が開くと、そこには見た限りでもロングソードから弓まで揃っていた。
そして、長らく開かれなかったのかすごい量のホコリが舞った。
「すごいな・・・ゲホッ」
むせながらミーシャが呟く。
「この中から一つですか?どうしよ。・・・ヘックシュ」
「はい。取るとは言っても持ち主が武器を選ぶのではなく《武器が持ち主を選ぶ》んですゲホッゲホ」
「どういうことだ・・・?武器が使い手を選ぶ・・・?」
THE・WOR●Dッ!!時よ止まれッ!!
ここで突然ですが作者です。武器が使い手を選ぶ・・・。
どこかで聞いた設定ですね?もちろんそのままです。精霊が持ち主を選ぶんです。
では、ここらでまた会う日までさようなら~
あとついでにカット。
キングク●ムゾンッ!!ミーシャが武器についての説明を聞いたという結果のみ残るッ!!
「あれ・・・?今誰かいなかった?」
月子がミーシャに聞く。
「気のせいだろ。それより武器選ぼう」
「うん・・・」
(今絶対誰か居たよね・・・)
side out
―メインシステム、アップデート完了―
―アーマーシステム、アップデート完了―
―使い方は分かったか?―
ああ。ありがとう
―なお、このAIと記録はお前がこのポッドから出たら自動でシステムから消去される―
なにそのス●イ大作戦
―気にするな。好きだったんだこのドラマ。それと機密は守らんと―
そうか。じゃあの
―おう。・・・死ぬなよ―
分かってる。あの世で達者でな。兄
―達者でな。弟―
そして
―ジャミング反応消滅。コントロール、復帰―
―ポッドハッチ、オープン―
―メインシステム再起動完了―
「・・・」
何食わぬ顔でポッドから出てきた俺に対し兵士Aさんは
「大丈夫てすか・・・?」
「はい。もう大丈夫です」
「では、武器庫へご案内しますね」
「お願いします」
こうして武器庫へと向かう俺と兵士Aさんだった。
TO BE CONTINUED ⇒
さて・・・。寝よう。
ん?えっちょっとなんでここにいるのうわなにをするやめ