-7前編
デスドライブオンを数回繰り返し、勢力圏外に、辿り着き安全を確保しつつ、デスドライブオフした。電探が届く限界点に二つほどの光点が認められたが、一つ二つとそれらを振り切り、干渉星域に入った、どの星域の勢力圏に属さない独立系の星域群。
俺は航路をAIアンドロイドに任せ、医療ポッドのふたりの様子を見にいった、二つのポッドの間に付喪神が心配そうに交互に様子をみていた、入ってきた、俺を見て、付喪神が二人の様子を覗きやすい様その場所を譲り少し後ろに下がり、直ぐ二つのポッド様子を見るのに視線を落とした。
点検窓から見る彼女たちは、安定しているように見え、傍にあった、バイタルメーターも安定を示しており、一安心と、傍にあった椅子を引き座り、暫く天井を仰ぎみた。繰り返し、よかったと呟いた。
小康状態を保っている、いずれにしても、早急に医療機関にて治療しなくてはここの施設では限界がある。
いまだに信じられない所がある、味方、雇い主であろう者から、攻撃を受けほぼ壊滅に近い。
協議会は何をしていたんだ、チエック体制はどうなっていたんだ、友軍はあと、どれくらい残っているのだろう。
いまは、
辺境の星辺境の星、あの青い湖の保養星よりまだ離れたところの位置まで、とにかく態勢をととのえ、 情報収集、それと彼女達、この艦、それと雷撃機、みんなのケアだ。
侍女が言っていた、母星の重臣が亡命しているという星域があり、何らかの情報が得られるだろうとその星と、コンタクトを取り、接岸することにした。
軌道エレベーターに接岸し、急いで、ブロンドのビスチェと、銀髪の雷撃機乗りを医療ポッドと一緒にこの星の医療機関に搬送した。禿とお姫様が同行を志願してくれた。
俺と侍女はこの星に亡命しているであろう、旧家臣と会い詳しい動向を探りに行くことにした。
最も、AIアンドロイドはそのことで、ずっとふくれっ面をしているが、この艦の修繕の指示、雷撃機のオーバーホールと改修の指示を頼んだ。
雷撃機については、もっとも肝心なところは、置いておいて、が復帰した時改めて続きをする。
地上に降り立ち、スチームモービルを借り、その亡命したであろう、旧家臣に会いに出発した。
車窓からは、牧歌的な街の雰囲気があった。首都と呼ばれているところと聞いてはいるが、人がいない、静かなまばらな。
片田舎にでも来たような、それでいて、建造物は、都会の首都のそれである、それが奇妙なアンバランスな風景を作っている。
郊外の少し開けた、屋敷、と言ってもかなりの豪邸だ、なるほど、外敵が見渡せるよう開けたところにその居を構えるといった具合だろう。
訪問し、大袈裟とも取れる、歓迎をうけ、屋敷の中に招き入れられた。
ひとしきり、母星が侵略を受ける前の懐かしい話を、侍女と交わし、夕食を共にしないかと誘いを受けた。
グラスにこの星の発酵酒をなみなみとつがれ、此処の酒は一番、どんどんやってくれと、次から次へと注いでくる。
もう一度、母星の復興に心血を注ぎますぞ、とか言いながら、先の一連の事象がどういったものなのか、この星の情勢も交えながら。当事者でない、第三者的な意見も交え情報を話してくれた。
目を通していただき有難うございます。今エピソードは前・中・後編となります。よろしくお願いいたします。




