浮浪の剣士。様々な人達から追われる
俺の名はユノス、浮浪の剣士である
年齢は16歳
俺はまともな職につかず、いろんな国に放浪している
旅には魔獣や盗賊、魔人なんていて旅の邪魔をするやつもいるが全部倒している
弱すぎて時間潰ししかならないけどな
自由はいい。何も縛ることもなく、自分らしく生きていけるのだから
どうしてこんなことを言っているのか
その理由はーーー
「待ってください!ユノスさん!!」
と今、女子4人パーティに追いかけられているからだ
こいつらは冒険者で魔族領に行った時に大きな城で出会った
なんか弱そうなボスを倒したら追いかけてきたんだ
なんでたよと俺は思った
今叫んだ少女はユウシャ?という名前らしい
こいつのパーティの仲間がユウシャと叫んでいたからだ
俺はそんなユウシャをリーダーにした冒険者パーティに追いかけられたのだ
勘弁してほしいぜ全く
「俺に着いてくるな!何時間も走っているのになんでそんなに体力あるんだよ!」
もう2時間くらい走っている
こいつら体力多すぎないか?
「それはアリッシュの『身体能力強化魔法』で疲れにくいからです!」
「答えは求めてねえよ!」
だからなんで追いかけてくるんだよ!
「俺に着いてくるな!」
「残念ですが魔王を倒した貴方を我々教会が放っておくわけには行きません!」
僧侶の女の子が言った
マオウ?変な名前だなおい
マオウってさっきの弱いやつか
弱いくせにたくさん雑魚を配下にして生活しているだけだろ
大した事じゃねえ
そいつの部下がたまたま俺に喧嘩売ってきたから倒してそのボスまで倒しただけだぞ!
何が教会だよ!そんなところに行くなんてことを俺が許すか!!!!
だが俺はこのとき思わなかった
ユウシャパーティ以外にも王女様や英雄、国王などの凄い方々から追いかけられることをこれからさらなる試練が訪れることをーーー
俺はただ、そこにいて助けただけなのにこんなことになるなんて分かるわけない!
今後俺は自由に旅を紡げるのが難しいかもしれない
誰か助けてくれ!!!!