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第拾玖ノ巻 午前の休息

「じゃあ、行ってきます」


「い、行ってきます」


いつも通りより少し淡々と挨拶をする昌享と少し戸惑った様子で咲は、そのまま家を出ていく。

この時間なら余裕もあり安心して登校できるだろう。


「二人ともいってらっしゃい」


それを知ってか、昌享の母親の美享みゆきも朝食を作り終えたままの姿で送り出してゆく。

そして、その美享に対して義父である昌朗が時間を指摘する。


「美享さん、時間は大丈夫かい?」


指摘通り時間を見れば、準備を含めもう出ないといけない時間が迫っていた。


「あら、私もそろそろ準備しないと」


そう言って、食卓に残った食器を片付けようとするが、それを食後のお茶を啜っていた昌郎が手を出して止める。


「食器はワシが片づけておくから準備しなさい」


「でも、昨日もお義父さんに任せてましたし……」


時間と昌朗の手を見て美享は悩むが、それ一押しと正郎は声をかける。


「なに、時間がある時で構いませんよ」


さらにはボケ防止にもなりますからと笑い飛ばすと美享はついに折れた。


「ごめんなさい、明日の夜はお義父さんの好きなもの準備しますね」


「じゃあ、鯛めしでも……いやいや、魚料理でお願いしますかな」


さらっと好物をチラつかせつつ昌朗は食器の片づけを引き受ける。

美享は恩を忘れない性格なので近いうちに好物にありつけるだろうという算段も考えつつ、昌朗はお茶を飲み終えると食器の片づけにはいる。

とはいっても殆ど本人たちが片付けているので、皆が共有したものを片付ける程度ですぐ終わった。


「さて、そろそろかの」


片づけを終えると食卓のある居間から自室とは反対方向の廊下へとへと足を進める。

そして、ついたのは一つの部屋の前。

一応、周りにだれもいないことを確認しつつ部屋に声をかけた。


「昌享、入るぞ?」


「……は~い」


その声を合図に部屋の戸がそっと開かれる。

よく見れば左右に震電と召兌が控えていた。

そして昌朗が部屋に入るとスッと戸は締まり、いつの間にやら座布団が昌郎の前に要される。

まさに震電と召兌による式神様々である。


「調子はどうじゃ?」


「だいぶ良くなったよ……口にじゃりじゃり感がまだ残っているけど」


そう言って昌享は口に手を当てる、実際に物が口に入っているわけではないのだが感覚だけ残っているらしい。

その原因ともいえる薬を作ったのは昌朗で、副作用的なものとしてある意味効能はちゃんと出ていることの表れでもあった。


「それは何より」


そう言って、昌朗はベッドに横になったままの昌享の様子に少し困った顔を見せる。

まったく、この無理の仕方はいったい誰に似たのやらと過去の思い出と葛藤しつつため息をつく。

一応、咲には話しておいたが今日の昌享は昌朗の作った薬でも学校に行ける状態ではないので、代わりに昌享を模した式を作り学校へ向かわせたのである。

後で咲などから授業の内容を聞くことになるだろうが、人除けの術もかけたうえで最低限受け答えもちゃんとでき少なくとも欠席扱いだけは避けられるだろう。

そして、そんな祖父である昌朗の表情を伺いつつ今まで気になってたことを聞いた。


「じいちゃん、鈴のこと知ってたの?」


昌享の問いに顎に手を当て少し考えるような仕草をしながら昌朗は答える。


「全く知らなかったと言えばうそになるのぉ、流石にお前さんと同じように式神持ちの術者になってたとは知らんかったがな」


そう言って思い出すように昌朗は話し出した。


「信濃家は家と同様、この土地に古くから根付く陰陽の家系じゃ」


正郎曰く、この土地には複数の陰陽師を生業にしていた家系があるという。


「家の……今はお前の式神である八卦神将と信濃家に伝わっている式神たち、四霊神獣は伝承の六十四柱の一部と言われておる」


「つまり、震電たち八卦神将と鈴の式神たちは兄弟ってこと?」


昌享の問いに昌朗はゆっくりと頷く。


「一応、そうなるな」


そして昌享の視線は少し離れた場所にいたソウへと向けられる。


「ソウもそのあたりのこと知ってるの?」


「俺も言伝だが人間が伝承扱いしている話よりは正確さ、多分だけどな」


昌享の問いに頭を軽く震わせ、若干意味深げにソウは答える。

その意味ありげな言葉に昌享は口を開こうとするが、昌朗からの視線を感じ再びそちらへと視線を戻す。


「話に戻るが、六十四柱は伝承通り四神のために分割された。それが八卦と四霊、そして残りの太極神と五霊十干になったとされておる」


ここにきて陰陽師の才があると教えられ、最初の頃に読まされた古い古文書のような本にも確かにそれらしき話が合ったのを思い出す。

そして確認するように昌朗に質問する。


「つまり、この周囲には家と鈴の家以外にもう2つの家系があるってこと?」


「そういうことだ、他の地域の連中からは護神四家とも言われているみたいだがのう、特に残りの内の片方はお前もよく世話になっているぞ」


「え?」


驚く、昌享に昌朗は胸元から一枚の符を取り出して見せる。


「儂やお前さんが使う紙などのこれらの道具は五霊十干を使う黒雨くろう家が用意しているものだからの」


「そうなんだ」


そう言って昌享は壁に掛けられた夜間外出用もとより、仕事の際に着ている闇色のコートに視線を移す。

コート自身もそうだがあの中には普段持ちとは別にいくつかの呪符も入っているし、必要とあれば様々な呪具も入れられる。

まさに黒雨家に感謝である。

昌享が視線を戻すと符をしまった昌朗が今度は腕を組み難しい顔を見せ口を開く。


「ただ、もう一方の常葉ときわ家は実質、断絶状態だと聴いている」


「そうなの?」


「世継ぎがうまく行かないらしくてな」


昌享は驚きの顔を見せる。

自分も陰陽師に成り立ててであり、陽野家もそれに近い状態だっただけに少し親近感を感じたのである。

先ほどの八卦神将誕生の話からすれ伝承にも残る家系の一つが消えようとしているのは何とも複雑な気分である。

その考えを昌享の表所から読み取ってか昌朗は軽く手を振る。


「一応、縁戚をたどって余所から養子を迎えているそうだ。儂らが心配するようなことではない」


そしてニヤリと表情を変え昌享を指さす。


「お前さんもよそ様を心配できるほどの立場ではないからの」


「うっ……」


昨日のことを思い出し昌享は渋い顔をする。

しかし、そこへ助け舟のようにソウが割って入ってくる。


「まぁ、本来なら昌享にもこのあたりのことを顔合わせも含めて教えておくべきだったんだがな……」


「まだ、すべての神将を呼べてはおらんからのぉ」


「全部の神将を呼べていないとまずいの?」


二人の会話に昌享は恐る恐る入ってゆく。

八卦神将と呼ばれるように残る神将は三柱で、特に召喚順で最後の二柱となる神将は他の神将とはいろいろと特殊らしいということまでは知っている。

そのためすべての神将を揃えていなければだめなのかと昌享は思ったのだが、それを昌朗が首を振って否定する。


「いや、それぞれの家系でも各式神たちを呼べるのは少なくての、家の家系も昌享が生まれるまではいなかったそうじゃ。実際、儂だって神将は従えておらんじゃろ?」


昌朗の言うとおりだと昌享は気づきわずかに安堵する。


「信濃家に関しても同じで、鈴が四霊を従えたことは聞いてはいなかった……おそらく向こうもまだすべては従えていないということだろう」


「例外は黒雨家だがな、あそこは四家の中で頭的な立場にあって各家の状況は大まかに把握している」


「それっていいの?」


昌朗とソウの会話に昌享は疑問をぶつける。

世話になっているとはいえそんなに簡単に情報が入るものなのだろうか?

その疑問に昌朗は仕方なしといったように肩をすくめて答える。


「その分、他の地域と折り合いをつけたり、仕事の窓口として一手に引き受けているからのぅ。うちが表向き『ただの昔の地権者の家』で済んでいるのも黒雨家のおかげでもある」


昌朗の答えに「なるほど」と昌享は思い、同時に結構お世話になっているのだなと改めて感じた。

その話を聞いていたソウは若干複雑な心境を混ぜて口を開いた。


「まぁ、その分細々とした厄介ごとを任されることが多すぎるがな。そのくらいで済むと思えばだいぶ楽とも言えるかもしれないが」


ソウのこと間に昌享は細々とした依頼はそう言った経緯があったのかと再確認した。

最も駆け出しの昌享にとってはまだ何とかなっているのでありがたいと感じつつ、もし慣れてきたらどんな依頼が飛んでくるのか若干不安にもなった。

そんなことを考えている昌享を見ながら昌朗はふと顎に手を当てた。


「しかし、こうなったら近いうちに信濃のところに行かないとのぅ」


何はともあれ八卦と四霊を式神とした術者が身内に現れ、それが双方気づいたのである何かしら話をまとめておいた方がいいだろう。


「俺は……」


当の本人である昌享は自分も行こうと言おうとするがそれを昌朗は手を挙げて止める。


「何、ただの世間話のついでで良いだろうそれに……」


そう言って、昌朗は視線を外へと向ける。


「お前さんには別のお客が来るみたいだしの」


昌朗が言い終わるのを待っていたかのように閉じられていた部屋の戸が開かれ、一拍おいてひょいっと壁を越えて一つの影が庭に入ってきた。

それを見て昌享は驚きの表情を浮かべる。


「あれはこの前の猫……」


そこに現れたのは昨日、廃倉庫で見た白地に黒い縞模様の入った虎猫であった。

虎猫は視線が自信に集まっているのを確認すると恭しく首を下げる。


『このたびは我が主、信濃鈴様の言伝を賜ってまいりました』


その言葉に昌享はさらに驚きの表情を浮かべる。

一方、昌朗やソウは気にした風もなくその話に耳を傾けている。


『本日の放課後、咲様と共にこちらに伺うとのことです』


そこまでが言伝だったらしく虎猫は首を戻した。

そして、それを確認するとそうは部屋から庭に下り立ち虎猫の少し近くまで寄ってゆく。


「久しぶりだな珀琥はくこ


ソウの言葉に猫は軽く頭を下げる。

一方、驚きから少し戻った昌享が口を開く。


「喋れたのか……てか、珀琥って昨日の虎?」


その昌享の問いに答えるように珀琥と呼ばれた猫は再び首を下げた。


『鈴様より会話は禁止とされており、強硬姿勢を貫くようにと言われていましたので申し訳ありませんでした』


「なに、お前達の姿は一面にしか過ぎない。例の虎の姿がある意味本来の姿だからな、むしろそれを知っていて気づけなかったこちらが悪かった」


そう、珀琥の本来の姿は黄白の虎であり、そのことは神将たちは当然知っていた。

しかし、今ここにいる虎猫の姿に関しては知ってはおらず、しかも鈴からの命も合わさって一時敵対することになってしまったのである。

そして、首を戻した珀琥はそのままソウと話し始めるが、内容は昌享の耳までは入ってこない。

その様子を見ながら昌享はふと震電に声をかける。


「……震電」


「何だ昌享?」


「巽風は鈴の式神って知ってたのかな?」


先ほどソウがフォローしていたが実際どうなのか昌享は気になった。

神将の力は主の力にも影響される。

自身の力不足で巽風たちが気づけなかったのではないかと昌享は気にしていたのである。

それを汲み取ってか震電は少し考えて口を開いた


「まぁ、俺たちの同族ではあるからな……流石にあれがとは知らなかっただろうな」


「そうなの?」


視線を震電に向ければ、腕組をした震電が昌享をじっと見ていた。


「俺の知る限り、四霊は変化はしない奴らだったからな、気配そのものが変わるなんてしりもしなかった」


「同族なのに?」


その質問に震電は溜息を吐き答える。


「……情けないと言えば情けないが、同族とはいえ八卦に属する者たちより関係は薄かったからな」


「あまり震電を責めないでください」


「召兌」


そう答える震電を庇う様に召兌もまた話に入ってきた。


「私も気づかなかったのは一緒ですので」


確かにあの場にいたのは巽風だけではなく召兌も一緒だった。

少々、やんちゃな巽風に比べ、冷静で落ち着いている召兌も気づかなかったというならそれは本当なのだろう。


「……分かった」


昌享は徐々に申し訳ない気持ちになってきて話題を変えることにした。


「……そういえば他の三人は?」


「巽風と宵坎は共に咲様についています」


「……それって大丈夫なの?」


先日のことを思い出し昌享の顔が曇る。


「離蓮を含め父様と母様からもきつく言われたので今日一日は大丈夫でしょう。その離蓮は……父様と母様に呼ばれました」


黄坤おうこん蒼乾そうけん……だっけ?」


「はい」


召兌の答えに昌享は残りの神将を思い浮かべる。


「……残り三柱か」


残っているのは艮皆ごんかい、黄坤、蒼乾の三柱。

次に呼び出す予定の神将は艮皆だが、召兌が父様、母様と呼んでいる黄坤と蒼乾は八卦神将のまとめ役らしく、召喚できてい現状でも他の神将たちに何らかの指示などを出しているらしい。

果たして自分はそんな二柱を式としたうえで、主としてやっていけるのだろうかと不安になる。

そんな昌享の様子を察してか震電がポンと頭に手を乗せた。


「安心しろ昌享、お前ならできるさ」


「震電……」


「そうですよ、昌享様」


隣にいる召兌もそういって励ます。

確かに黄坤と蒼乾は八卦神将のまとめ役ではあるがそれ以外、八卦神将と主の関係は基本的に変わらない。

昌享は陰陽師として習い始めてからこの短い期間で震電から召兌まで五神将を式神として迎え入れたのである。

その実力は残る三神将も理解している。


「どうしても気になるなら艮皆を召喚した時に聞くと言い」


「どうして?」


震電からの話に昌享は疑問を浮かべる。


「あいつが今一番、黄坤と蒼乾の傍にいて昌享との関係を見ているからな。そして何よりあいつはその手のことを聞かれればちゃんと話す奴だからな」


「そうなの?」


「ええ」


一応、召兌にも確認すると昌享はふと天井を見上げた。

神将『艮皆』どんな神将なのだろうか?

そう考える昌享の耳にふいに声を大きくしたソウの声が聞こえた。


「じゃ後は夕方な」


視線を庭のソウと珀琥にむけると、珀琥が再び視線を室内に戻すと静かに礼をして入ってきたときのようにひょいっと壁を越えて姿を消した。

話をしてそこそこ満足したのか若干満足げな足取りで戻ってきたソウに昌享は声をかける。


「何を話してたんだ?」


「ただの昔話さ」


ソウはそれだけ言うと無理やり話を曲げるように声を高らかに上げた。


「しっかし、鈴が来るまでにせめて歩けるくらいにはしとかないとな」


その言葉に昌享はギクリとする。

このパターン……何か嫌な気がすると。


「お~い、準備はできてるか?」


ソウはそう言って昌朗に視線を向ける。


「この通り、最近のこともありますのでじっくり準備したのがあります」


そこにはおそらく昌享と震電、召兌、そしてソウと珀琥が話している間に持ってきたであろう特性の薬を持った昌朗の姿があった。

その独特の緑色と臭いの薬に昌享はぞっとするが、体がまだ起き上がれるだけの自由しか動けないのでどうしようもない。


「ちょっ、これはマズイって!絶対マズイって!!」


様々な意味の『マズイ』を言葉に込めて拒否をする昌享であるが体が言うことを利かない。


「良薬は口に苦し、だ。念のためだ震電、召兌は手伝ってやれ」


「えっ、二人とも……」


驚く昌享の体を押さえるように二柱の神将に押さえられる。

何とかしようとパニック状態の昌享は考えるが纏まらない。


「すまないがこちらとしても早く動けるようになって欲しいからな」


「申し訳ありません」


「だ、誰か……」


震電と召兌は申し訳なさそうに昌享に詫びをいれる。

それで少し落ち着いたのかふと他の神将を思いだし呼び出そうとする。

が……


「あ、他の奴らにも手出しは無用と伝えておいたからな」


昌享の思いを砕くソウの言葉に血の気が更に引く。


「本気で逃げるなら二人にちゃんと命じればいいぞ……出来る力が残っていればな」


楽しそうに語るソウに昌享は最後の抵抗とばかりに叫ぶ。


「ひ、卑怯者……んぐっ!?」


そのまま、昌朗、震電、召兌によって昌享に薬は飲まれてゆきやがて静かになった。


「震電、召兌すまなかった」


ソウの言葉に震電と召兌もどこか申し訳なさそうであった

薬を無理やり飲まされた昌享はきれいにベッドに寝かされているが、実際は気絶とも放心状態ともいえるような状態である。

ソウは満足した様子で昌享の顔を覗き込んだ。

見た目こそ酷い惨状ではあるが、昌享の霊力の直接回復と回復速度は勢いを増しているのが感じ取れる。


「どうやら効いたみたいだな」


「先も言いましたがここ最近ではいい出来ですからな、昌享の成長に合わせて調合しておりますが思いのほか薬の強度を上げるのが早いですな」


そう言って薬の入っていた器を拭き、昌朗はソウに問いかける。


「……少し急ぎ過ぎでは」


「すまんな、そうも言っていられないのが現状らしい」


昌享が来るまでここ数年ほぼ全く動いていなかった陽野家、術者の話がほとんどなかった信濃家、断絶状態の常葉家、そしてそれらをまとめていながら何も言わない黒雨家。

この地の四家すべてが何かしらの問題を抱えているような以上、のんびりするわけにはいかなかった。


「お前だってそうだろ」


「……確かに、ですがもう少し落ち着かせたいとも考えております」


「そうか……苦しませてしまってすまないな」


「それは、震電殿と召兌殿に行ってください。私の言葉などかの方々には軽すぎます」


そう言って、昌朗は笑みを浮かべながら薬の器を片付けるため歩いて行った。

その姿にソウはただ申し分けなさそうな視線を送るしかなかった。

2020年12月31日追記

今更(2、3年前)、八卦と神将の設定ミスに気付く……

修正しようかと思ったけどキーワードに『ご都合主義』を入れてたので、今のままの設定で強行しようと決める。

流石に十数年前から考えていた八卦神将達を設定を変えるのには限界がありました。

対象になったのは離蓮、巽風、宵坎を弄ってみたけどやっぱり何か違うとボツに、でも修正版は修正版で出したい欲もあるのがつらい。

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