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第零ノ巻 プロローグ
この地に住む一部の物だけが知る古い言い伝えがある
かつてこの地は黒き闇の軍勢に覆われていた。
あるときそこへ四神を従えるものたちが現れ闇の軍勢と対立した。
三日三晩にわたる戦いの結果、闇の軍勢はこの地よりその姿を消した。
四神を従えたものたちは天を仰ぎ神に乞うた
『大いなる神よ、新たなる封印を今ここに』
『我ら四神の力を持ちて今ここに新たなる封印を、天と地を隔てるべく新たなる封印の鎖を打ち込まん……』
『我らはこの地を封じる鎖となるべし』
『この地が再び闇に覆われんことを願わん』
大いなる神はその願いを是とし天と地を隔てる封印の楔を四神とし、さらにそれらを支え守護すべく新たに64の神を生み出した。
こうしてなされた封印はこの地に平穏と安寧をもたらしたという……
どうも初めまして。
ファンタジー系の連載、初挑戦、しかも更新不定期ですがよろしくお願いします。