蒼い夢。
狂おしくなるほど 真っ青で
白浜に揺り返す 波の音
小波の粒が弾けてゆく
踏み締めた一歩は
浅く 深く 緩やかに沈み
やがて 貝殻を踏み潰した
代償としては まだ軽い程度
足の裏は僅かに切れたぐらいで
滲んだ血潮が 砂に馴染んでゆく
裸足で駆け出して 海に飛び込んだ
月明かりを覆い尽くす雲は面倒で
波間に浮かび 涙を流して
漏れ出る嗚咽を 静寂に委ね
ぽちゃんと 跳ねる水飛沫
海豚だったら良かったのに
飛び込んで なお 後悔した
手を伸ばそうとして
星に 届かず