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ポイント付与ありがとうございますm(_ _)m

ハイテンションどたばたラブコメディですので、軽い気持ちでお読み下さい。


 何だこの、程よい固さの枕。かなり頭にフィットする。質の良い眠りはパフォーマンスに影響するから、枕はかなり拘って購入してたけどそれ以上!


 なんか、自動で頭も梳かしてもらってる…と、云うことはエステか美容院かしら?んー…確か私、社員旅行に行って死んだような死んでないような…って、事は可哀想な私に天使達がご褒美に…!?


 って、違いましたー!!!!

 破壊力ある絶世のイケメンが、蕩けそうな笑みを浮かべながら私の頭梳いてましたー!!!!


 しかも、寝心地最高の枕は、イケメンの太腿!硬すぎない筋肉にのり過ぎてない脂肪が良い仕事してますね!って、違うわい!


「な、何してんのよ…!?」

「真琴が倒れたから頭を打たぬ様、頭を支えておっただけじゃ。か、髪は、綺麗だと思ったら梳いておった。すまぬな。」

「サラッとイケメン発言辞めて!」


 な、何なの…

 初めて出会って、言い合いして、少し初キスして、夫婦になっただけの間柄なのに。

 コレが噂の美人局?美人局なの…!?私はお金なんか払いませんからね!!!!


「あ、そうだわ!私仕事探したいんだけど?ハローワーク的なものはこの世界にあるの?」

「ハローワーク?仕事なら、我の妻という立派な仕事があるではないか」


 い、イケメン発言の破壊力よ…。

 って、妻うるさい!私は私として生きるのよ!


「妻って言わないで!不本意だと伝えたでしょ?私は私で仕事を探します!あと、私貴方の名前すら知らないんだけど?それなのに、妻って言わないでもらいたいわ!」


 そうよ!私このイケメンの名前すら知らないのよ!

 名前を知らなきゃ、美人局でお巡りさんにも突き出せやしないわ!


「名…か。我に名はない。黒龍として存在しておるが、個を示す名はないのだ…。ふむ、真琴よ名を付けてはくれぬか?」

「名前を?私が?貴方の?」

「そうだ。真琴に付けて貰えるなら、我も嬉しいぞ」


 イケメンの名前…全身黒いから黒じゃ駄目よね。うん。

黒龍で、ブラックドラゴン何ていうのも駄目よね〜。私名付けのセンスないわ…

んー…ドイツ語で黒でシュヴァルツとか?呼びにくいわ!

縮めて、ヴァルツとか?んー…ワルツに聞こえるわ!

黒…黒…

 もうあれね、黒曜石に似てる鱗持ってるんだから、黒曜でいいか。言いやすいし。センスは無いけどまぁ良いか。


「黒曜は?」

「黒曜…真琴の国の言葉か?」

「そう。貴方の鱗が黒曜石みたいで綺麗だから黒曜。どうよ?」

「き、綺麗!?ま、真琴の方が綺麗だ!」

「そりゃ、当たり前よ!男と女じゃ綺麗の度合いが違うわ!」


 当たり前の事を言われてハッスルしてしまったわ!

って、面白いオモチャを見てる子供みたいな目で見ないで!見つめないで!


「とりあえず黒曜、私は仕事を探したいのよ。だから、仕事がある所に連れて行って貰えないかしら?」

「それは、我を頼ってくれてるのか?」

「勿論よ!」


 頼られてると分かったからか、俄然張り切るイケメンこと黒曜。

なんかもう、イケメンのニコニコした表情にあてられるわ…。不本意ながら、この表情にしてるのが私なんだと思ったら少しほんの少しだけキュンってしたりしてさ。

 なんか、甘酸っぱいっていうか、恥ずかしいというか、むず痒い!


「兎に角、黒曜仕事よ仕事!私はお金が稼ぎたいのよー!」

「なら、地上で人間や亜人がよくやってる冒険者が1番稼げると思うぞ?」

「冒険者?そんな職業地球にはないわよ?冒険家の事?」

「我も詳しくは無いんだが…、人型であれば地上でも問題はない…か…。真琴、一緒に冒険者になるか?」


 冒険者?って、それって何てRPG!?

 勇者とか魔王とかも出てくるのかしら?んー、何か凄い異世界感ね。

 やっぱり、私あの時死んだのかも?それとも巷で話題の異世界召喚?どちらにしろ地球だったら出来ない事を、全力で楽しんでも良いかも?特殊諜報な私の実力を更に伸ばすチャンス?

 社員旅行でロッククライミングしたりした私に不可能とか無いんじゃない?そもそも、龍の嫁になったりあり得ない尽くしなんだし楽しむしか無いんじゃない?ねぇ?ねぇ?ねぇ!


「黒曜、私世界の覇者になるわー!!!稼いで稼ぎまくるわ!」

「ふむ。真琴がやる気だな。なら、終焉の地から出るか」


 バサッと大きな音がしたと思ったら、黒曜が龍になってた。

 あれ?でも最初に見た時より小さい?


「真琴1人乗せて移動する位の大きさになってみたんじゃが、どう…じゃ?」

「カッコいい!!!何?本当に龍なんだ!?ってか、やっぱり鱗綺麗ねー黒曜凄い綺麗!」

「そ、そうか…じゃぁ、移動するか」


 ドラゴンモードの黒曜に跨って、首に腕を回す。

 黒曜が、くっつき過ぎじゃないか?とか訳わからん事言ってるけど無視!


 兎に角、仕事よ仕事!


「さぁ、ここから私の覇道は始まるのよー!!!」


 私の咆哮が荒野に吸い込まれていった。

ようやく何もない荒野から移動です。

次は閑話の更新となります。

神界サイドのお話です。

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