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すみません、私生活バタバタし始めた為、更新を一時間本日より遅らせます…。
暫くすると、黒曜から目を開けて良いと伝えられる。
以前、神界に来た時のような具合の悪さも、意識を飛ばすようなこともなく、すんなりと移動が出来た。
星に邪魔をされなかったからなのか、私自身に耐性が出来たのかはわからないけど。
「真琴、ここが真琴の指定した場所だ。」
黒曜は、私が指定した場所に真っ先に連れて来てくれたらしい。グッジョブ!
しかしここが、王都の先にある森の中にある湖かぁ…
「湖というか、池?」
やけにチンマリとした、正直…湖というより池。徐々に水位が無くなったのだろう、池の周りには、窪みと湿った地面が広がっている。
それに、湖の周りにある木々は枯れ、茶色の空間が広がっていた。
ここには、生命の輝きが感じられない。
『前はもっと湖って、感じだったにゃ』
ジークは、以前の湖を思い浮かべたのだろう、苦々しい顔をしながら池を見つめる。
「何で、こんなに水が減ってるのかしらね?」
私の問に答えるよう、白曜は黒曜の首から器用に降り、私の首に巻き付く。
「嫁御は知らぬか、神による生命誕生とは、生命の核になるものと水と我等の祝福が必要なんだよ。コレだけ水位が下がってるという事は、随分大きな生き物になるな。」
白曜は、のんびりとそんな事をいう。
「ってか、生命誕生は白曜と黒曜の専売特許じゃないの!?」
私は、黒曜と白曜交互に見て言う。
じゃなきゃ、馬鹿女神達でも「神」と付けば出来ることになってしまう。
それは、神もピンキリだと知った今、とても危ういと感じるし、駄目だろ!と、叫びたくなる。
「無から有を、有から無を創り出し消し去るのは、我とこやつしか出来ん。だから…」
「あの女神達は、3柱で俺達の真似をした。」
白曜に近付きたい一心で、黒曜を出し抜き必要ないと思わせる為に…。
黒曜は苦々しい顔を、白曜は白蛇の頭を下げ、ションボリとしている。
完全なる白曜の人選ミスと、部下育成失敗の結果だものね。
しかし、自分達の力が足りないからってさぁ…
「この星の核を使い、祝福を与え、大量の水がある所に安置した。って事ね…。」
それは、過ぎた行為であり、女神達では抑えきれず…、そして星自身もギリギリまで堪えたが、変化する自身を抑えきれず、そんな自身にした女神達を恨み…助けてくれぬ人を憎み…壊れてしまいそうになっていたのね…。
「ってか、これどうすんのよ…行き過ぎてて想像つかないんだけど…」
けど、そんなギリギリでも、この星に住まう全ての生き物の為、ずっと助けを求め、堪えてきていたのだ。
「この世界の意思は、とても気高いわね…。救いたってあげなきゃ。」
◇
「黒龍の花嫁…頑張ったけど…もう」
世界の声が響く。
よく頑張った、大丈夫間に合うし、間に合わせるから、もう少しほんの少しだけ我慢して。
「黒龍の花嫁…ごめんなさい………あり…が…」
まって、まだ駄目!逝かせない!!!
「白曜ーーー!!!あんた創世神でしょ!?時間の流れを一時的に止めて!」
私の咆哮が響く。
白曜は、私の咆哮と同時に力を顕現させる。
「黒曜!あの池の中心から核を取り出して!!」
私の指示に従い、黒曜も動き出す。
「ジークは、ここで起こる事を察知できないよう闇の力とかで隠して!オウちゃんは、これ以上この星が大きくならない様に、水分という水分奪って隠して移動させて!」
ジーク、オウちゃんは、他の精霊の力も借りて私の望んだ動きを始める。
「女神達に歪な思考を植え付けられた、親愛なる星よ!アナタの気高い想い全てを愛おしく思うわ!絶対に救ける!!!」
私の咆哮は、白曜の止めた時間の中、黒曜が愛すべき星の核を呼び寄せ、ジークやオウちゃん精霊達が隠し黒曜が呼び寄せた核から水分という水分を取れるだけ取り始めた中、反響し光となり満ちる。
「だから、何で光ったりするのよ…」
勿論、この呟きも反響し、ポワポワした光になる。
「加護とか力とか愛とか良く分からないけど、ハッピーエンドになるなら何でもござれね。さぁ、みんなで幸せになる為に突っ走るわよ!」
黒曜が呼び寄せた、星の核に光がまとわりつく。
ちなみに星の核は、蜥蜴みたいな形をしてした。その尾は長く、黒曜のドラゴンモードの尾すら凌ぐ。
コモドドラゴンの滅茶苦茶大きいサイズで、見た目を更に凶悪にした感じが、星の核だそう。
絶対、馬鹿女神達の悪影響が出てるわ…。
あんなに気高く、世界を守る為に耐えた子が、こんな凶悪な見た目な訳がない。
「この子を、元の姿に戻してあげたい…。汚くて嫌な気持ちは全部まとめてお星様になればいいのよ…。」
私の呟きは、黒と白の光になり、黒々と淀んだ色になっている蜥蜴の形をした核にまとう。
「ほぉぉ!黒曜と白曜が光になったみたいね!綺麗!」
やはり、間の抜けたアホみたいな感想しか言えない私は、キラキラ光る空間で、何かゴッソリ奪われた感覚に襲われ、そこでブラックアウトした。
あ、またコレ…




