表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
37/42

27

すみません、諸事情により更新遅れました…。

申し訳ないです…



 私達は移動するために、行きと同じくドラゴンモードの黒曜に乗り、肩にはジークとオウちゃん。


 ドラゴンモードの黒曜にも見慣れ、颯爽と跨ぎ乗りこなす私。うん、見た目だけなら最高にファンタジー!


 まぁ、見た目だけなんですけどね。内情はかなりリアル。切羽詰まってる。


 これから、お母さん達のいる世界に戻る。

 ってか、サッサと戻りたい…。世界が、星が心配なのもあるけど、この状況が本当に疲れた…。


 白曜が、ジークとオウちゃんを離したがらず、抱きとめたままイヤイヤする、なんとも残念なひと悶着もあっり、かなり疲弊している。





「白曜…ジークとオウちゃんを離して…?」


 ギュッとジークとオウちゃんを抱き締めて離さない白曜。

 コレで創世神って…本当に神界に居られる神々は残念極まりない。

 本当に残念極まりない!


「嫁御は黒龍いるじゃん!?俺も、愛しいモノに囲まれたい!」


「白曜の周りには側使えさん達沢山居るでしょ!?」


「ジークふわふわ!オウつるふわ!黒龍ちゅるちゅる!俺の周りにはふわふわも、つるふわも、ちゅるちゅるも居ない!」


 まぁ、だろうね。

 みんな人型だもんね。


「でも駄目!ジークもオウちゃんも私の大切な家族です!」


「なら、俺も家族!」


 いや、まぁね、黒曜のパパンなら家族よね。うん。


「家族は家族だけど、白曜仕事あるでしょ!?」


 何とかしてジークとオウちゃんを離してもらう為に、私も必死だ。


「俺の仕事なんぞ、誰でも出来る!」


「出来てないから、こんな事になってるんでしょうが!?」


 私は、ハラハラしてる側使えさん達を尻目に、白曜に怒る。

 そもそも、白曜の人選が良ければ、こんな混沌というに相応しい状況にはなってないわけで…。


「む〜…嫁御は正論しか言わないな。なら、俺が問題を解決しよう。それが良い!」


 いや、何を言ってるのこの神様は…。


「白曜が出っ張ったら、より収拾つかなくなるじゃない!?」


「なら、ジークとオウを置いていけ!」


「いや、駄目だからね?」


 わーわーぎゃーぎゃー、私と白曜が着地点が遠ざかりつつある、不毛な争いをしていると、黒曜が助け船を出してくれた。筈だった…。


「創世神よ、なら分体を創り置いていけ」


 え?


「あ!それがあるな!黒龍はやはり賢いな!」


 は?


「責務に差し障りないくらいは能力を分けておけ。」


 な?


「勿論だ!そうと決まれば話は早い!分体を創り、周知してくるぞ!待ってろ!?」


 えぇ〜…。


 黒曜、それは助け船じゃない…!追討ちでトドメ!しかも、私に対しての!!


「あ…の、黒曜…?」


『『真琴、諦めも大事。創世神様は自由過ぎるから!黒曜様は天然だから!』』


 黒曜に、クレームを出す前に事の成り行きを遠い目で見てたジークとオウちゃんに止められた。

 

 ジークとオウちゃんが訴えてくる内容は、重々承知ですが…えぇ〜…。


 神って本当に自由で、本当に我侭で、本当に想定外の事をやらかしてくれるわ…。


 こんな自由な神様だからこそ、数多の世界を創り出し、其々の世界に違う特色を持たせたのかもしれないけど…。


 ただ、それに巻き込まれて迷惑を被るのは周りの人間(?)なんだけどね…。本当に…、お母さん達に何て説明しろって言うのよ…。

 

 あそこに居る側使えさんなんか、白目向いてるわよ…。







 で、気が付けば、白蛇みたいになった白曜が、黒曜の首元にマフラーの如く巻き付き、冒頭に戻るわけです。


 黒曜の首元に白曜、背に私、私の肩にジークとオウちゃん。


 まるで何かのパレード…。



「もう!これで良いから戻るわよ…。」


「嫁御は我侭だな?仕事もする為にしっかり分体を創り用意したし、何ら問題はないだろ?」


 白曜は、蛇みたいな見た目で、何で?何で?と頭をヒネっている。可愛いけど、それとこれとは話が別だ…。


「白曜、少し黙っててね。そして、向こうに着いたら、絶対喋らないでね?絶対よ?絶対!」


 我ながら、黒いオーラが出てるんだろうな位には怒って忠告しておく。

 じゃないと、きっと白曜はやらかしてくれるだろうから。



「ふむ、嫁御は心配性なのだな?」


「真琴は用心深いと言うのだぞ。さて、皆よ移動する故、目でも瞑っておれ、着いたら声をかけよう。」


 

 黒曜の物言いに、抗議をしたかったが、それよりも早く移動する事になってしまった。


 本当に、自由過ぎるのよ…。


 けど、まぁ、みんな一緒の方が楽しいから良いけどね。



「なんか、コレから世界救う!みたいなテンション一切ないけど大丈夫よね?」



 私の呟きに、みんなは余裕!みたいなノリで返答する。


「我がサポートに徹するのだ、安心しろ。」


「俺も嫁御のサポート一生懸命やるぞ?だから大丈夫だ!」


『『僕達も頑張るよ!大丈夫大丈夫!』』


「…………頼んだわよ…。」



 みんなの期待を一心に背負い、大好きな人達の元に戻る。

 あ〜ぁ、本当なら、相思相愛だね!とか甘い事言いながら向かいたかったわ…。


 まぁ、私達はこんなもんでしょう。サッサと世界救って、新婚旅行の続きに出掛けましょうね。







評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ