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すみません、諸事情により更新遅れました…。
申し訳ないです…
私達は移動するために、行きと同じくドラゴンモードの黒曜に乗り、肩にはジークとオウちゃん。
ドラゴンモードの黒曜にも見慣れ、颯爽と跨ぎ乗りこなす私。うん、見た目だけなら最高にファンタジー!
まぁ、見た目だけなんですけどね。内情はかなりリアル。切羽詰まってる。
これから、お母さん達のいる世界に戻る。
ってか、サッサと戻りたい…。世界が、星が心配なのもあるけど、この状況が本当に疲れた…。
白曜が、ジークとオウちゃんを離したがらず、抱きとめたままイヤイヤする、なんとも残念なひと悶着もあっり、かなり疲弊している。
◇
「白曜…ジークとオウちゃんを離して…?」
ギュッとジークとオウちゃんを抱き締めて離さない白曜。
コレで創世神って…本当に神界に居られる神々は残念極まりない。
本当に残念極まりない!
「嫁御は黒龍いるじゃん!?俺も、愛しいモノに囲まれたい!」
「白曜の周りには側使えさん達沢山居るでしょ!?」
「ジークふわふわ!オウつるふわ!黒龍ちゅるちゅる!俺の周りにはふわふわも、つるふわも、ちゅるちゅるも居ない!」
まぁ、だろうね。
みんな人型だもんね。
「でも駄目!ジークもオウちゃんも私の大切な家族です!」
「なら、俺も家族!」
いや、まぁね、黒曜のパパンなら家族よね。うん。
「家族は家族だけど、白曜仕事あるでしょ!?」
何とかしてジークとオウちゃんを離してもらう為に、私も必死だ。
「俺の仕事なんぞ、誰でも出来る!」
「出来てないから、こんな事になってるんでしょうが!?」
私は、ハラハラしてる側使えさん達を尻目に、白曜に怒る。
そもそも、白曜の人選が良ければ、こんな混沌というに相応しい状況にはなってないわけで…。
「む〜…嫁御は正論しか言わないな。なら、俺が問題を解決しよう。それが良い!」
いや、何を言ってるのこの神様は…。
「白曜が出っ張ったら、より収拾つかなくなるじゃない!?」
「なら、ジークとオウを置いていけ!」
「いや、駄目だからね?」
わーわーぎゃーぎゃー、私と白曜が着地点が遠ざかりつつある、不毛な争いをしていると、黒曜が助け船を出してくれた。筈だった…。
「創世神よ、なら分体を創り置いていけ」
え?
「あ!それがあるな!黒龍はやはり賢いな!」
は?
「責務に差し障りないくらいは能力を分けておけ。」
な?
「勿論だ!そうと決まれば話は早い!分体を創り、周知してくるぞ!待ってろ!?」
えぇ〜…。
黒曜、それは助け船じゃない…!追討ちでトドメ!しかも、私に対しての!!
「あ…の、黒曜…?」
『『真琴、諦めも大事。創世神様は自由過ぎるから!黒曜様は天然だから!』』
黒曜に、クレームを出す前に事の成り行きを遠い目で見てたジークとオウちゃんに止められた。
ジークとオウちゃんが訴えてくる内容は、重々承知ですが…えぇ〜…。
神って本当に自由で、本当に我侭で、本当に想定外の事をやらかしてくれるわ…。
こんな自由な神様だからこそ、数多の世界を創り出し、其々の世界に違う特色を持たせたのかもしれないけど…。
ただ、それに巻き込まれて迷惑を被るのは周りの人間(?)なんだけどね…。本当に…、お母さん達に何て説明しろって言うのよ…。
あそこに居る側使えさんなんか、白目向いてるわよ…。
◇
で、気が付けば、白蛇みたいになった白曜が、黒曜の首元にマフラーの如く巻き付き、冒頭に戻るわけです。
黒曜の首元に白曜、背に私、私の肩にジークとオウちゃん。
まるで何かのパレード…。
「もう!これで良いから戻るわよ…。」
「嫁御は我侭だな?仕事もする為にしっかり分体を創り用意したし、何ら問題はないだろ?」
白曜は、蛇みたいな見た目で、何で?何で?と頭をヒネっている。可愛いけど、それとこれとは話が別だ…。
「白曜、少し黙っててね。そして、向こうに着いたら、絶対喋らないでね?絶対よ?絶対!」
我ながら、黒いオーラが出てるんだろうな位には怒って忠告しておく。
じゃないと、きっと白曜はやらかしてくれるだろうから。
「ふむ、嫁御は心配性なのだな?」
「真琴は用心深いと言うのだぞ。さて、皆よ移動する故、目でも瞑っておれ、着いたら声をかけよう。」
黒曜の物言いに、抗議をしたかったが、それよりも早く移動する事になってしまった。
本当に、自由過ぎるのよ…。
けど、まぁ、みんな一緒の方が楽しいから良いけどね。
「なんか、コレから世界救う!みたいなテンション一切ないけど大丈夫よね?」
私の呟きに、みんなは余裕!みたいなノリで返答する。
「我がサポートに徹するのだ、安心しろ。」
「俺も嫁御のサポート一生懸命やるぞ?だから大丈夫だ!」
『『僕達も頑張るよ!大丈夫大丈夫!』』
「…………頼んだわよ…。」
みんなの期待を一心に背負い、大好きな人達の元に戻る。
あ〜ぁ、本当なら、相思相愛だね!とか甘い事言いながら向かいたかったわ…。
まぁ、私達はこんなもんでしょう。サッサと世界救って、新婚旅行の続きに出掛けましょうね。




