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月を染めゆく緋色のベルベット  作者: 藍スミレ
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嫌な顔

 多少の贅沢をしても、生活になんら支障は無い。

 ならば、今日はなるべく控えている酒に溺れよう。


 普段の溜まった鬱憤程度ならばいざ知らず、今日は最も見たくない人種の顔を見てしまった。

 歪んだ騎士道の道に殉ずる者の顔を。


「……ふん、小娘が」


 言って、ガインの足がピタリと止まった。

 どうやら、あれこれと思考錯誤している内に、行きつけの定食屋の前に着いていたらしい。


「ちっ、ねぇ頭で考えたってしゃあねぇ。 飯食ってさっさと忘れちまおう」


 ガインは角張った太い指で、頭の髪をわしゃわしゃと掻きながら、店へ足を踏み入れた。


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