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月を染めゆく緋色のベルベット  作者: 藍スミレ
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第一歩

 ロウとヴァルドレッドは、折れた岩芽吹く聖剣(バース)の破片を集めていた。


「小指よりも小さい破片もあるから、しっかり目を凝らして見ろよー」


 焦土と化した不毛の地に、膝を落として入念に視線を運ぶヴァルドレッド。


「うーん、流石にこれ以上は……」


 二人で必死に探し続ける事、既に三時間。

 なんとか七割、大きく割れた破片のみ彼女達は集める事ができた。


 ヴァルドレッドがレイスの聖剣の破片を集めるのには理由がある。

 それは、ロウにも強力な武器を持たせる為だ。

 先程の戦いで、ロウは巻き添えを喰らわないよう、終始傍観する事に徹していた。


 それは無理も無い事だ。

 武の心得と戦の心構えを知らぬ者が、いきなり歴戦の戦士に勝てる訳がない。


 これはそれらを補う為の第一歩だ。

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