バビロン
野崎まどはやっぱり実写に向かないかもしれない。別にファンタジーな存在が出てくるわけじゃない。ただ様々な現実ではありえないとは言えないレベルの物が合体してやっぱりいつもの野崎まどになる。どんなお話しもインパクトと言うのが重要なのだけど、これを創るのがすごく上手い。
その時非現実的なものも多用する。それは非現実的なものを重視してるわけじゃない。野崎まどのインパクトはそういった存在と同じ自称に現実的なものもある。
この手法が酷く馬鹿馬鹿しさも含んでしまう。実写化不可能と言うわけじゃないが、馬鹿みたいに感じてしまう人は実写の方が多分多く出るだろう。野崎まどはその部分独特の物がある。なんと言うかこのセンスは他のクリエイターとはまるで違う。他のクリエイターは非現実的なものと現実的なものにきちんとした線引きがある。この人にはない。だからこそ生まれるハチャメチャな感覚にさせる内容。
野崎まどは実写化出来ない事は無いが、アニメにしておくのが無難だろう…。
正直言って野崎ワールドのズレタ感じを言葉にするのはとても困難だ。それが今回の何が言いたいんだ?って文章に繋がってる。
要するに野崎まどの描く内容はシュールなんだな。