炎炎ノ消防隊2
ほむら人そっちのけで、内輪もめがあかんと言う評価が多いけど、最初からそうなるのは主人公の回想で分かってる。ネタキレとかあるが、いや最初からそういう計画の物はネタ切れじゃ無いから。
と言いつつも私これ人体発火をここまで大掛かりな舞台でやったのは上手いなと刺激を受けていた。これ考えてみると、作品のキーとなった個性はほむら人とその退治であり。それがたいしたこと無くて内輪もめばかりやってたら確かに不味いな。
私もあかんと思いつつも、最初から計画的なので膨らますって展開をそっちもありだと見て刺激を受けたので特に問題にならなかった。
この手の知能の低い強大なモンスター退治は知能が低い部分にキーがあって、そこがネックになるので、人間同士が争うことで補うことが多い。ネタバレになるけど、これを陰謀出来レースにして話を続けたのがエヴァと進撃になると思う。これもその系統をさっさと初期に見せたので、人体発火を膨らます中に出来レースも入っていて私は自然に見てる。
だがほむら人って人の心が壊れてしまうモンスター的な怪物退治が消えてしまったのは、やはり初期与えた作品の個性をなくしてしまうようなものだと思う。
ギャグは多いが、陰気な作品だし、嫌いな人はどうしても受け付けないってのは仕方ないかもしれない。後ソウルイーターの期待で見た人が失望するってのが多い。私あっちの方が苦手だった。人の武器化は結構好きなので、何が苦手だったのか?は多分ローファンタジー的な部分がこの作品好きなんだと思う。
えあんた???基本的にはローファンタジー飽きてるんだけど、飽きてるって点で、この稀有な設定なのは納得してもらえるとは思う。ハンターとかすれすれだけど、ソウルイーターはかなり明確なハイファンタジー的な世界観だったと思う。学園者なのに日本の空気が全く無いから。同じ戦士を育てる学校って事でヒロアカと較べると良く分かる。いやヒロアカもローファンタジーすれすれなんだけどね、個性なんてものがあって社会が根本が違うから、科学がベースじゃない現代を延長したSFのつくりなんだよな。
世界観ががっちと嵌らない時ハイファンタジーってかなり駄目。入間君もすぐ切ってるからしっくり来ないのがある。