ありふれた職業で世界最強
まとめ後に書く形でどうもすっきりしないけど、だからって次のシーズンに書くにはまだ時期が違う。例外的にこういうのもありかな?と思って書く事にする。次のシーズンの感想を書いたら以前のシーズンの物はそこにいれるようにする。
さてこの作品なろうのうちと外じゃ受けが違って当たり前だ。アニメ化では始めてのクラス転移。だがクラス転移の王道じゃない。王道はクラスを描く事で、俺ガイルの様な学園物を描くことになる。大体クラスカーストを引きづったまま描く作品が多いので俺ガイルが似ていると書いてる。
で、この作品そのツボを捨ててしまってる。敢えて言うなら、これなろうでは邪道なんだけど。王道を経験した人間が楽しめる邪道になる。もちろん私もツボじゃない。でも、クラス転移の別作品を見ていたら、なんかクラスメートのしがらみわずらわしいなと思える時がある。ありふれのそういうの全部無視して我田引水わが道を行くって感じの自分勝手さが実に心地良い。
んまーこれが批判される基なんだけど…。
これある種のピカレスクロマンがもつ爽快感に似てないか?とは思う。別にデスノートぐらい外道主人公ではない。あっちは妨害をクリアしていくが、基本守るべき安穏とした立場ってのがあり、追われるもののストレスがあり爽快感とは違うと思う。
ピカレスクロマンより分かりやすいのは、ファオリングダウンって映画じゃないか?と思う。ぶちきれちゃった一般人主人公が好き勝手いろいろやらかす話になる。
所謂、知性派からはしかめっつらをされる自由ってやつがそこにはある。
私は、今やっと気がついたのでそれほど楽しめなかったが、なろうのクラス転移の王道に飽きると邪道が生きてくるんじゃないかな?と思ったりしてこの作品ってなろうのうちと外じゃ全然評価が違うんじゃないかなと。