ケムリクサ
けもフレとポスアポ。私はこれ疑ってる。何度も書いてるが、条件反射のベルがとても有効だと書いてる。アニメの感想の大半はこれじゃないか?と見てる。肉と同時にベルの音を鳴らす。そうする事でベルの音=美味しいと犬がよだれを出す。中身が無いのにただ特徴的だという点だけ記憶に残る。
自分が面白いと言う理由の大半はただの目だった特長でしか無い事がアニメは大半。何故か?と言うと大体の人は自分だけの感情の固執するからだ。後は逆に周りを見て自分には良く分からない場合回りの感想にすぐに納得してしまうからだ。アニメの感想の大半はごく少数の偏った意見によって形成されてるケースが多い。
そういった人間ほどこういう部分を知らないのが原因なんだ。ただ特徴を見つけるのだけが上手くて、その中身を吟味しない。じゃお前はなんで分かるんだ?となると、まず慎重だからと、頭使わない物語なんてそう何パターンも複雑な刺激で構成されてるわけが無いんだ。他のもっと単純な作品からの刺激の比較で特徴ではなく、共通点から探っていくからになる。
そこでけもフレ最大の特徴はキャラ可愛いになる。それポスアポと違うのじゃない?ならポスアポが良かったのは間違いないが、これは隠し味なんだ。甘みに対する隠し味の塩であり、塩自体を前面に出すと全く違う別物の味になってしまう。けもフレにとって最大の武器はキャラが可愛い事で、その主軸がない状態でポスアポ自体がそのままけもフレの主軸の味になるわけがない。
そもそも私はキャラ可愛いにかなり飽きてる。それゆえ当時のブームにおいてもそんなにこれ面白くないなと見てた。それは天邪鬼じゃない。私は深夜のそういった流れそんなに好きじゃなかったんだ。でも流行の時期は確かに刺激的だったので辛うじて楽しめてだけで、それに飢えてるわけじゃない。
それゆえに隠し味以前にそもそもたいした刺激じゃなかった。じゃけもフレにとっての刺激とは?けものの習性のリアルと絡めたケモナー刺激のあるキャラ。それと絡んだ独特のたつき演出による3Dキャラと演技。次に1話ごとのストーリーになる。これはポスアポとはまったく別で、ポスアポは全体を流れるストーリーと世界観で主軸は1話1話の動物習性を使った問題解決とそれに絡むかばんちゃんの知恵と工夫による絡み合いになる。
この作品のどこにそんなものがあるのか?となる。
正直けもフレも1,2話はゴミだった。好きじゃなかったレベルじゃない。でも4話ぐらいから私が書いたストーリーの弱い刺激とキャラの演出が光っていた部分が絡み始めて私にとっては底辺で刺激になって最後まで見れた。そこからそこが抜けて隠し味である主となる味が無いけもフレを見て面白くなるのか?大いに疑問がある。
ただ一部の人の熱狂的なポスアポが主軸となった味のたつきファンが居るのは否定し無いけど。大半のけもフレファンは多分そうじゃない。