この音とまれ
単純に面白い。ただそれゆえに書く事がなかった。今回書こうと思ったのはそういったシンプルな感想じゃなくて、これなろうに向いて無いか?である。と言うか文字ムキだという点。実際なろうには全く向いてない。逆転の発想でこういう作品が選ばれる事が大事じゃないのか?と考える。
ただし、だからって既存の小説を批判する気は無い。私はこれを書く事で改めてなろう批判ってゴミだと思った。ここから何故なろう批判に行くのか?それは簡単で、なろうの小説の価値が分かって無いからになる。価値が分からないから単純に否定して、なろうの上位は消えるべきだとなるわけだ。
複アカとか不正もあるだろう。だが多分全体の中では無視して良いレベルだとおもう。運営はこういうの無視しては駄目だが、信用ってレベルではなろうは十分機能している。それゆえなろうの問題はそんな事は些細な事として無視して良い。問題は問題じゃない。問題というより、なんというかこういった作品しか選ばれないって特徴がある。
その特徴からするとこの作品は文字向きなのになろうじゃ多分上位にならない。だからって今のランキングを否定しちゃ駄目なんだ。ランキングってのは所詮は導線でしかない。導かれるルートが他にもあれば問題ないし、最終的には無駄にこういったルートを作らないって点にある。その点一点だけ別ルートを作れば良い。
それが何度も書いてる小数精鋭ランキングになる。それで選ばれるのか?ならそれは分からない。ただ大事なのは全員参加には全員参加の特徴があり、多くの人が嫌う個人による偏った個人的好みの評価ってのは実はとても重要なんだって点。前から私は書いてる、多くの人が嫌う上から目線の個人の好みの押し付け評価ってやつだ。
前から私が書いてるのは評価ってのは究極的にそうなると見ている。よって評価ってのは曖昧に海の中に真水をたらすようなことをしてはいけない。全体の中に個人を安易に混ぜちゃ駄目なんだ。でも個人的なものは確かにイマイチだ。その間を取って少数集団による、方向性の無い全体の平均評価と違う価値ってのをきちんと意識し無いといけない。
結局それで選ばれるのか?ならそれは不明だ。そのあたりは選考基準をいろいろ用意して大きく少数と全員に分けて少数に絞ってから難易度の高いメンドクサイランキングを扱えば良いと思う。文科系とかスポーツ要素とか青春で大体いけると思う。後はそれが好きな人をどう選考するか?だが難しいとは思う。
ただそのあたりは重要じゃない。どういった作品が選ばれるか?は大事じゃない。大事なのは全員ランキングじゃまず選ばれないって事。何故ならそれは漫画じゃないからになる。文字で読む場合駄目なんだ。例えば評価の高いユーフォなども氷菓に較べると原作の売れ行きがあまり伸びなかった。
こういった作品はやはり漫画層なら多数派として読んでもらえるが、漫画層が文字で読むなら拒絶されてしまうんだ。結局そういった相互で関係性が深い物語はなろうファンタジーになってしまう。
最初から文字好きの読者の方が意外とこういう作品が選ばれる可能性があると見ている。すごくユーフォと似た部分を持つ作品。文科系なのに中身はスポーツ系の部活動となんら変わりない点。例えばこれを小説などを書いたり芸術系の部活動や天文部だったりするとがらっと変わる。宙のまにまになんて良いとおもう。
競争は小説を書いたりするのにもあると思う。ただ結局指なのか?体全体を使うか?の違いで小脳を鍛える活動って点でほぼ同じものがある。スケートの芸術点と単純に3回転や4回転回るなどの技術の違いだと思う。どのみち芸術店も体を自由に動かす土台があっての事になる。
女性の多さから根本的な違いは筋肉量の差なんじゃないか?としか思えない。根っこはどっちも体を使う同じ系統の技術だと素直に思える。
なんとなくこれ文字的だなとか感じた直感はあながち外れないと思う。